2009年10月28日

東海道五十三次その4・戸塚宿→大磯宿

さて3日目っ!
今日は大阪に戻らないといけないので
帰りの新幹線の時間を気にして
歩かないといけません〜。

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本日も晴れっ!歩くのが気持ちいい〜


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

7:00 戸塚宿
↓ 10km 2時間半
9:30 藤沢宿


昨日目印にしたマーキングポイントに
タッチしてから出発です♪
今回の旅では東海道全制覇を目標としてるんで
街道筋から離れる時は何か目印になるものを
決めて離れることにしています。

その目印とは・・・
看板であったり変な張り紙であったり〜
パッと見てわかりやすものなんですが
今回の戸塚のマーキングはコレ↓

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ガードレールに貼ってある紙が戸塚のそれでした♪

戸塚の謂れとなってる
富塚八幡宮で軽く朝食で休憩。

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それほど大きな社ではないようですが
東海道を行きかう人をずっと見ていた
何かの風格があるように感じましたねぇ。

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この辺りから松並木が増えだしました。
アップダウンは相変わらずあるんですが
古い木々に囲まれて歩くとどこか癒されます。
でも、ずっと交通量が多い国道沿い。
せっかくの癒しも残念ながら相殺に(^^;

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藤沢の宿は遊行寺というお寺の門前町。
街中には古い建物がチラホラと見かけれます。
中でも目立って多いのが土蔵でした。

藤沢の見どころといえば
遊行寺の大イチョウ。

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樹齢としては600年だそうです。
人と建物と比較するとデカさがわかりますねぇ。
そういえば、実はイチョウは生きてる化石です。
欧米などは化石としてしか見かけないらしく
こうして身近に感じるイチョウも
シーラカンスと並みだと聞いたことがあります。

9:30 藤沢宿
↓ 14km 4時間半(昼休憩含む)
14:00 平塚宿


藤沢を過ぎると茅ヶ崎、
茅ヶ崎駅付近には一里塚を発見っ!
約4km毎に存在する(もしくは跡)一里塚は
この辺りになると発見の度に
妙な達成感として喜びに変わります♪

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茅ヶ崎を過ぎると平塚の宿はすぐ。

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相模川を渡るともう平塚だっ!

時間に余裕があったので
市立博物館に寄ったのですが
わずか10分ほどの道のりでも
方角が違うと少々辛く感じましたねぇ。

もう50km近く平気で歩いてるのに・・・(^^;

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それでもスイスイと進んでいきます♪

平塚は落花生が有名で
町にはそれを売ってる古いお店も。
平塚の謂れは名前のとおり
「平塚の塚」というのが存在しています。

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これが平塚の”塚”

その塚の謂れも何種類かあるらしく
「平氏に関係しているから」とか
「塚の頂上がなぜか平らだから」とか。

ちなみに「平塚」の呼び方は”ひらつか”ですが
昔は”たいらつか”と呼ぶこともあったそうです。

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本陣跡は目印のみ

15:45 平塚宿
↓ 4km
16:45 大磯宿


平塚の喫茶店で大休止した後は、
本日、最後の大磯宿までラストスパートっ!

化粧坂付近の松並木は
頭に思い描いていた東海道の雰囲気が
丸々残ってる景色が広がっていました♪

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この感動を胸に無事、大阪へ帰宅(^^)

次回は11月の3連休。
いよいよ箱根っ!!


  
posted by にゃおすけ at 20:50 | Comment(4) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする

2009年10月23日

東海道五十三次その3・川崎宿→戸塚宿

さて2日目っ!

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快晴の中、川崎をスタート


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

8:30 川崎宿
↓3.1km 45分
9:15 鶴見


この日も良い天気で
たんたんと歩き始めます。
鶴見までの道のりは車どおりの少ない
生活道路といった雰囲気です♪

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幕末の大事件の生麦事件の碑

鶴見の見どころとしては
幕末の生麦事件碑が一番でしょうけど
鶴見線の国道駅を忘れてはいけません。

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この国道駅の雰囲気は
まさしく昭和っ!!!

古めかしい高架のガードしたにある廃屋群。
その廃屋の入口には昔の書体で書いた
看板やショーケースなど明かりが点けば
昭和30年代にタイムスリップー!
実に不思議な感覚になります。

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このアーチ型がいい感じでショ?

