2014年06月10日

伊賀街道その2・平松宿→島ヶ原宿

伊賀盆地の奥深くへと入っていきます。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

県境の長野峠を越えて
最初の宿場町が平松宿です。

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かつての賑わいを今に伝える”鏝絵(こてえ)”
富の象徴として装飾に盛んに用いられたそうですが
なんとも立派なものですよね。

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この平松宿は宿として成立する以前は
1km手前の元町バス停付近が中心部だったそうです。

ところが度重なる大火にあい縁起が悪いということで
藩命により現在の地に移ったようです。

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宿場の西の端に芭蕉の句碑がありました。
伊賀街道には芭蕉関連の史跡が多く見られます。

柳の木の横にある大きな道標には
「右 京、大坂、なら道」と書かれていました。

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彫りが深い文字で味わいのある道標です。
道中を行く人々にもよく目に止まったことでしょう。

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台風の爪痕が残る街道筋。
川が氾濫して道の上に川砂が積もっていました。

この先では国道の土手までも
崩壊して迂回路になっている箇所もありました。

どうもこの辺りは被害が大きかったようですね。

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上野城下の手前にある宿場が平田宿です。

枡形が残る静かな光景。
赤い丸ポストがいい味を出してくれています。

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街道は宿場の先で川を渡りますが
川底をよく見ると変わった岩盤が目につきます。
まるで一枚岩のようで不思議なものです。

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実は古い時代の琵琶湖の地層なのだそうで
象の足跡や化石がわんさか出てくるのだそうです。

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川を右手に見ながら進むと
やがて草道になっていきます。

昔は車も通っていたのでしょうか。
意外と路盤がしっかりしていて歩きやすい。
今は人のみが通れる静かな空間です。

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ほどよく藪が生い茂ってる旧道。
山側の石には磨崖仏が何体も彫ってあります。

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この六地蔵さんもその一つ。
苔が適度に生えていて辺り一帯が良い雰囲気です。
まるでタイムスリップしたかのような光景です。

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この付近の街道は
他に対岸の国道を通る道もあるようですが
藪が苦手でなければ今回のルートが断然おススメです。

ちなみにルートの選定は
三重県発行のウォーキングマップを参考にしてます。

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いよいよ伊賀上野城下です。
整然と並んだ幾重もの道筋が城下町らしいです。

民家と民家の隙間からは城がよく見えてました。

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東海道関宿からの加太越奈良道との追分には
立派な道標が立っています。

城下には古い家も多く残っていて
都会にも関わらず静かな雰囲気があります。
町並みが高台に形成されているからなのでしょうか。

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高台であることもあって
盆地の眺めは抜群にいいですね。
なんともすがすがしい光景です。

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城下の西の端には鍵屋の辻があります。
大きな道標と大きな松の木が目印です。

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その横には昔風の茶屋が営業していて
さながら昔の旅人気分を味わうことができます。

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木津川を渡ります。

江戸時代はこの地点まで
大阪からの舟が運行できていたそうです。
それだけ流れが緩やかだったということでしょう。

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次の島ヶ原宿の手前には三本松峠があります。

道筋は廃道状態になっていて
蚊や蜘蛛の巣が多く進むのに一苦労でした。

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三本松池は昔からある池のようで
付近の人たちの憩いの場だったそうですね。

池の周りの街道は直線状なので
草競馬までも開催されていたのだようです。

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芭蕉が尻餅をつくほど大変だという尻餅坂を過ぎると
いよいよ島ヶ原宿の町並みへと入っていきます。

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夕日に照らされた坂のある町並み。
なんとも美しく疲れが吹っ飛ぶ光景です。

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木津川の水面はまるで鏡のようでした。
次は木津へ向かいます。


  
posted by にゃおすけ at 19:12 | 大阪 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢への街道 | 更新情報をチェックする
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