家々にどこか統一感があります。
たとえば白壁の町並みであったり
黒壁の蔵の町並みであったりー。
岡山の吹屋は赤い町並みデス。
なかなか珍しいですよねー。
場所は高梁市になるんですけど
周りは山、山、山・・・
ほんと山奥に位置しています。
なぜこんな山奥に
町並みが広がっているのかー。
大抵の場合はそこに産業があるから
発展してきた場合が多いのですが
ここ吹屋も例外ではありません。
その産業とは”銅”
上は銅山の鉱山跡なんですが
今は中に入ることもできるのです。
中はヒンヤリで広くまるで鍾乳洞っ!
そして忘れてはいけないのが”弁柄”
銅鉱石の副産物として産出された
磁硫鉄鉱石を原料としている赤い顔料で
着色材として有名なのデス
この弁柄の影響で吹屋の町は”赤”
なるほど!納得デス。
上は城のような石垣の上に立つ
広兼邸という民家。
弁柄の材料で富をなしたそうですが、
かなりの山奥にもかかわらず、
見事な石垣、そして建物を見ると
まるで城という雰囲気です。
吹屋の町は山奥だけあって
かなり時間がゆったり流れてる気がします。
上の小学校は明治に建てられたもの。
それでいて現役!すごいですよねぇ。