9:15 鶴見
↓ 6km 105分
11:00 神奈川宿
↓ 3km 60分
12:15 保土ヶ谷宿(食事)


次は宿場町は神奈川の宿。

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神奈川新町の鉄橋から今の東海道線をボーっと眺めて

開港の影響をモロに受けたところで
寺が各国の領事館だった時もあったりと
宿場町なのに一風変わったものがあります。

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さぁ坂がはじまりマス

ここの見どころといえば神奈川の坂っ!
昔は横浜は名前の通り普通の浜辺で
東海道は山沿いを進んでいってました。

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じゃーん。

凄い、崖でしょう。
日本橋から歩いてきて
最初の難所といえば難所。
昔はこの方角は海でミニ東尋坊のような
雰囲気もあったそうですねー。
ちなみに写真の方角には横浜駅。
当時は海の中、、、

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遠くランドマークタワーも見えますがこちらも昔は海の中、、、

13:00 保土ヶ谷宿
↓ 9km 3時間
16:00 戸塚宿


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保土ヶ谷宿では私たちを歓迎?するような
宿場町祭りが行われてました〜。
寂れている宿場町が多い中
祭りのおかげで昔のような賑わいを感じれて
これは実に良いことっ!

でも、人多くて歩きずらい・・・(笑)

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本日の最終目的地の戸塚の宿の前には
権太坂という簡単な山登りがあります。
もうこの辺りは起伏が激しく
ダラダラと永遠に続くような坂は
疲労が重なっていきます(^^;

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頂上付近の景色はサイコー!

そんな中、権太坂の頂上付近にあった
上の写真のあげぱん屋さん。

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店に入ると3分ほど待って
揚げたてのパンを用意してくれます♪
中にホイップクリームを入れて
食べるホカホカの揚げパンは格別でした☆

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品濃坂付近には
両側に今も残る一里塚が。
これを越すと戸塚まではあと少し・・・
ちなみに宿は横浜市内にとりました。

【宿泊】コンフォートホテル横浜関内


  
posted by にゃおすけ at 22:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

東海道五十三次その2・品川宿→川崎宿

さて、初日の午後編です。

午前中は都内の中心部ということで
信号が多く思いのほか時間がかかったのは
ちょっとした誤算で午後は予定より
1時間もオーバーで出発になりました(^^;

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

14:00 品川駅前
↓ 1.5km 15分
14:15 品川宿
↓ 3.5km 1時間
15:15 鈴ヶ森刑場跡
↓ 7.6km 2時間
17:15 川崎宿


東海道の最初の宿場町は品川です。
品川宿はJR品川駅よりかなり西...

いま、考えると非常に不便ですがー
鉄道開業の明治時代の当時は
SLの火の粉が飛ぶとかで
繁華街の近くに駅を作らない所が多く
品川宿も例外ではなかったようですねぇ。

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品川宿からしばらくは
商店街の中を歩くことになります。
この商店街の道が旧東海道です。

車がガンガン通る国道と違って
気分的にのんびり〜♪

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本陣跡は立派な公園になってました

都内なのに宿場町があるっ!ということで
ここ品川宿ではそれをウリにしてるようで
街角交流館があったり本陣などの案内標識も
しっかりあって好感できる所でした。

が・・・
昔の面影がほとんどナイ!


あるのは道幅と
古いお寺群といった感じでしょうか。
戦災や地震でなくなったから仕方ないのですが…

でも、よく見ると
東海道の間近まで海岸線だったことが
一目瞭然でわかる場所があるんです。

東海道から左側に分岐するいくつもの脇道。
どれもすぐに緩やかな下り坂になっています。

ようするにその先が昔は海だったっ!

と、いうことになります。
確かに広重の絵もそんな感じです♪

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さて品川の宿を出て
次の名所”鈴ヶ森刑場跡
磔にされて串刺し、火炙り、斬首など
実際にその時に使った石などが普通に展示!!

この辺りに住む人は怖くないんだろうか・・・
幽霊も着物姿が多いらしいです(^^;

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大森、蒲田を過ぎて
多摩川を渡るといよいよ神奈川県。
歩いて都内を抜けるっていうのは
なんともいえない爽快感がありました♪

【宿泊】ホテルスカイコート川崎

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posted by にゃおすけ at 19:47 | Comment(5) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする