2014年01月27日

スキー滑り方のわかりやすいコツはなんだろう。

スキーシーズンがはじまりました。

近年は19歳は無料キャンペーンなどで
なんとなくスキー人口が増えてきてる予感がします。

でも、これは冷静に考えてみると
廃止したスキー場の客が流れてきてるだけ?
どちらにせよスキー場に活気が出てきてるのは確かです。

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さて、スキーの滑り方のコツですが
私はインストラクターでもないので理論は抜きにして
簡潔で即効性のあることだけを備忘録で書いていこうと思います。

初心者のうちは滑りだしたら怖いとか
転んで怪我をしたらどうしようと考えがちですが
『ブレーキを確実にかけれる技術』」さえ身につけることが出来れば
どんな斜面でも視界不良でも怖くはないものです。

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スキー板の断面図

まず最初に板を見てもらいましょう。

板の両端に金属のもの(エッジ)がありますが
金属を雪の斜面に突き刺してブレーキをかける感じです。

ただ、金属を突き刺してブレーキをかけるといっても
無理矢理この操作をしてしまうと転倒の元です。
ブレーキ操作は滑らかに自然に出来るようになればGoodですが
まずは、こういうイメージでブレーキをかけているのだなと
頭に入れておくだけで良いと思います。

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ハの字スキー上から見た図。

はじめてスキーをする時、
ハの字で滑り方を教えてもらうことが多いと思いますが
板の両内側の金属(エッジ)を効かしてブレーキをかけます。
ハの字を広げることでより高いブレーキが期待できます。

ハの字(ボーゲン)は
上級者にとっても効果的なブレーキ技術で
狭い場所や斜面が厳しい場所でも使うことがあります。

『ハの字』は初心者だけの滑り方ではない。
なのでしっかりマスターして次のステップに進みましょう。

ハの字のターン(方向転換=ブレーキ)は
曲がりたい方角へ頭を向ける感じでしょうか。
足で曲がるというより頭→腰とスローに動かせば
足はおのずとついてくるものと思います。

文章では上手く伝わりにくいですが
スキー動作は”急”でなく”滑らか”が基本なので
滑らかに動けるよう練習を重ねていきましょう。

あと、ターンはブレーキと同じことです。
ターンすればある程度のスピードは落ちます。
右にターンすれば次は左に順序良くという規則はないです。
たとえばターンしてしばらく横滑りをしてみたりとか
状況に応じて臨機応変にしていきましょう。

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斜面に対する板(突き刺さり方)

ハの字を滑れるようになれば
板を揃えて滑る方法へステップアップです。
見よう見まねで上手い人のを真似るのも良いのですが
斜面に対する金属(エッジ)の位置を理解しておくのが肝心です。

図のように
斜面に突き刺さっているのがわかります。
突き刺さってるということはブレーキがかかってるわけです。

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上の図は下半身はどうなってるかの図です。
足は”くの字”になっていますよね。

この”くの字”がポイントで
この時の頭は斜面の下側に向くイメージです。

えー、なにそれ怖い。

最初はみんなそう思うのではないでしょうか。
逆に頭を斜面の上側に向いてみるとどうでしょう。
斜面に金属が突き刺さらず立つことさえままならないはずです。

斜面に対してしっかり立つことが出来れば
次にステップアップ。

ゆっくりでいいので板を揃えた状態で
そのまま斜面に沿って横方向へ滑っていきましょう。
斜面にしっかり金属が食い込んでることをイメージしてください。

これを繰り返し練習していきます。
場所はなるべく広いところが良いですね。
ブレーキをかけたくなったらハの字で止まりましょう。

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ハの字でのターン

さあ、以上が出来れば次は板を揃えてのターンですが
まずは曲がる時は揃えないで”ハの字”でやっていくと楽でしょう。

他にも力の入れ方や抜き方があるのですが
まずは上の図のようなイメージでOKだと思います。

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板揃えパラレル

上の図は板を揃えてのターンのやり方です。
板の金属がどのように動いて行っているのか。
そして足はその際どうしていったら良いのか。
是非、考えながら練習してみてください。

以上、
いろいろ書いてみましたが私は専門家ではないですので
大体こんな感じで滑るんだな程度で受け流してもらえると幸いです。
もっと上達するにはスクールに入ると良いでしょう。
料金は高いですが悪い癖などすぐ見抜いてくれます。

では、エンジョイ。スキーing!




 
posted by にゃおすけ at 19:45 | 大阪 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー | 更新情報をチェックする

2014年01月21日

『街道歩きのススメ』 ルート作成から実践、記録まで。

昔の人が歩いた道。
いわゆる旧街道に興味を持つ人が増えてきています。

楽しみは人それぞれあると思いますが
歩いてみると昔ながらの懐かしい光景と出会えますし
歴史を感じたり各地の名物を食べたりと楽しいものです。

東海道や中山道などの有名街道は
ルートの図解があるガイドブックが多数発刊しているので
まずは本を片手に歩いてみると良いでしょう。

しかし、有名どころでない街道となると
資料の数が少なくなり難易度が一気に上がってしまいます。

そこで、今回はいかに効率よくルート作成をして
快適に歩けるかを重点的にまとめてみようと思います。

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まずは調べ方。

・先人が歩いた記録(ネットや本)
・図書館や資料館で調べる(歴史の道調査報告書や古地図など)
・TwitterなどのSNSやコミュニュテイでの情報交換


先人の残した記録は重要ですね。
特に図書館にある「歴史の道調査報告書」という書物は
地方街道の道筋をかなり詳しく網羅してくれています。
購入すると高いので図書館に出向いて見せてもらうか、
遠いならコピーをしてもらうかが良いと思います。

昔のルートに特に拘らなければ、
ネットで街道名で検索すると先人の歩かれたデータが出てきます。
こちらを参考にすると手っ取り早いといえば手っ取り早いです。

ただし、ルートは人それぞれ。目的も人それぞれ。
どんな資料を元に歩いているかわからない場合が多いので
忠実に歩きたい場合は参考程度にしておくと良いかもしれません。

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これらの資料でおおまかなルートは調べれると思いますが
今やネットで現地の写真や地図が簡単に見れるようになっているので
これも使わない手はありません。

・Googleのストリートビュー
・Google航空写真 (現代のもの)
国土変遷アーカイブ空中写真 (戦前から現代にかけて)
今昔マップ on the web (大都市圏の新旧の比較が一目瞭然)
アプリ”今昔散歩”の古地図 (江戸界隈が詳しい)
iPhoneアプリ”FieldAccess”の航空写真 (現在地の過去が簡単にわかる)


これらはオススメできる6点です。

旧街道の中には廃道になってる区間もあるのですが
前もって調べておくと迷子になる可能性が減って安心です。
特に昔の空中写真はかつての街道の道筋がくっきりわかり、
眺めてみるだけで昔を旅している気分になれると思います。

もっとも歩く前にどういう状態なのか知ってしまうと
現地での楽しみが減るじゃないかーと思われる方もいるでしょう。
そういう方はこれらの写真で調べないほうが良いかもしれませんね。

最後に書いたiPhoneアプリ”FieldAccess”は超オススメです。詳しくは後述します。

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では、実際にルートを描いていきましょう。
昔ながらに白地図を用意して線を引いていくやり方もありますが
ネットを活用したほうが便利と思うことが多くなってきました。

以下の記事は少し前に書いたものです。
参考になるかもしれませんが内容は古いです。

歩き旅のiPhone活用術 〜ルートマップ編〜
http://borabora.seesaa.net/article/225042494.html


ルートを作成できるサイトやツールはいくつかあるのですが
オススメはルートラボ。今回もこれで説明していきます。

利点としては操作が簡単。描いたルートには高低差表示付き。
そしてGPXやKMLファイルとして出力出来て他のサービスとの連携もGood。

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ルートラボの携帯での画面

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詳細地図と広域地図の表示

ただ、重大な問題点が1つあります。

上の図を見てもらう通り、
「田舎になると詳細なマップが用意されていない。」
これはイコール、詳細にルートを描けないということです。

地方街道になると
山の峠区間での詳細マップがない場合があります。
もちろん広域マップでルートは引けるのですが
迷いやすい山道は詳細でないと不安です。

そこで、これを補う方法としては
ヤマレコの「山行計画」の地図を利用すると良いでしょう。

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ヤマレコの「山行計画」でのルート作成

操作は少しややこしいのが欠点ですが
利点としてはルートラボとほぼ同等です。
むしろヤマレコは山の地図がベースに使われているので
山(峠)の区間はヤマレコのほうが有利かもしれません。

今回、ルートを描くのに2つのサイトを紹介しましたが
私は時と場合によって使い分けています。

(1)まずルートラボで歩く街道の全区間を詳細地図表示させる
(2)全区間詳細地図で表示されている。→ルートラボで作成
(3)少しでも詳細地図がない場所がある。→ヤマレコで作成


このように基本はルートラボです。何せ簡単ですから。
ヤマレコで作成したルートもGPXファイルとして
ルートラボにインポートすることができます。
以下の図のように1か所にまとめておくと何かと便利でしょう。

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ヤマレコで作成したデータはGPSの記号が付く

これでルート作成が完了しました。
プリントアウトするなりスマホに入れるなりして歩きましょう。

オススメはスマホを用いた歩き方です。
GPSで現在地が常にわかるというのは大きな利点で
ルートをスマホに取り込んで歩くと迷うリスクは格段に減ります。

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アプリ”FieldAccess”の基本画面

アプリとしてオススメは
iPhoneアプリである”FieldAccess”。
有料ですが使える機能が多すぎます。

・現在地の把握。高低差の把握。
・マップはGoogleマップの他に登山用の地図も使用可能。
・歩いた軌跡を記録するGPSロガー機能。
・電波がない場合に備えて地図を前もってダウンロードしておける。
・古い航空写真を現地でも簡単に切り替えて見ることができる。


以下に以前に書いた記事ですが
利点をわかりやすくまとめてあります。↓

昔の航空写真を簡単に切替て見れる神アプリ
http://borabora.seesaa.net/archives/20130412-1.html


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現代の同じ場所の航空写真

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同じ場所の航空写真。昭和50年代に一発切り替え。

iPhoneにルートを取り込むにはGPXファイルが必要です。
作成した街道ルートの画面のどこかに作成ボタンがあるはずです。
ルートラボだと地図の少し下のあたりにありますね。

GPXファイルを用意出来たらiPhoneへの取り込み作業。
この点はサポートサイトに詳しく書いてあるのでここでは割愛します。
http://dendrocopos.jp/cgi-bin/rigidboard.cgi?fieldaccess+manual+Tmanual:n16

紹介されている例ではDropBoxを用いる方法ですが
自分のiPhone宛のメールにGPXファイルを添付する方法もあります。

試しにメールでやってみてください。
FieldAccessアプリをiPhoneにインストールしてあれば
添付してるファイルをクリックするとFieldAccessのボタンが現れ、
それをクリックするだけで取り込み完了。実に超簡単です。

取り込みが終わると
緑の線で歩くルートが表示されます。
途中の立ち寄り地や道標や常夜灯など前もってメモしておきたい場合は、
ピン機能を使って目印を付けることもできます。

ピンについてはこのページに詳しく書かれています。
http://dendrocopos.jp/fieldaccess/_droppin

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ヤマレコでの街道歩き記録の一覧

さて、ここからは歩き終わってからの話をしましょう。

街道歩きの楽しみ方は人それぞれですが
私としては道の調査の他に写真撮影にも重きを置いています。
家に帰ってから早く記録整理してWeb上にまとめておきたいものですが
手間がかかることをしていればデータが溜まる一方です。

そこでオススメは「ヤマレコ」です。
その名の通り山歩きが主体のサイトですが
街道歩きの記録として使ってる人も多くいます。

利点としては

・テンプレート形式になっているので簡単登録
・ルート上に写真を自動的にマッピングできる
・GPSデータを取り込めば高低差がある軌跡が一目瞭然
・今まで歩いたルートを全表示でき蓄積できる


このように簡単に出来るってのが良いです。
ブログだとなかなかそういうわけにはいきません。

歩いた軌跡ですが歩いているときに
GPSロガーをONにしておけば軌跡が記録されていきます。
この機能は先ほど紹介したiPhoneアプリである”FieldAccess”にも実装されてますし
高機能なガーミン社のロガーでも記録することができます。

実際のヤマレコへの軌跡の登録作業については下のページが詳しいです。
http://dendrocopos.jp/cgi-bin/rigidboard.cgi?fieldaccess+manual+Tmanual:n12

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”FieldAccess”のロガー機能は「GPS記録開始」を押すだけ

せっかく撮った写真を手元に置いておくだけは少し勿体無いもの。
ブログの他にInstagramやGoogle+といったサイトも使ってみると
街道での感動を他の人とも共有出来て実に楽しいものです。

・Google+ 「街道風情を楽しむ会」  
・Facebook 「街道見どころポイントを集めよう」  
・Instagram にゃおすけ個人のページ http://instagram.com/yaonyaosuke2
・Runkeeper にゃおすけ個人のページ http://runkeeper.com/user/yaonyaosuke2/

Runkeeperは道中でのペースなどを記録できるアプリです。
GPSロガーとまた違った楽しみがあります。いわば現代版の万歩計。

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Runkeeperは歩き以外も記録することができる

以上、ここまでいろいろ書いてきましたが
街道歩きは人それぞれ楽しみ方は千差万別です。
あくまで参考やヒント程度にしておいてもらえると幸いです。

最後にまとめとして、
計画→歩き→記録の流れを時系列にしておきます。

★行きたい街道が見つかった!

★調べる (ネット→本→図書館の順。ネットのみの場合もあり)

★行程の作成 (完成後はルートをiPhoneに取り込んでおく)

★日にちの設定、交通機関と宿の確保

★出発3日前には荷物の準備 (日帰りの場合は前日の時も)

★歩く

★歩き終わって2,3日中にヤマレコへアップ (忘れないうちに)

★歩き終わって1週間以内にブログ記事の下書き。時を見てアップ

★時を見てInstagramやFacebookなどに写真をアップ


ざっと、こんな感じでしょうか。

あと記録的には

ルートラボ (一覧にある街道ルートは歩く前に作った下書き程度のもの)
ヤマレコ (歩いてからの実地調査も含むのでほぼ完成に近い形)
ブログ (写真を含めての感想を中心にわかりやすく)


なので仮に私の記録を参考にして頂けるのであれば
ヤマレコにある一覧が実地調査込みなのでオススメです。

  
posted by にゃおすけ at 19:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | 街道歩きテクニック | 更新情報をチェックする

2014年01月14日

伊勢迄歩講。大阪から歩いて伊勢神宮170km!

大阪から歩いてお伊勢さん。
今回で41回を数える伊勢迄歩講というイベント。
大阪ユースホステル協会が主催しています。

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スタートは玉造稲荷神社


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

参加者を見渡してみると全般的に
50歳から60歳以上の人が圧倒的に多い感じ。

しかしー!
その脚力たるものや皆さん素晴らしいもので
連日の歩きにも関わらず快調そのものの足さばき。
よく鍛えられている!凄い!と感心した次第です。

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出発はラジオ体操からはじまります

今回のイベントには学生さんのサポートがついてくれます。
行程中の宿の手配や飯の準備などはもちろん、
道中も一緒に歩いてくれてこれがなんとも新鮮でした。
話こんでいると気づけば何キロも歩いてるってことも。

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菅笠をかぶっての最初の道中

参加者は約70人でスタッフは20人ぐらいだったでしょうか。
女性1人の参加者もいらっしゃれば夫婦の方もおられました。

こんな大勢の人数での歩行旅。
道中の流れはどんな感じだったかというと以下の感じです。

参加者70人は事前に歩行経験や性別、年代などによって
7つの講(グループ)に振り分けられる。1講は約10人。

道中では講(グループ)ごとによる歩行になって
5分から10分おきのウェーブスタートで基本追い越し禁止。
たとえば1講がスタートすると次の2講は5分後にスタート。
3講はその次。最後の7講は1講とは30分も差が開いてしまいます。

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最初の難所は暗峠。生駒山は大阪からの登りが急

これはよく考えられたシステムで
道中のトイレや休憩所は限られている上、
山道になると狭く危険な箇所もあります。

団体歩行では時間差を設けてることによって
渋滞(特にトイレ)をある程度回避することができます。
前の講が休み終わった頃合に次の講が到着する感じなので
いわばタッチアンドゴー。これが精神的に凄く楽でした。

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1日目の宿は奈良ユースホステル

この講というシステム。他にも利点がありまして
「先達さん」と呼ばれるリーダーが各講に1人おられます。
過去に何度も参加されてる知識が豊富な方がなるようで
前もって主催者から指名されるのだそうです。

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2日目はのんびり奈良盆地の道中

これがとても心強い。
歩行力が皆まちまちな集まり年齢や考え方も違うわけです。
そういう中で1つにまとめて引っ張っていく力はホントに凄い。
考えてみてください歩きで170kmです。普通のツアーとは違います。

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2日目の宿は長谷寺。温泉で癒されました

先達さんのさらに感心したところは歩行ペースです。
特に最終日。ゴールは内宮でカウントダウンなわけです。
これに間に合わせなければなりません。
しかも行程は70km。

もちろん、スタッフとの連携もあるのですけど
カウントダウンに合わせてのペース配分は経験の賜物でしょう。
ちなみに最後の夜間は時速で5〜6kmは出ていたと思います。

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3日目は榛原の神社より出発。たき火が暖かい

ちなみに江戸時代の「講」は
現代でいう旅行組合のイメージです。

昔の旅は多額のお金を必要とするので
みんなで貯めたお金を使って代表者数人が行くシステム。
講に入っていればいずれ自分も伊勢参りに行けるものです。

よく、古い旅館に行くと
**講と書かれた看板を見かけることがあります。
これはその講の定宿という目印でもありました。

話が脱線してしまいましたが昔からあった助け合いの精神。
そういえばこのイベントの募集要項にこういうのがありました。

「みんなで助け合って歩ける方」
「30kmを荷物を背負っていける歩行力」

まさに現代の”講”ですね。

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さてさて、
街道ウォーカー的に気になるところといえば
ルートはどんな感じで歩いているかでしょう。

基本的に旧道を全区間に渡って歩くのですが
厳密にではなくて結構アバウトな印象がありました。
本来の道はこっちなのに時間の関係でショートカットとか。

これは団体旅行だから仕方ないですね。
でも、ここぞというポイントは結構忠実に進んでいた感じなので
旧道しか絶対ダメ!と拘らなければ十二分に堪能できます。

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峠が連続する。次第に雪道に

3日目は峠がいくつも続く難所ばかりの日。
冬は雪も積もることもあって今回も雪道になってました。

荷物ですが
必要なものは全て担がなければなりません。
伴走車は要所要所で見かけるのですけども
運んでいってくれるというわけではないのです。

ただし、最終の宿では
宅急便の手配をしてくれるので
いらぬ荷物は送ることが可能になってました。
最終日の行程は70キロ。こういう長距離になると
歩いていくうちに荷物が重くなる錯覚が出てきますね。
なので送れるなら送っておいたほうが無難でしょう。

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ありがたい道中のお接待。御杖村にて

無事に完歩するポイントは
いかに荷物を工夫していくか。
まずは軽く、いらぬものは持っていかない。

以下、参考までに荷物をリストアップしておきます。

★装備編
・ニット帽 (耳も隠れるタイプ)
・日焼け止めクリーム (冬でも日差しは強し)
・手袋 (スマホ対応・道中では濡らさないこと)
・手ぬぐい2枚 (風呂用と鼻水ぬぐい用)
・サングラス (日差し対策、眠気防止対策)
・フェイスマスク (スキー用の穴あき。ノースフェイス製)
・ヘッドライト (夜間歩行用)
・スマホ充電器 (寒いのでなるべく大容量のもの)
・分岐付き小型コンセント (宿のコンセントは少ないので)
・パンフレットやボールペンなど
・マメ防止のムース (ボルダースポーツ)
・飲み物ペットボトル小サイズ1本、行動食少々
・耳栓、アイマスク、髭剃り、歯磨きセット

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最終日の朝は早い。凍結している場所も

★服装編
・上下セパレートの雨具 (ゴアテックス製・傘は禁止)
・泥除けの靴用スパッツ (短めサイズ。砂侵入防止対策)
・シャツ3枚 (速乾性のもの)
・パンツ3枚
・靴下3枚 (蒸れたときは前日のものと履き替える)
・登山用長ズボン (動きやすいもの)
・足用ヒートテック1枚
・ヒートテック1枚
・インナー用上着
・ごつめの上着 (登坂時は脱ぐ、登山用モンベル製)
・ウィンドブレーカー (登坂時は脱ぐ、軽くかさばらないマラソン用)

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最後の難所の飼坂峠

基本的にいつも街道歩きで使ってるものを持っていきました。
食事や飲み物は用意してくれてるので準備なくても大丈夫でした。

それはそうと
一番、肝心な装備としては靴ですね。

・アスファルトの道を連日30km越え。
・山道のハードな区間
・雪道

これらをこなす必要があります。
今回はモンベルのトレランシューズをチョイス。
軽いし動きやすいし、山道も苦になりません。
街道歩きでも重宝している代物です。

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暗くなり夜間歩行。伊勢神宮へ向けて

参加者の中には凄い人がいるもので
ツッカケで歩かれてる人もおられました。
聞くところによるとこれがベストなのだとか。

素晴らしい!!

こういうイベントとなると
あらゆる地方から歩きの達人が来られますね。

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外宮。かがり火が凄かった

今回の参加の目的の一つをあげるとするならば
こういった達人の方々との交流でしょう。

4日間も衣食住を共有できる
またとないチャンス!

歩き方や歩きに対する考え方など
いろいろ教えてもらうことができました。


ラストは「わっしょい」「わっしょい」でゴール

最後に一番つらかったのは何か?ですが
歩きでは特につらいと思うことはありませんでした。
これは日頃の街道歩きの成果でしょうか。

一番つらかったのは
とある宿でのトイレですね。
旧学校の校舎を利用したもので暖房なしトイレ。
マイナス気温の中でのケツ丸出しは寒いっす(笑

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逆にうれしかったことはというと、
人々の暖かさに触れあえたことでしょう。
道中のお接待はホントありがたかったですね。
餅つきやお菓子、甘酒などなど。感激でした。

あと、団体で歩く良さとしては
あらゆる人に声をかけられたことでしょうか。
すでに1度歩いていた伊勢本街道が違った光景に見えました。
これほどまでに賑わいがあり生活感があったなんて。

う〜ん、街道歩きは奥深い!
また機会があれば参加してみようと思います。



  
posted by にゃおすけ at 19:03 | 大阪 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 伊勢本街道 | 更新情報をチェックする