2010年12月27日

東海道五十七次その2・伏見宿→橋本

さぁ、いよいよ伏見宿っ!

DSC02728.JPG


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

12:45 伏見宿

↓6km 90分

14:00 淀宿


伏見宿の役割は
大坂へ行く船の港町でした。

淀川を下っていくわけですね。

そのせいか、ここに泊まる旅人が多く
京もすぐそこということで
宿の数もかなりの多さだったとか。

DSC02740.JPG

龍馬で有名な”寺田屋”もその1つ。

大河ドラマの龍馬伝の影響か
店の前にはスゴイ人で驚きました。
前はすんなり入れたのにな〜

今もここに泊まることができるそうです。

DSC02745.JPG

東海道は寺田屋の近くを進みます。

伏見は他に酒どころとしても有名ですよねー。
酒があるところ名水があるといいますが
宿場内には今も湧き出ています。

大きな酒蔵群と東海道。
今まであるようでなかったコラボ。

伏見宿はなかなか見どころがありますね。

DSC02756.JPG

宿場の外れに伏見港があります。
ここから大坂への道のりは言わば片街道。

大坂向けはほとんど船ですから
歩くのは上りの京向けの人々という感じなので
ココから先の宿場はこじんまりしていました。

DSC02764.JPG

伏見港を過ぎると
宇治川の堤防沿いを進みます。

江戸時代。琵琶湖の水が唯一
外に流れ出る川筋。

滋賀県内は瀬田川と言ってますが
この辺りになると川幅も広く雄大感があります。

DSC02783.JPG
この先には横断歩道もなにもない

いよいよ現代の難所と言われる
宇治川大橋が近づいてきました。

ここは横断歩道も何もない交差点。
真っ直ぐ行くと交通量が多いので
迂回して通らないといけないのですが・・・。

DSC02785.JPG

迂回するとかなり遠くまで歩く必要があるんで
結局、上の写真の所をよじ登ってみました(^^;

さいわいトレッキングシューズなので
普通によじ登ることができたのですが、
ひっつき虫が服に大量に付き大変でした。

子供じゃん(爆)

DSC02781.JPG

川向こうには巨椋池という
以前は池だったところが今は干拓され
ススキの巨大生息地に・・・。

夕日に映えるススキが美しい。。。

DSC02796.JPG
淀城の跡の石垣がよく残っています

淀宿に入ります。競馬場があって
どこか昭和の古い雰囲気が漂っています。

DSC02799.JPG
にゃんこに焼きそばパンをあげてみました

淀城があったりと
城下町の雰囲気も合わせもって
しかも宿場自体が小さいものなので
今までに味わったことがないような
雰囲気がありました。

DSC02802.JPG
競馬場へ続く道は赤鉛筆オジサンでいっぱい

昔、よく京都競馬場に行ったんですが
かつてよく歩いた道が東海道だったとは。

歴史を知ると
その土地のことがよくわかる!!

あらためてそう思いました。

DSC02805.JPG
駅から離れるとひっそりした宿場町の光景が

15:00 淀宿

↓6km 75分

16:15 橋本


DSC02827.JPG
御幸橋から眺める淀川はゆったりした流れ

淀宿から御幸橋を使い淀川を越え
男山にある石清水八幡宮を見ると
京阪電車沿いの道へ。

DSC02840.JPG

淀川の堤防が真横。
この辺り何も道しるべがないので
道は合ってるのかと不安になるんですが

沿道にある地蔵さんや古い大木、建物で
ここは東海道なんだと安心します。

DSC02835.JPG

さて、今日は橋本まで。

橋本は幕府指定ではないものの
遊郭があったり渡しがあったり
それに準じた扱いでありました。

DSC02842.JPG

雰囲気ある町並みには
古い道しるべも健在っ!

なんともいい感じですね〜♪

DSC02841.JPG

さぁ
次はいよいよ大阪府に入ります☆


  
posted by にゃおすけ at 20:18 | Comment(4) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

桜島は今も噴火中っ!!

日本にある活火山で
大都市のすぐ近くにあるのは
鹿児島の”桜島”の他はないでしょう。

IMG_9931.JPG

今も活発に噴煙をあげています。

市内の道には火山灰置き場があったり
他の都市にはないようなものが
散策してると見つけることができます。

IMG_9940.JPG
フェリーは車も満載っ!乗れない車は次の便へ。盛況でした。

鹿児島市街から桜島へ行くには
市営のフェリーが一番便利っ!

約15分間隔で次々と出航していきます。

そそ、
フェリーでの楽しみといえばー

IMG_9925.JPG

一番前の展望デッキで見る桜島っ!

ぐんぐん、山が近づいてくるのがわかります。
スペースが狭いので早い者勝ち。

そして、フェリーで食べる”うどん”

ケンミンショーで紹介されてから
さらに人気になったこのうどん屋は
乗車時間が短いので乗船したらすぐに
店に行き食った後は展望デッキへGO!

ちょっと忙しいけど
これが一番満喫できるかもしれません♪

IMG_9942.JPG

さて、
桜島は過去に何度も大噴火がありました。

上の烏島展望台は
今は桜島として一体になってますが
かつては独立した島だったそうです。
大量の溶岩で”烏島”は埋ってしまいました。

IMG_9950.JPG
鹿児島のにゃんこはほとんど逃げずに友好的でした♪

なので、ゴツゴツした溶岩を見るには
周り一帯全部が溶岩になってるんで
ココが一番かもしれませんね〜。

IMG_9960.JPG

展望台のオススメといえばもう1ヵ所。
この有村展望台は少し標高が高いので
晴れていれば開聞岳のほうまで
バッチリと見渡すことができます。

IMG_9954.JPG
あの変わった山容をしているのが開聞岳です

そして目の前に広がるは錦江湾。

読み方は”きんこうわん”ですね。
桜島が作った大きな大きなカルデラ湖。

今は海と繋がってますから
厳密にはカルデラ湖ではないのですけども
あの阿蘇山、箱根と同じ感じのが
鹿児島にもあるわけです。

IMG_9978.JPG

そそ、鳥居が埋まってる場所があります。

「黒神埋没鳥居」

かつての地面はこのずっと下だったわけで
噴火の凄まじさがわかりますよねー。

IMG_9976.JPG

鳥居で思い出しましたが
鹿児島には昔からの寺が殆どありません。

明治維新の頃の廃仏毀釈があって
寺がどんどん破壊されていったんですが
ここ鹿児島はそれが激しかったようです。

IMG_9984.JPG

そうこうしてるうちに噴煙が・・・
鹿児島市内からは火口付近は見えませんが
逆側の垂水側から見るとスゴイ迫力があります、

IMG_9981.JPG

夜は溶岩焼き発祥の店で晩飯を頂きました。
熱い石の上に味噌風味の黒豚を置いて食べるんですが
これがメッチャ美味い!!酒がすすみました♪

そしてデザートにはシロクマ。

天文館の喫茶店が発祥なのですが
1人でカキ氷に挑戦しようと意気込んで店内へ。

ところが、予想どおりカップルだらけ。
結局、お持ち帰りでいただきました(^^;





   
posted by にゃおすけ at 23:11 | 大阪 ☔ | Comment(5) | TrackBack(0) | 九州ボラボラ | 更新情報をチェックする

2010年12月16日

東海道五十七次その1・大津宿→伏見宿

東海道五十七次。
先日、京都三条大橋に着いたのですが

東海道は大阪まで!!

と、いうことで完全走破に向け
大津市追分からまた歩き出しました♪

DSC02648.JPG
追分の分岐点は風情たっぷり


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

09:00 大津市・追分分岐

↓14.5km 3時間30分

12:30 伏見宿


追分の分岐点。
左へ行くと大坂。右へは京。
今回は左へと歩みをすすめます。

IMG_0983.JPG

そういえば、この辺りは実はまだ滋賀県!
逢坂山の峠を越えると京都府と思っていたので
ちょっと意外な発見でした。

今回、使用したガイドブックは
土山宿の資料館で頂いた無料のもの。
表紙にはくっきりと東海道五十七次の文字♪

DSC02649.JPG

中は詳細なルート図が記されています。
無料なのに結構なクオリティ!!
多分、問い合わせたら送ってくれるかも。

DSC02653.JPG
少し歩くと初めての国道に大阪の文字を発見

さぁ、前置きが長くなりましたが
いよいよ出発です。

狭い道な上に
交通量がかなり多め・・・

DSC02658.JPG

大型バスもわんさか通り
歩くのが大変な道がいきなり現れます。

DSC02660.JPG

この辺りの別名は奈良街道。
東海道と同じ重複区間になってるのですが、
どこにも東海道の文字がありません。

うーん、東海道のほうが
格上なはずなんだけどなぁ・・・(^^;

ちなみに今回歩いた他の区間でも
どこの看板にも”東海道”の案内図は
見当たりませんでしたねー。

DSC02657.JPG
ウネウネ道。いかにも旧街道。

この辺りの東海道は昔は

大坂方面へ下る場合を大坂街道。
京方面へ上る場合は京街道。

こんな感じで呼ばれてましたから
知ってる人自体少ないのかもしれませんね。

DSC02667.JPG

紅葉の綺麗な山並みを見て
京阪バスの車庫も横目に見て

そんな中、大宅の一里塚を発見。

こういうのを見ると
街道を歩いてるのだとホッとしますね♪

DSC02669.JPG
大宅の一里塚。読み方は”おおやけ”

DSC02676.JPG

追分から続いていた道は
勧修寺付近まではずっとなだらかな下り。

ところが勧修寺を過ぎると
名神高速の脇道を歩いていきます。

DSC02680.JPG

軽く山越えといった雰囲気ですが
かつての旧道は高速の下に埋まっているそうで
これも時代の流れ。仕方ないところです。

DSC02685.JPG

DSC02686.JPG
竹が生い茂る横も歩きました

DSC02693.JPG
このような雰囲気の脇道へも入ります

名神高速の横の通り過ぎると
狭い路地へ左折。

これが結構な急坂・・・

DSC02697.JPG
オートバイも大変そう・・・

でも、これを越えると
雰囲気良い古い家々が点在。
交通量も少なくのんびり♪

DSC02709.JPG

藤森神社
勝運の神社で有名ですね。
馬券で大勝負をする時は
ここに寄ってお参りする人が多いとか。

休憩所には過去の名馬の
奉納絵馬があちらこちらに・・・。
懐かしい気持ちになりました。

DSC02711.JPG

そそ、境内には名水も湧き出ています。

この辺りから涌き水が多いようで
酒どころの大宿場町の伏見宿が
ようやく近くなってきました♪

DSC02702.JPG
遠くには大阪との県境の山崎の山が見えました


  

posted by にゃおすけ at 20:46 | Comment(4) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする