2011年05月25日

中山道六十九次その2・草津宿→愛知川宿

今回から中山道の区間!
愛知川まで約30kmの行程でした。

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出発点の草津宿。
この道は日本橋まで続いていると思うと
ワクワクが止まりません!!


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

何気ない道もウネウネしていて
街道ぽさが漂っていたりして面白く
歩みも自然と遅めになってしまいます。

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東海道の時もそうでしたが
ペースは毎時4kmと計算しています。

どうしても宿場内は
見所を探したりと遅くなりますが
逆に宿と宿の間で何もない所だと
毎時6kmになる時もあったり(^^;

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でも、無理をすると
マメが出来て負担になるんで
出来るだけ同じペースが基本ですね(^^)

そうこうしているウチに
JRを越えるとほどなく行くと
さらに雰囲気ある道になってきました。

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ただ、車が多い・・・

こういう道は気をつけなければいけません。

弁柄で塗った赤い柱が特徴の家々。
ここはまだ京都に近いことを実感させられます。

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守山宿。
なかなか立派な古い家々が立ち並びます。
宿入口には大きく屈曲した曲手など
当時の繁栄ぶりがわかります。

昔は京を発つと女性は
まず守山に泊まったそうです。
うーん、にゃおすけより凄い(^^;

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滋賀県の中山道の宿場町は
同じ県の東海道の各宿場よりも
ずっと栄えてるなという印象を持ちました。

近世の東海道本線の開通もあると思いますが
全国を飛び回った近江商人の影響も
あるのでしょうねー。

豪華な邸宅が目立ちます。

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遠くに近江富士を眺めます

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野洲付近も造り酒屋など立派な屋敷が

次の武左宿までは距離もあり
鏡立場がちょうど中間地点にありました。

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ここは立場なのに本陣やら
旅籠やらいっぱいあったそうですね。
中山道が制定される前は宿場町だったとかで
ただの立場以上の見所がありました。

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武佐宿。
少しひなびた感じの宿場町。
すぐ隣には城下町の近江八幡。
そんな位置関係から昔も今も
同じような雰囲気だったそうです。

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小学生が描いた案内板。
なんとも微笑ましい光景です♪

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田園風景が広がり
左手に安土城の山や観音寺山を見ると
ほどなく近江商人の町五個荘に入ります。

詳細は以前この記事に書いてるんで
ここでは割愛しますが、
立派な水路や家々にある”水”の文字。
そして大きな屋敷。

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東海道の滋賀県区間では
なかなか見かけなかった光景。
これ1つとっても中山道は面白いですね〜。

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そして本日のゴール愛知川宿。
お菓子屋がいっぱいあるところが
古くからの町らしさを感じます。

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そしてつまみ食い・・・

街道歩きは全然痩せません(笑)

    
posted by にゃおすけ at 19:42 | Comment(4) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

高岡は1度で2度美味しい!?

富山県の高岡市っ!

空襲がなかったおかげで
今も古い雰囲気の町が残ってます。

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旧街道の北陸道を挟む形で
土蔵造りの町並みが広がりー

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ここから川を渡って10分の場所には
面格子の町並みがー。

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こちらは金屋町といって
その名のとおり鋳物の町でした。
今も表札を見ると”金”と付く苗字が多いこと!

1つの町に
特徴的な町並みが2つも。
1度で2度美味しいですよね(^^)

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土蔵造りの町並みですが
川越などと同じく大火が原因で
耐火建築として土蔵で造られたそうです。

重厚さがとてもイイ!!

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もちろん、中も見学できるのですが
ガイドさん曰く、金沢の人には緊張されるとか。
富山は金沢の人から見ると江戸時代は分家。

今も、金沢の人から見ると
上から目線で言ってくる人が多い・・・

と、いうことでしたが
半分、冗談かもしれませんね(^^;

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高岡には大仏があるんですが

なんといっても三大大仏の1つ!

奈良、鎌倉、高岡・・・

3番目はいろいろ諸説があるそうです。
なので言ったもん勝ちなのかも・・・w

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高岡はこんな感じで
国宝の瑞龍寺
特徴的な高岡城だけでなく
市街地散策はなかなか面白いです。

マイナーなので観光客も少なめ
ゆっくりできるのもいいですね。

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高岡周辺まで足を伸ばすと
万葉とつくものが多いのに気づきます。
万葉線もそうだし病院もあったり・・・

昔、万葉集に出てくる
大伴家持がいた影響からですが
高岡は万葉で売り出しているみたいです。

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二上山万葉ラインという
ドライブウェイがあるんですが
高岡市街地をサクッと一望!

散策した町を上から眺めるって
いつも思うけど楽しいですねぇ。

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展望といえば
クロスランドおやべタワーもオススメ。

東京タワーなどのタワーと違い
農村の中心部に立つタワーは珍しいですよね。

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おかげでタワーの高さ以上の高さを味わえる。
とってもお得な気分にさせてくれます(^^)





  
posted by にゃおすけ at 18:56 | 大阪 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 北陸ボラボラ | 更新情報をチェックする

2011年05月13日

中山道六十九次その1・三条大橋→草津宿

  
ついに始動!
中山道六十九次っ!!


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またこの三条大橋に降り立ちました♪


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

街道歩きも東海道が終われば
終わりと思っていたのですけども

東海道を歩くにつれ街道の魅力にはまり
やめれなくなっちゃいました(^^;

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今度は中山道!六十九次。
東海道の時とは逆に日本橋へ向けて
歩いていきます〜。

上の弥次喜多に見送られ
#タバコに注目w

いざ出発っ!

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草津宿までの区間は
東海道で1度歩いた区間。
まったくの逆戻りになるんですが

歩いてみると景色や雰囲気など
全然違う感じがしますねー。

とっても新鮮!

これなら東海道も逆方向もありかな。

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この日は晴天だったものの
黄砂もいっぱい。

歩いてると口がジャリジャリ。
気のせいか・・・(^^;

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ふと、名神高速を見ると大渋滞。
その影響か国道1号の車の数が多く
それでジャリジャリな感じだったのかも!?

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そういえば、
ツイッターでも道中のことつぶやいてるのですが

とってもサプライズなことがありました。

三条大橋ではお守りをいただいたり、
大津宿ではちびっ子が下の紙を持って
待ってていてくれました。

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感激!元気が出ました(^^)
あらためて、ありがとー。

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さて、大津宿を過ぎると
膳所の町並みへと入っていきます。

城下町なんですが
駅近くなのにどこか遠くの田舎に来たような感じ。

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この辺りは去年エボルタ君の東海道チャレンジで
僕も応援に現地にかけつけていた区間。

どこで休憩したか不思議と鮮明に覚えている・・・
あのカタカタ音が懐かしいなぁ。。。

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近江八景のひとつ瀬田の唐橋を渡ると
本日のゴール草津宿もそう遠くありません。

夕方になってきて
あともう少しという時が
街道歩きで辛いところなんですがー

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今回の中山道の道中は
東へ向かっての旅になっています。

東海道の時と違って
夕日に向かって歩かない分

全然楽でした(^^)

この点を考えると
日本橋に向かって歩く方が
いいのかななんて思ったり。
(のんきなこと言ってますが・・・w)

でも、ガイドブックに関しては
日本橋から書いてるものばかりなんで
逆に読まないといけない点は
ちょっと難儀かもしれませんね〜

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草津宿に入り
やっと中山道の文字。

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ここから正真正銘の中山道のみの道中がはじまります。

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さぁ、行くぜ!!


  
  
posted by にゃおすけ at 20:02 | Comment(10) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする