2012年05月29日

中山道六十九次その29・吹上→上尾宿

関東平野をたんたんと進みますー。

R0019704.JPG


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

荒川の堤防より少し入ったところに
間の宿「吹上」がありました。

間の宿はまさに字の通り
宿場と宿場の間にある町で
ここで一服する人が多かったでしょうねぇ。

R0019699.JPG

ちなみに「宿」とはついてるものの
宿屋の運営はしてはいけない条件でした。
なので立場や茶屋町の規模の大きいバージョン。
そんなイメージなのかなと思います。

R0019713.JPG

高崎線の踏切を渡ります。
ここの名前は「中仙道踏切」。
実に良い響き!!

R0019722.JPG

たんたんと旧道を行きますー。

英泉画「吹上」の絵のあたり。

R0019720.JPG

英泉と言う人は
広重の「東海道五十三次」の
中山道バージョンを書いた人。

R0019730.JPG

ですが、関東以降の宿場の様子は
殆ど広重が書いていたりするんですよね。

うーん、英泉画は人気がなかったのかな?(^^;
売るほうも商売ですからその辺り謎ですね。

R0019740.JPG
路面にはカワイイこうのとり

さて、鴻巣宿に到着です。

関東型の土蔵造りの家が
チラホラと残ってるのが目につきます。

R0019743.JPG

街道歩きでは名物を食すのが
楽しみの一つなのですが、

近年のここの名物の
「川幅うどん」を食してみました。

IMG_4942.JPG

これがその川幅うどん。
めっちゃ食べにくいw

味はともかくとして面白いですね。

ちなみに
近くの荒川の川幅が日本一ということで
そこから生まれた名物だそうです。

R0019753.JPG

鴻巣は人形で有名です。

街道沿いのお店は
人形店のオンパレード!

R0019762.JPG

実に賑やかな通りになっていて
資料館までもありました。

近くの岩槻も人形の町ですが
そこでは頭を作られて
鴻巣では胴を作って合体。

R0019764.JPG

鴻巣と岩槻を結ぶ岩槻街道も
その影響で賑わっていたそうです。

R0019773.JPG

鴻巣宿を過ぎると
家がずーと続く景色になってきました。

道路はやや渋滞気味。 車の量は非常に多し。

R0019765.JPG

北本駅付近。
初期の中仙道の鴻巣宿はここだったそうで
今も元宿の地名が残っています。

北本という地名もそこからみたいで
北元宿とかそんな感じなのでしょうかねぇ。

R0019789.JPG

桶川宿
紅花職人で栄えた宿場町です。

R0019795.JPG

紅花というのは当時の赤色の染材。
今は山形県が有名ですけども
江戸時代はもっぱらこの辺りも有名でした。

R0019801.JPG

今も神社には
紅花職人が寄付で建てた灯篭が。

実に立派!

R0019824.JPG
元旅籠の旅館が今も健在。

桶川から上尾までは
約1時間ほどの距離。

先ほどから
同じような道がずーっと続いています。

R0019839.JPG

R0019842.JPG

そんな中、
中山道の案内板や道標があると
気分的にホッとしますねー。

R0019846.JPG

大きなビル群が見えてくると
やがて上尾宿。

R0019856.JPG

都会だー。

ゴールは駅前付近でした。
次回は板橋宿まで。いよいよ都内です^^

  
posted by にゃおすけ at 20:02 | 大阪 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする

2012年05月23日

中山道六十九次その28・籠原→吹上

さぁ、ラスト3日。
前回の終点の籠原駅から。

R0019586.JPG


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

たんたんと旧道が続く道筋。
雨で落ちた花びら。この日は小雨日和でした。

R0019582.JPG

新島にある一里塚は
なんと!大ケヤキの上半分がありません。
幹を見ると凄い大きさだったのでしょうねぇ。

R0019604.JPG

あとで調べて見ると
平成22年の雷雨で折れてしまったそうな。
でも、半分でも残っていてくれて有難い限りです。

R0019611.JPG
東京まで68km!

熊谷宿の手前になると
脇道にそれていく形になります。

R0019613.JPG

国道と違ってとても静かな空間ー。
古い家は少ないけどなんともいいですね。

R0019617.JPG

八木橋デパートは
熊谷で唯一のデパートなのだそうです。

その1階の中を実は中山道が通っています。

今回は残念ながら開店前(^^;

R0019624.JPG

熊谷寺。読み方は「ゆうこくじ」
とても立派な建物ですよねー。

あと、見所としては
熊谷は水がキレイということでしょうか。

R0019633.JPG

町中の「星渓園」という庭園。
今もこんこんと水が湧き出ています。

R0019635.JPG

そこを源に市街地を流れる「星川」

空襲で熊谷宿はほとんど焼けましたが
その時にこの川に飛びこんだ人が多くいたとか。

R0019626.JPG

R0019644.JPG

熊谷宿の大きい国道の通りから
銀座一丁目交差点で右に折れるとー、

なんとも静かな旧街道風景。

R0019651.JPG

上越新幹線の下をくぐると
さらに風景が変わってきました。

そこにあった元荒川の源流。
たまらんほどの綺麗さ。

R0019649.JPG

さすがは水の熊谷。
イメージぴったり!

R0019656.JPG

久下の渡し付近。
昔はこのあたりは船運で賑わっていたそうです。

R0019658.JPG

中山道は一部消滅している区間も。

こういうところって
歩く前の計画の段階で航空写真で調べるのですが
その調べた時に通れないってわかっていても、

それを自分で確かめたい気持ちがあるんですよね。
行き止まりで引き返さなくてはならなくても。

R0019654.JPG
西から行くとここで行き止まり

R0019661.JPG
東から来るとここで行き止まりで迂回

ちなみにここもそんな感じでした(^^;
(ルートマップを確認してみてください)

R0019659.JPG

この渡し跡にはたくさんの地蔵さんと
松山道の道標がありました。

松山といえば焼き鳥が名物ですよね。

R0019664.JPG

荒川の土手を歩きます。

現代はスーパー堤防になっていて
とてつもない大きさになっています。

R0019683.JPG

でも、中ほどの中段にある道は
案内板を見ると昔の堤防の道ということなので
ほぼ江戸時代と同じルートなのでしょうか。

R0019678.JPG

遠くに赤城(たぶん)の山並みがよく見えました。

比較的、このあたりは
関東平野でも山沿いというのがわかりますねぇ。

R0019688.JPG

堤防道の出口付近に旧道がありました。

本などで見るとちょっとわかりづらいですが
堤防から降りて右の道が旧道のようです。

R0019684.JPG

その先には八幡様の小さな祠が。

R0019689.JPG

R0019691.JPG

まもなく、
間の宿”吹上”に到着です。

R0019694.JPG
高崎線に分断された中山道

この日は
上尾宿まで歩きましたが
長くなったので続きは次回の更新で^^
 
posted by にゃおすけ at 19:17 | 大阪 | Comment(2) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

中山道六十九次その27・本庄宿→籠原

関東平野の端っこっ!
前回の続きの籠原までまとめてみました。

R0018775.JPG


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

宿場を出ると御堂坂を下っていきます。

R0018771.JPG

そして国道を越えるとー
一気に田園風景が広がってきました。

R0018782.JPG

道には歩道がないところもあるのですが
車の交通量は少ないので快適そのもの。

道端には道祖神もあって、
目を楽しませてくれます。

R0018787.JPG

R0018795.JPG

この日は朝から天気も良く
空がとても広い!

R0018801.JPG

中山道は山の中が多かったので
見渡す限りの平野にはちょっと感激もの。

そして前日の雨のおかげで
空気も澄んで遠くの眺望もバッチリ。

R0018806.JPG
この橋のあたりがその名所

「左赤城」と呼ばれる名所も
遠くに赤城山を見ることができました。

あと、よく見えたものとして
「送電線の鉄塔」

R0018811.JPG

この辺りめちゃめちゃ多いんですよね。
まるで送電線のパラダイス(^^;

調べてみると福島などからの
幹線がここを通ってるみたいですね。

R0018813.JPG

さて、先を進みます。
豊見坂を登ると田園風景も終わり。

住宅が立ち並ぶ国道沿いを歩いていきます。

R0018815.JPG

この豊見坂はなかなか風情があるもので
ちょっとした坂ではあるんですが
久々に出てくる急坂に嬉しかったり。

横目に見る大量の庚申塔も
なんともいえない良いものがありました。

R0018820.JPG

R0018838.JPG

深谷宿の手前になると
畑にネギが植えてあるのをよく見かけます。
このあたりの名産の深谷ネギですねぇ。

R0018840.JPG

深谷宿の入口には
立派な枡形と常夜灯。

R0018841.JPG

旅籠屋の数では中山道の中で
1番多かったそうです。

R0018847.JPG

そして特徴的なのは
酒蔵が多いことでしょうか。

中山道を歩いてきた酒作りの人が(近江の人)
この辺りで作ろうと開いたのが最初のようです。
まさに道に歴史ありですよね。

R0018852.JPG

R0018850.JPG

町並みに関しては
手前の本庄宿とよく似ていました。

R0018861.JPG

静かな商店街といった風情です。
ところどころに川越の店蔵造りに似たような
立派な家がありました。

R0018867.JPG

深谷宿の出口にも立派な常夜灯が。

R0018868.JPG

見返りの松。

これは三代目だそうですね。
宿場の飯盛女のことが忘れられず
ここで宿場を見返したという言い伝えがあります。

R0018869.JPG

この松も含めて
この先にはイチョウの並木もあったり
かつての並木を復活させようとする
活動があるようで嬉しいものです。

R0018883.JPG

歩道のない道が続き
やがて籠原駅ゴール。

日本橋まで
残り70キロになりました。

   
posted by にゃおすけ at 19:26 | 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする