愛知川まで約30kmの行程でした。
出発点の草津宿。
この道は日本橋まで続いていると思うと
ワクワクが止まりません!!
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
何気ない道もウネウネしていて
街道ぽさが漂っていたりして面白く
歩みも自然と遅めになってしまいます。
東海道の時もそうでしたが
ペースは毎時4kmと計算しています。
どうしても宿場内は
見所を探したりと遅くなりますが
逆に宿と宿の間で何もない所だと
毎時6kmになる時もあったり(^^;
でも、無理をすると
マメが出来て負担になるんで
出来るだけ同じペースが基本ですね(^^)
そうこうしているウチに
JRを越えるとほどなく行くと
さらに雰囲気ある道になってきました。
ただ、車が多い・・・
こういう道は気をつけなければいけません。
弁柄で塗った赤い柱が特徴の家々。
ここはまだ京都に近いことを実感させられます。
守山宿。
なかなか立派な古い家々が立ち並びます。
宿入口には大きく屈曲した曲手など
当時の繁栄ぶりがわかります。
昔は京を発つと女性は
まず守山に泊まったそうです。
うーん、にゃおすけより凄い(^^;
滋賀県の中山道の宿場町は
同じ県の東海道の各宿場よりも
ずっと栄えてるなという印象を持ちました。
近世の東海道本線の開通もあると思いますが
全国を飛び回った近江商人の影響も
あるのでしょうねー。
豪華な邸宅が目立ちます。
遠くに近江富士を眺めます
野洲付近も造り酒屋など立派な屋敷が
次の武左宿までは距離もあり
鏡立場がちょうど中間地点にありました。
ここは立場なのに本陣やら
旅籠やらいっぱいあったそうですね。
中山道が制定される前は宿場町だったとかで
ただの立場以上の見所がありました。
武佐宿。
少しひなびた感じの宿場町。
すぐ隣には城下町の近江八幡。
そんな位置関係から昔も今も
同じような雰囲気だったそうです。
小学生が描いた案内板。
なんとも微笑ましい光景です♪
田園風景が広がり
左手に安土城の山や観音寺山を見ると
ほどなく近江商人の町五個荘に入ります。
詳細は以前この記事に書いてるんで
ここでは割愛しますが、
立派な水路や家々にある”水”の文字。
そして大きな屋敷。
東海道の滋賀県区間では
なかなか見かけなかった光景。
これ1つとっても中山道は面白いですね〜。
そして本日のゴール愛知川宿。
お菓子屋がいっぱいあるところが
古くからの町らしさを感じます。
そしてつまみ食い・・・
街道歩きは全然痩せません(笑)