2011年08月29日

小京都の中の小京都っ!in津和野

小京都と呼ばれるところ
日本中あちこちにあるんですが
その中でも津和野は雰囲気あるなーと
思わせてくれる所が多くありました。

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メインストリートの殿町通り。

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家の軒先にある犬矢来(いぬやらい)は
京風の町家の特徴ですよねー。

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そして、鯉が泳ぐ水路!

餌の食べすぎなのか
メタボちっくになってますw

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いろんな池で鯉を見たりするけども
段違いにデカイのは驚きに値します(^^;

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この太鼓谷稲成神社

山の中腹にあるんですが
神社までずっと赤い鳥居が続きます。

結構な坂!!

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もちろん車で近くまで登れます。
が、観光客のおじいさん、おばあさんも
一生懸命に登ってる・・・
それだけ価値のある表参道なのでしょうね。

後で知ったのですがココは
日本五大稲荷の1つらしいです。

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神社からの津和野市街の展望は
なんとも素晴らしい光景です。

山間に開けた城下町。
とても静かでのどかです。

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本当なら100名城の津和野城も!

と、行きたいとこだったんですが
山頂まで連れていってくれる
リフトがなんと!動いてない!!

下から歩いて登ろうとも思ったのですが・・・
梅雨の時期、夕刻ということで断念(^^;

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そそ、津和野といえば
後はSLですね。

やっぱ生は迫力が違います!!





  
posted by にゃおすけ at 20:26 | 大阪 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国ボラボラ | 更新情報をチェックする

2011年08月25日

中山道六十九次その12・三留野宿→須原宿

さぁ、これから
木曽川の流れに沿っていきますよ〜

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

今回はまず観光です♪

木曽川に架かる桃介橋を渡ってみました。
どうですかー?立派でしょー!!

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福沢桃介さんが作った橋ですが
あの1万円の人と少し関りのある人物です。
木曽川の電力を開発した電力王であり
今日の木曽の発展はこの人抜きでは語れません。

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そういうこともあって、
今回の木曽路歩きでは
まずここに訪問したかったのです。
良い橋、建物を見れて良かったー!

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さぁ、前回の続き南木曽駅をスタート!
駅名の読み方ですが

「なぎそ」と言います。

自分も大昔は
「みなみきそ」と間違ってたのですが
電車車内で耳をすませていると
こう間違えてる人が結構多い・・・(^^;

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昔の駅名は三留野。

そう、次の宿場町の三留野とは
目と鼻の先にあります。

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大火で往時の雰囲気にはほど遠いものの
この地域ならではの特徴的な家、
これを出梁(桁)造りというのですが
ちらほら見ることができました。

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それにしても
木曽路は地下水が豊富なのか
あちこちで水舟を見かけます。

温泉でいう天然かけ流しみたいな感じで
豊富な天然水かけ流しー

しかも冷たい!!

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タオルを濡らしたり
街道歩きにとって非常に嬉しいものです。

中にはキュウリが冷やしてあって
旅人にどうぞって張り紙までしているところも。

人と人との暖かみとか忘れていたものを
思い出させてくれたりして感動ものです><

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道中はこの区間、
木曽川と並行して歩きます。

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川の流れに癒され
周りを見渡すと全部山。
木曽路は全て山の中とはよく言ったものです。

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そんな木曽路も
意外なことに木陰がない所が多い。

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国道の区間が多いからなのでしょうか
太陽の光が容赦なく降り注ぎます。。。

これにはちょっと誤算でしたね(^^;

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次の宿場町は野尻宿。

ここの特徴は七曲と言って
道路がくねくねしています。

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敵の侵入を防ぐ役割もあったとか。
道幅は狭く古い家が軒先を並べている。

なかなか良い光景です(^^)

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国道は車でよく通ったのですけども
まさか、1つ道路が違うだけで
こんな町並みがあったとは・・・

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観光地化されてないだけに
穴場みたいな感じでもありました。

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しばらく行くと
清水寺のような舞台があるお寺。

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街道沿いにあるので寄ってみると
舞台からの眺めが実にいい感じ♪

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昔の旅人も
ここに寄ったんだろうなと思うと
ちょっと感慨深い気持ちになりました。

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続いての宿は須原宿。

メインストリートへ登る階段は
真ん中に水路、両側に通路という
昔ながらの光景。

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道の真ん中に水路がある村って
多かったと思うのですが
これが坂(階段)になってるのは
ちょっと珍しいかもー。

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定勝寺は木曽路の中でも
かなりの大きさですね。
桃山風の建物は実に立派!

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須原宿も前の野尻宿と同じく
穴場的な雰囲気が漂います。

水舟はあちこちにあり
古い建物もずらーと並ぶ光景は
かなりの見応えがありますねぇ。

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そういえばこの日は
お盆ということもあってか
帰省している車が多く駐車。

町には数多くの人がいました。

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静かな雰囲気を期待してましたが
これはこれでこの時期ならでは。

町がイキイキしてていいかも(^^)

  
  
posted by にゃおすけ at 19:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする

2011年08月22日

中山道六十九次その11・落谷宿→三留野宿

ザ・観光地の馬篭・妻籠を通り
いよいよ木曽路へ♪

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

落谷宿を出ると
ぐんぐんと勾配をあげていきます。

これでもかっ!という感じにー。

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落谷川を渡るあたりが
ちょうど広重の絵の付近。
川の流れの中の岩のゴロゴロさ加減に
木曽の山中が近いことを実感させられます。

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上り道は途中の落谷の石畳を抜け
宿内まで続きます・・・

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かなりの急坂ですが
ぐんぐん登っていくにつれ
展望が開けてきます。

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これより北が木曽路。いよいよ突入!

こう長い区間登りが続くと
石に腰掛けて休みたくなるのですが

休みに休めないところが
夏の街道歩きの辛さでもあります。

休んだ途端、蚊の大群に・・・
ってなことになりかねません(^^;

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さぁ、馬篭宿。
落谷宿からの旧道は
車の通りも人の通りも少なく
ひなびた感じがよかったのですが

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宿内に入るや否や
人の多さにまずは驚きました。

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しかも老若男女って感じです。
まるで軽井沢のような・・・。
街道歩きな自分は完全に浮いてますw

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ただ、昔の宿場町って
これぐらいは賑わっていたんでしょうね。
観光地にはなってはいるものの
ある意味この宿場は生きてるという印象です。

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隣の妻籠と違い重伝に指定されてないので
家は新しいものが多く一体感な町並みは薄いですが
ふと、細かく観察してみると

あーここは宿場町なんだなっと
思うところも見つかります。

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坂にある宿場町自体珍しいですし
その坂道の石畳の端っこに隠れている
昔からの石畳の遺構なんかも萌えるポイント!

あと、枡形もきっちりしたものが
残っていてなかなか良い感じでした。

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さぁ、妻籠へ向けて出発です。

石畳の道や杉の間の道の
ルート上にはちゃんと道しるべがあり
迷いにくい。 ありがたいことです。

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峠までかなりの急登が続きます。
峠の手前に旅籠が数軒。

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江戸時代からの建物も多く
静かなたたずまいは馬篭の穴場かも!?

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峠には茶屋があります。

茶屋で一服。
まるで昔の人の気分♪
カキ氷を頂きました。400円也。

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峠を越えると
一気に下り坂になります。

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舗装されていない
簡単な登山道という感じで
杉木立の中は凄く気持ちいい♪

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途中、男滝、女滝で
マイナスイオンを浴び
やがて、大妻籠へ。

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大妻籠は間の宿だったそうですねぇ。
名前が”大”と付くだけに気になってましたが
観光客のいないミニ妻籠という感じでしょうか。
昔ながらのたたずまいを感じました。

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さぁ、妻籠宿到着っ!

重伝も昭和40年代に指定されてるので
昔の町並みが綺麗に保存されています。

もちろん、電柱や電線なんてのはありません。
まるで江戸時代へタイムスリップ感覚です。

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古い街並みはよく行ってるので
目が肥えてるはずなのに
惚れ惚れするような景色・・・。

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建物の背が低く
木曽の昔ながらの建物は
どれもなかなかの見応えがあります。

その中でも本陣は近年復元され
脇本陣は明治にヒノキを使用出来るようになって
建てられたもの。非常に手入れが行き届いていて
何度も雑巾で拭いた跡のヒノキのツヤが
とても美しい上に素晴らしい。。。。

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妻籠の滞在時間は1時間取りましたが
とても見切れないほどの町並みです。

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また再訪することを誓って
今日のゴールの三留野宿へ。

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最寄駅は南木曽駅。
本日中に大阪に帰られないといけないので
帰りの電車の時間を気にしながらの道中。

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わかりづらいトコもあって
ヒヤヒヤするものの無事駅へ(^^;

さぁ、次回は木曽川沿いを進んでいきます。

    
posted by にゃおすけ at 09:16 | Comment(4) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする