2010年08月31日

富士山を楽に登るには!?

8月の中旬に3度目の富士山を
登ってきました。

今までと同じ夜間に登って
昼に下山するスケジュールで
登山口はいくつかある中でも
最短だけど少し険しいと言われる
富士宮口を今回も選んでいます。

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富士宮口は登り口からすでに標高2400m!!

富士山は高所にあるので
高山病の対策を考えないといけません。
なので途中の山小屋で1泊っ!!
てのが普通の考えかもしれませんが・・・

この山小屋。繁忙期は
1つの布団を横にして川の字になって
6人で寝る場合もあるんですよねぇ(^^;

神経が図太い人はいいですけど
繊細な人は緊張して寝れなくて
逆に疲れてしまう場合も・・・

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満天の星空からジョジョに空が青くなってくると

なので、繁忙期に富士登山を控えるか
泊まらないようにスケジュール組むのが
初心者には良いかと僕は思います。

そんなこんなで今回のスケジュール。
御来光を頂上で見ないっ!というのを
基本的に考えてみました。
御来光は確かに綺麗で感動しますが
みんながみんな日の出前に着くように
頂上を目指してしまうので登山道は渋滞、
トイレも渋滞、団体ツアーも多し。

精神的に疲れますねぇ(^^;
ただでさえ富士登山は疲れるのに・・・
初心者ならなおさらのことでしょう。

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見事な御来光が!八合目でもこの通り♪

さて、スケジュールです。
午前2時に富士宮登山口出発。
普通の脚力なら頂上で御来光は厳しいでしょう。
なので登山口には誰もいませんでした。

登山道は快適そのもの♪

ただこの時間。
マイカー規制時は下の駐車場から
シャトルを利用することになるんですが
安いバスは運行時間外ということで
割高なタクシーを利用することになります。
片道5000円なり。帰りは4000円ほど。
4人集まれば(相乗りすれば)
金額的にも問題はないかと思います。

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9合目付近。この辺りはさすがに苦しい(モデル・にゃおすけ)

高度をあげるにつれ
登山道には人を見かけますが全然楽。
気持ちよく登ることができます。

涼しいし汗あまりかかないし。
もしこれが昼に登るとなると大変でしょう。
また夜のいい点はこれから登る登山道は
ヘッドライトが照らされたところしか
見えないということでしょうか。

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太陽が完全の上った山頂はとても暖かい

下手に見えてしまうと
岩だらけで登りにくい登山道は
初心者はそれを見るだけで登る気力が
萎えてしまうでしょうねぇ。

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火口には雪がまだ積もってました

御来光は8合目あたりで。
頂上で見ずとも綺麗なものです。
御来光が出てしまうと下山者が
上から降りてきますがまあ大丈夫。

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眼下の雲海がとても綺麗☆

自分のペースで登ろうと思っても
空気が薄いので休み休みになるんで
ちょうどすれ違いのタイミングで
うまく休むことができるものです。

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山小屋の布団を干す光景が面白い

頂上には8時前に到着。
剣が峰の石碑では写真を撮るグループが
順番に並んで大盛況になってました。
これも時間を外せばいいんですけども
なかなか行程的に厳しい人もいますよねぇ。

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チラホラ高山植物があるけども道自体は単調な景色

10時前に下山開始。14時には駐車場です。
帰りは気持ちいいぐらい快適に降りれます。
いい天気だと眼下に駿河湾を見ながら。
この点下山は昼がいいでしょうね♪

と、いろいろ書いてみましたが
御来光にこだわらなければ
快適な登山を楽しむことができるでしょう。
でも、何度も登るような山でもないですし
富士山を一生に一度という人もいるでしょう。
そうとなると頂上で御来光をというのは
気持ちはすごくわかります。
僕も最初はそうでした(^^;

単純に登頂を目指したいというのなら
この方法が一番楽でしょうね♪





  
posted by にゃおすけ at 22:07 | 大阪 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 中部ボラボラ | 更新情報をチェックする

2010年08月24日

元祖!古い町並みっ!

古い町並みに
元祖なんておかしいですが
関西に住んでいると有名な場所は
やはり岡山の倉敷でしょう。

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もちろん、関西だと
古都の京都や奈良がありますが
それは別格中の別格ですよねぇ。

倉敷は近年古い町並みが
注目される以前から町並み保存を
活発に行なってきていたような気がします。

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なので倉敷は観光客は多め、
施設も高めという感じですっかり観光地化。
古い町並み好きな僕も以前に軽く散策して
観光客の多さに嫌気をさしてしまって
じっくりと観光せずに終わってました。

でもっ!でも、ですよー

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今回、再訪して思いました。
やっぱ隅々まで見て回るといいものですねぇ。
古い建物も数多く残っていますし、
観光客が去った早朝や夕刻なんて
雰囲気は抜群にいいでしょう♪

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今回、手こぎ船に乗船してみましたが
船から眺める景色って目線がグッと下がって
とってもいいものですね〜。

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値段は300円。
船頭さんの解説もありますしお得です♪
人気があるんで満席になりがちなので
倉敷に着いたらまず切符売り場に向かうのが
ベストでしょう。時間指定で乗船できます☆





  
posted by にゃおすけ at 20:56 | 大阪 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | 中国ボラボラ | 更新情報をチェックする

2010年08月18日

東海道五十三次その16・吉田宿→藤川宿

梅雨の時期の東海道。
今回は初めての雨の道中でした。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

新幹線で豊橋へ。
新幹線を使った東海道歩きは今回が最後。
次回からは近鉄などを使って現地入り出来るだけに
どんどん終点の京が近くなってきました。

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歩き始める前に吉田城へ寄ってみました。
豊橋の地名は昔は吉田と言われていて
城下町や宿場町も大きかったそうだ。

豊川沿いに立つ城の姿はなかなか立派っ!
川が天然の堀だったようです。

09:00 吉田宿

↓4.3km 1時間10分

10:10 小坂井駅前

↓5.2km 1時間20分

11:30 御油宿


豊川にかかる橋が豊橋です。
橋の名前が今の町の由来になってるんですね〜。

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豊川市に入ると蝉の声が聞こえてきました。
今年初めて聞いた蝉の声・・・
あー夏だっ!と実感したんですが
実は蝉が苦手なにゃおすけは
あんまし嬉しくなかったり(^^;

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この頃からポツポツと雨が。
梅雨の時期だけに仕方がないですが
それよりも雨に濡れた紫陽花が綺麗。

道中、いくつも綺麗な紫陽花に会えました。

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御油といえば松並木

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資料館もあって力が結構入っています。
でも、実際の松並木は意外と若いものが多く
虫にやられて殆どが枯れてしまったそうな。

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なので生えているのは近年のもので
江戸時代からあると思われる松はほんの少し。
それでもやっぱ松並木はいいもので
とてもいい雰囲気でした。

12:00 御油宿

↓1.6km 30分

12:30 赤坂宿


赤坂宿と御油宿とはめちゃくちゃ近いっ!
こんなに近くていいのかというほど。

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旅籠が今も一軒残っていて1泊1万円だそうな
松尾芭蕉も泊まった部屋もあるらしく
こういうのに一度泊まってみたいものですねぇ。

12:40 赤坂宿

↓10km 2時間40分

15:20 藤川宿


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赤坂宿を少し過ぎると
国道一号の広い道を進むことになります。
車がバンバン通るけども白須賀〜二川の区間のような
気だるさというものは不思議と全然ありません。

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山と山と挟まれた中を進む感じで
緑にとても癒され名鉄電車の赤に癒され〜
歩いていても楽しい区間でした。

本日の行程はここまで
やはり東海道歩いてきて初めての雨降りに
ちょっと疲れてしまいました(^^;
予定より4km残しての終了デス

   
posted by にゃおすけ at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする