2011年09月08日

歩き旅のiPhone活用術 〜ルートマップ編〜

街道を歩いてると
次々と欲が出てくるものでー

以前は”mapmeasure
というアプリを使用していたんですが

・他の人のルートを読み込めない
・せっかく作ったルートを公開できない


この2点が悩みのタネでした(^^;

あと、旅の思い出として
歩いた軌跡を記録していきたい。

それらを
一気に解決してくれたのが
以下の方法になります。

lab_3-1.JPG

まず、ルートマップの作成ですが
ルートラボというサイトを使用します。

パソコン上で
ルートを作成出来るのでとても簡単!

類似サイトが他にもありますが
ルートラボの良いところは
ルート上の高低差も記録できるところ。

街道歩きや登山では
こういうことが出来るのは嬉しい機能ですよねぇ。

lab_1-1.JPG

ルートを作成し終えたら保存し
ルートラボ上で公開しちゃいます。

これで1つのルート図が出来ました。

これからこのルート図を元に
iPhoneに入れていく作業に入ります。

ルートラボのサイトの中ほどに

GPXファイルとKMLファイルのリンクがあります。

lab_2-1.JPG

このリンクをクリックして
ディスクトップ上に保存してみてください。

IMG_3250-1.JPG
にゃおすけのiPhone画面初公開(^^;

まず、GPXファイルを使ってみます。

iPhoneで使うアプリは”FieldAccess

有料ソフトですが
高低差を常に表示できたり
ある程度地図データをキャッシュしてくれたり
圏外の多い場所でとても便利なソフトです。

他にも類似のソフトがありますが
扱いし易いのがポイントです。

IMG_3251-1.JPG

GPXファイルをiPhoneに入れるやり方は
サポートサイトに詳しく書いてあるんで
ここでは割愛しますが簡単にいうと・・・

IMG_3252-1.JPG

GPXファイルをDropbox(アプリ)に入れる or
GPXファイルをメールでiPhoneに転送

iPhone上でアプリやメールを開き
FieldAccessにインポート。

こんな感じになります。

IMG_3253-1.JPG

さっそく開いてみると
ルートラボで作ったデータが
下に高低差マップを配して
国土地理院の詳しいマップ上に
ずらーと記されているのがわかります。

当日はこのアプリを使用して
歩くことになるわけなんですが
あと、もう一点嬉しい機能が。

GPSデータを記録する機能もあるんです。

どんな感じで歩いたかしっかり記録出来、
帰ってきてからニヤニヤ・・・w

もちろん、その記録データは
ヤマレコ”のようなサイトにアップすることで
他の人にも見てもらえ後に行く人に
役に立つこと間違いなしー!です(^^)

そんな便利な”FieldAccess”も
1つだけ欠点があったりします。

立ち寄り地設定がイマイチ・・・。

歩き旅の途中で寄ってみたいところを
マップ上にわかりやすく事前に配置しておきたいもの。

売店やコンビニ、チェックポイントなどなど

当日、行ってから調べるのも手ですが
あらかじめチェックポイントとして設定してれば
安心して歩けるかなーと思うのです。

そこで、この点は
別のアプリを使ってみることにしました。

My Maps Editor”無料アプリです。

さっそく
やり方をご説明します。

maipureis_1-1.JPG

Googleマップというサイトがありますよね。
まずはそのページを開いてみてください。

開くとマイプレイスというのがあると思います。

maipureis_2-1.JPG

ここで登場が
ルートラボで作成しておいたKMLファイル。

インポートをクリックして読み込ませると
ルートラボで作ったルートが
Googleマップ上に表示されます。

あとはポイントを好きなだけ置いていくのみ。

maipureis_3-1.JPG

新たに出来たマップを保存して

さぁ、”My Maps Editor”の出番です。

アプリの中の設定で
GoogleのIDとパスを入力する場所があります。

IMG_3249-1.JPG

それを設定してしまえば自動で同期するので
自然とiPhone上に取り込まれるという魂胆です。

My Maps Editorでルートを見てみましょう。
きちんと立ち寄り地も表示されてますね!

IMG_3248-1.JPG

最後に実践編。

FieldAccessのGPSログ記録機能をONにする。

基本My Maps Editorでルートを見ながら歩く。
ただし、圏外や山の中はFieldAccessを見て歩く。

ゴール時、FieldAccessのGPSログ記録機能をOFFに。

データをヤマレコなどにアップなど。


yamareko_1-1.JPG
ヤマレコにアップしてみました

しばらくは
こんな感じで使っていきたいと思います。
ちなみにGPSログ記録を使ってる時のバッテリーですが
思いのほか減らなかったのがありがたいところ。

マップも結構見ていたのに9時間歩いて
100%→70%ぐらいでした。(iPadにて)

  
posted by にゃおすけ at 19:15 | 大阪 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 街道歩きテクニック | 更新情報をチェックする

2011年09月05日

中山道六十九次その14・福島宿→薮原宿

木曽福島は
谷底に広がっている宿場町ー。

R0010567.JPG


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

今回の道中ではここを拠点に
2泊して歩きましたが

猛暑日と言われていた日でも
冷房がいらないぐらいでした。

R0010557.JPG

福島宿の見所といえば
上の段と言われる古い町並み。

ちょっとした高台にあるのですが
町並みの長さが短い短い(^^;

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でも、往時の雰囲気を知る上では
こういう整備はなんとも有難いことです。

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崖屋造りの家並みが素晴らしい


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あと、
もう1つ有名どころといえば”関所”

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ここで木曽の木材の搬出や
入り鉄砲、出女などがキツーく
見張られていたそうです。

R0010588.JPG

中山道ではこの先、
碓氷峠にもありますね。

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ここは右上の細い道を歩いていきます

相変わらず
国道の歩道がない道を通りー
獣道を通りー

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道のジャンルは豊富(^^;

R0010601.JPG

中山道の中間地点のの碑がありました。

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その先の自販機に先に目がいっていたので
あやうく見落とすところでしたが、
これを見てようやく半分かーと
嬉しさがこみ上げてきます♪

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この辺り、木曽路の中でも
平地の幅がかなりあるので
広々とした雰囲気がありました。

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でも、相変わらず
左右を見渡すと大きな山々。

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中央アルプスの
標高の高い山も見えたりと
こういうのは東海道では
ちょっと味わえない光景ですよねー。

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単調な一本道を進むと
やがて宮ノ越宿。

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ここまで来ると
大きかった木曽川が
普通の川のように・・・。

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この宿場は
木曽義仲の資料館があったり
関連の名所が多いのが特徴です。

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古い町並みはあまり残ってないですが
道幅などどこか昔の雰囲気だけは
よーく残ってるような気がしました。

R0010616.JPG

木曽義仲の関連名所の1つが巴が淵。

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中山道はその横を通るのですが
淵と言われてるだけあって流れは淀み
川はまるで湖のような静けさ!!

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それにしても
木曽川ってホント綺麗ですよね。
水が透明といいますか
木曽ならではの岩とあいまって
見てると心から癒されます〜。

R0010650.JPG

ここから先、旧国道が
廃道になった区間も歩きました。

古いアスファルトの上には
懐かしい、中・高・低の文字。

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さらには
古い缶ジュースの空き缶まであったり。

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なんか凄い橋を発見っ!

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吉田洞門の脇の歩道を通り
眼下に古い国道の橋を眺めながら行くと
やがて薮原宿に到着ー♪

R0010665.JPG

他の木曽路の宿と同じく
ここにも水舟が多くありました。

でも、どこか違うー。

IMG_3135.JPG

めちゃくちゃ冷たい!!

朝だったからかもしれませんが
明らかに水温が違うのです。

R0010666.JPG

そして、飲める!しかも美味い!!

もちろん他のところも
飲もうと思ったら飲めるのですが
大抵は煮沸してってあったので
途中で腹が痛くなっては困るので
遠慮した時もあったのですが
ここのはホント良い味がしました。

IMG_3134.JPG

薮原の名産といえば「くし」

なぜこういう産業があったかは
街道歩く人にとって荷物は
少なくして歩きたいもの。

その中で土産というと
こういう全国的に小物が多かったのですが
ここは木曽路ということもあって
「櫛」や「漆器」が人気があったそうです。

R0010673.JPG

さて、次回は
木曽路の難所「鳥居峠」に挑みます。

東西の分水嶺でもあるこの峠は
木曽川も薮原でお別れになります。

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木曽川は太平洋へ
この先に現れる奈良井川は日本海へ。
どちらも遠い旅路になりますね(^^;

  
   
posted by にゃおすけ at 20:00 | 大阪 ☀ | Comment(6) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする

2011年09月01日

中山道六十九次その13・須原宿→福島宿

いよいよ
木曽路も深くなっていきます。

R0010416.JPG


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

須原宿からは
旧中山道が線路に分断されたり
消えてる区間がさらに多くなってきます。

R0010428.JPG
この先は線路で分断。少し迂回します・・・

並行する国道は19号線。

塩尻〜中津川の区間って
ほとんど信号もなく快適走路なので
同区間の高速道路と所要時間的に
あまり変わらなかったりします。

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なので、飛ばす車が多いこと。
通称「木曽高速」とも呼ばれてますね(^^;

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そういう国道を横断するのですが
あくまで安全第一。左右確認は怠らずに
注意して先をすすみますー♪

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倉本駅からは翌朝より歩き出しました。

さすがに木曽路の早朝は

涼しいーーー!

心地よい気温のうちに距離を稼ぎます。

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線路の脇道をウネウネと

沿道にはコスモスも咲いていたりして
まるで秋の装い。

そういや、宿では
寒さで目が覚めたっけ。。。

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さぁ、名勝の小野の滝です。

中山道のすぐ脇にある大きな滝。
マイナスイオンが飛び散っています。

R0010456.JPG

その時、突然轟音が。

オー!ノー!!

滝の前に
中央線の鉄橋があるんですが
その電車の通過音・・・。

静かなところだけに
轟音にはかなり驚きました(^^;

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滝から少し山路に入り
川を眺めます。

橋の欄干には国道19号の文字が。

R0010463.JPG

すれ違いもままならないほどの道幅。
これが昔の国道だったなんてー
木曽路の過酷さがよくわかりますねぇ。

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階段を登り〜

この辺り、名勝が続きます。

寝覚の床です。

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木曽川が作った奇岩群。

下まで降りてみると
なんとまぁ日本離れしてる光景!

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それにしても
よくこんなところに流れてるなーと。

朝早くの訪問だったので
観光客もまばら。
良い景色を堪能できました。

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旧中山道から寝覚の床への分岐には
古い茶屋の建物が残っていました。

現代でいう観光地にある
土産物屋や食堂の感覚でしょうか。

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江戸期のそういう施設が残ってることは
観光地の当時の雰囲気を知る上で
とっても貴重ですよねー。

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ほどなく行くと上松宿です。

過去の記憶では
駅前に貯木場が広がっていたんだけどなー。
その姿は見当たらず・・・
単なる思い違いなのかも(^^;

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でも、この辺りは木材の産地。

中山道沿いの土地には
木材を置いてるトコが多いこと!

木曽ヒノキや杉など
木曽路ならではの光景です。

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古い家もあまり残ってないものの
江戸方の枡形の辺り良い雰囲気。

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朝は地元の方々も洗濯などで大忙し。
古い町並みで生活の光景を見るのも
街道歩きでの醍醐味(^^)

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国道沿いを進みます。
相変わらず歩道のないところが多いこと。

まだ晴れてるからいいものの
雨の日は大変そうです><;

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歩道がないということは
道幅を広げれない何かがあるものです。

それだけ、
地形的に過酷なところなのでしょうね。

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その過酷さを物語る名所は

木曽の桟

読み方は「きそのかけはし」

国道の下に往時の石垣が残ってます。

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この辺りは丸太を組んだ
橋のような道路があったそうなんですが
かなりの難所だったのでしょう。
転落して死んだ人が多かったそうです。

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線路の脇の細い道を進みます。

山の中にあるからか
手入れをしていないと
草が生えまくってる区間も・・・。

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忠実に昔のルートを辿るのが基本ですが
夏場の草ボウボウのところは
やや歩くのに気が引けます(^^;

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でも確実に残ってるようなとこは行くけど
途中で消えていたりする場所は
今回はちょっとスルーしちゃってる所も。

実は蝉が苦手なんですwww

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国鉄時代の線路のトンネルで
旧道をバイパスして歩くと
やがて福島宿。

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比較的大きな町です。

田舎町なんだけど
ずっと山道だっただけに
大都会に見える不思議w

R0010555.JPG

ここまで
難所の連続だっただけに
どこかホッとしましたー♪


  
posted by にゃおすけ at 18:59 | 大阪 ☔ | Comment(4) | TrackBack(1) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする