すでに踏破している
暗越奈良街道と同じく
大阪と奈良を結ぶ街道です。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
こちらは生駒山を避けて
大きく迂回しているのが特徴です。
ルート的にはJR大和路線に沿った感じになります。
スタートは恵美須町
また、もう1つの特徴として
風光明媚な場所が多いということでしょう。
平野の集落や法隆寺、郡山などなど
いかるがの里ものんびり楽しめます。
さぁ、出発です。
恵美須町の大きな交差点。
近くには通天閣と
この辺り大阪の熱気が溢れるところです。
大阪市内は意外とアップダウンがあります。
上町台地の影響なんですけど
そのおかげで坂が多く風情満点です。
清水寺もその1つ。
京都の清水寺と同じく
大きな舞台がありますー。
街道より清水寺への脇道
現代では大阪に清水寺って
知らない人が多いと思いますが
江戸時代では風景画によく載っている
名所中の名所だったそうです。
玉出の滝もこの中に。
この清水寺の他この周辺には
愛染堂や四天王寺さんなど
寄り道したくなるところがたくさん!
もう出だしから面白さ満点^^
四天王寺前の交差点にて
さて、環状線の寺田町駅を過ぎると
まわりのビルの高さも低くなり
住宅街の様相が出てきますー。
雰囲気ある商店街。
源ヶ橋商店街です。
名前のとおりこの辺りは
川がありその名の橋があったそうです。
源という盗賊がいたと書いてありました。
それにしても歴史を調べながら歩くのは
なんとも楽しいものです。
やがて大きな交差点の杭全。
難読な地名で「くまた」なんですが
大阪の人なら読める人多いですね。
国道25号に沿って歩きます。
それにしても、市街地は
信号が多いのでペースが乱れます。。。
今回全区間で22キロの道中だけども
10キロの時点ですでに疲れが・・・(^^;
平野は寺内町で昔は一大都市でした。
大念仏寺を中心とする町並みー。
街道はお寺をかすめるように通ります。
この辺り、街道らしき旧道が
国道から何本も分かれていて
ついつい吸い込まれそうになりますが
だまされてはいけませんー。
国道部分が
本来の街道を拡幅したもので
残念ながら旧道は平野の先の一区間だけ。
(ルートマップをご確認ください)
そこにデッカイ道標がありました。
さぁ、中央環状線を越えると
地元の八尾市内に突入です。
ココから先は旧道が8割近く残っていて
楽しみながら歩くことが出来ました。
真正面には生駒山(高安山)が見えます。
今回はあの山は登らずにいけます。
全区間に渡ってそれほど高低差がないのも
気軽に歩けるこの街道の良いとこでしょうねぇ。
JR八尾駅の南側は
良い感じの町並みが広がってました。
聖徳太子ゆかりの太子堂など
古く歴史のあるものがいっぱい。
そして道標もあちこちに。
志紀あたりまでくると
また国道沿いを歩きます。
旧大和川の堤防を使った
JR大和路線と並行して
やがて柏原市街へ。
旧道に入ると
古い家も増えてきて
重要文化財の家もあったり。
ここは河川を利用した
柏原舟で賑わっていたそうです。
船着場の跡など
往時の面影がたっぷりです。
信貴山への街道の道標。
今回はここまでー。
次回は柏原から
ゴール奈良市街へ歩みを進めます♪
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