2013年10月23日

本州一低い分水界と織田氏の城下町。

分水嶺という言葉。ご存知の方は多いですよね。
いわゆる山によって水の流れる方向が違う場所になります。

中山道でいうと長野県の鳥居峠がそうですね。
峠の西側に降った雨は木曽川として太平洋に流れて
東側に降った雨は信濃川として日本海に流れる感じです。

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大抵は山の峰が分水嶺にあたるのですが
山でない場所は「分水界」と呼ばれています。
(分水嶺も広義の意味では「分水界」になります)

本州一低い分水界というと
近畿は北部の丹波地方にある「水分け」が有名です。

低いところでなんと!95.45m。

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水分けには公園が整備され資料館もありました

これのどこが凄いのか。
数字だけではなかなか実感がないのですが

・こんな山の奥地なのにこれだけしか標高がない。
・海との高低差がこれだけしかない。
・よって川は淀んだ流れになってるので船が遡れる。
・仮に今より水面が100mあがると本州はここで真っ二つ。


僕は資料館での説明を見てこの4点で
ほぉーと思い感動してしまいました。

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右が日本海への入り口。

この分水界。
川を境に北側を日本海、南側を太平洋に流れています。

この川が流れる土地は
堆積した土砂の影響によって小さな扇状地になっています。
これによって川が周辺より高くなっているわけです。

パッと見た感じは
ただの平地に見えるので不思議な感じです。
まさかここで川の流れが変わってるなんて。

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この水分けの近くには
柏原藩の城下町がありました。

今も城下町の雰囲気がたっぷり残ってるのですが、
中でも上の写真”木の根の橋”は凄いものでした。

古いケヤキの木。
その根っこが川を跨いでる。実に豪快。

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柏原藩は織田氏の城下町。
江戸時代からの陣屋が残っています。

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織田の家紋。
やっぱ格好いいですね。

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そういえば織田信長を祀っている神社は
この柏原の神社と全国であと2ヶ所しかないのだそうです。

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八幡神社には三重塔が建っていました。

神社に三重塔って今の時代では珍しいですよね。
江戸時代までは神社と寺が同居する形式が多かったのですが
明治新政府による廃仏稀釈によって別々にすることになったので
あまり見かけなくなってしまいました。

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この八幡神社の境内には寺はもうないですが
鐘楼などが残っていてかつての名残を感じれました。

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柏原はスキー帰りによく通る町なのですが
実際に観光してみないとわからないものですね。
通り過ぎるだけでは勿体無い良い町でした。

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posted by にゃおすけ at 20:37 | 大阪 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 近畿ボラボラ | 更新情報をチェックする
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