2018年04月19日

粉河街道・貝塚→粉河

粉河街道は貝塚で紀州街道と分かれて
犬鳴山、西国三十三カ所の粉河寺を結びます。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

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紀州街道との追分にある立派な道標ですが
悲しいことにペンキをかけられてしまっています。

明治期に作られた大阪南部に多いタイプで

「左 粉川街道犬鳴不動粉川道」
「右 国道廿九号路線佐野加太和歌山道」


と書かれています。
粉河の河が「川」なのが面白いですね。

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貝塚は寺内町で古くからの町でした。
歩いているとあちこちに地蔵さんがおられます。

祠にしっかりとおさめられてものが多く
地域の信仰心の深さがでています。

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お地蔵さんをよく見てみると
道しるべが刻まれています。

「右 大木」

大木とは粉河街道沿いの集落になります。
このような地蔵型道標が多いのは貝塚の特徴です。

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途中で熊野街道(小栗街道)と合流します。

じょじょに郊外の様相になっていきます。
田畑が多くなってくるのもこの辺りから。

泉南地区には溜め池が多いのも特徴です。
これは大きい川が少ないのが影響しているからで
街道沿いにいくつも見ることが出来ました。

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府道を縫うように進むクネクネ道。
かつては弧を描いたような一本道だったのでしょう。

車社会になって道の改良が進んでいます。
この川に架かる古い橋台はかつての道筋の名残りですね。

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どんどん勾配を稼いでいきます。

粉河街道に関しては大阪側から登る分は緩やかなのですが
和歌山側からは急登なので大阪側からのほうが楽かもしれません。

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土丸の集落。

日本瓦の綺麗な家並みです。
奥には阪和道の高架がそびえ立っています。

のどかな田園風景が広がります。

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犬鳴山温泉付近の街道は
府道を進んで行くのですが歩道がなく大変です。

特に平日は県境にある採石場がある影響で
ダンプがひっきりなしに通っているそうです。

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犬鳴山は不動寺がありますが
ここは滝に打たれなどの修行の場でもあります。

寺の周辺は温泉が湧き出ていて
日帰り温泉も楽しめる美人の湯です。

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この採石場あたりが県境。これより和歌山県に入ります。
ここまで目立った急坂がなかったので不思議な感覚です。

ピークはまだまだ先。
神通温泉を越えたあたりから峠道に入ります。

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杉木立の中を進みます。
時おり車も通る林道のような道で
ガレ道を想像していただけに意外と歩きやすい道でした。

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峠付近はこんな感じ。
まずは志野峠です。

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そして松峠。

この付近は信仰の道でもあるそうで
経塚が立てられていました。

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視界が開けます。

高野山や紀ノ川を遠くに見て
一気に下っていきます。

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この桜池は近年作られたもののように見えますが
実は徳川時代に作られた人工の池です。

現代になって多少は改良されていますが
雰囲気にどこか歴史を感じるものがあります。

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粉河寺は西国三十三カ所のお寺。
多くの巡礼の人で賑わいます。

大門の手前にある大きな楠の木は
パワースポットとして開放されています。
ぜひ触ってパワーをもらっちゃいましょう。

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ここが今回のゴール地点。
道しるべのみですが大和街道との追分にあたります。


  
posted by にゃおすけ at 15:15 | Comment(0) | 大阪から奈良への街道 | 更新情報をチェックする