2011年08月18日

萩は夏みかんが香る町並み!

萩の5月中旬は
夏みかんがちょうど食べ頃♪

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町並みを歩いていると
武家屋敷があった場所に
夏みかん畑をよく見かけます。

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あと、お医者さんの数も
よーく見かけます。

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夏みかんは明治維新後の
士族救済の一つの対策として
植えられたそうなんですが、

今では萩の名産品になってますねぇ。

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この季節に萩を訪問すると
あちこちの施設で

「これをどうぞっ!」と

夏みかんを丸ごと頂けるので
満足度満点です(^^)

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柑橘公園(かんきつこうえん)が
川沿いにあるのですがー

そこへ行く細い道には”鍵辻”と呼ばれる
城下町風情あふれる光景を
目にすることができます。

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土塀に夏みかんの木々。

なんとなくいい感じ♪

でも、一方通行ではないので
車で対向が来たら大変かも(^^;

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そそ、
町並みで多いのが医者と書きましたが
やはり幕末期からの影響があるのでしょうね。

有名な松下村塾もここ萩に存在。

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思ったより小さいのが率直な感想でしたが
家の一画を使った施設のことを考えると
これぐらいだったんだなーと納得できます。

近くには伊藤博文の旧居など
幕末好きにはたまりませんね〜

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指月山が素晴らしい
日本百名城の萩城。

石垣もとても立派に残ってました。

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城内は人懐っこい猫がいっぱい!!
もう少しゆっくりしたい空間でした。

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萩の伝統的町並みは3ヶ所にわかれてて
それぞれに独特な風情があります。

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その中の浜町は漁師町って感じ。
海、山、川と萩はいろんな表情を見せてくれます。

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さいごに東光寺。
毛利家の菩提寺になるんですが
やっぱ想像どおり立派なものでした。

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菩提寺は城下町散策の
楽しみの一つになっています(^^)






  
posted by にゃおすけ at 19:04 | 大阪 ☁ | Comment(6) | TrackBack(0) | 中国ボラボラ | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

中山道六十九次その10・大井宿→落合宿

大井宿は今の恵那駅前。
駅前には宿場町な光景が広がってました。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

立派な枡形があちこちにあり
街道は入り組んでいます。

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3階建ての木造建築があったり
サッポロビールの古い看板があったりと
昭和情緒もたっぷり〜♪

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この日の行程は
大井宿→南木曽駅という
山越えを含む長距離な区間。

前回と同じく
途中でリタイヤしようと思っても
電車、バスがほとんどないという・・・

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しかも、妻籠など見所が多いので
(記事は次回になりますが)
万全を期して6:15に出発しました。

くしくもこの日、
女子サッカーW杯の決勝。

歩き出した途端、
あちこちの家から歓声が〜♪

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大井宿を出発すると
明智鉄道の1.6m制限のガード下をくぐります。

頭ギリギリw

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昨日の朝と打って変わって
蒸し暑い朝です。

湿度が高めで
じっとしていても汗が出てくる・・・

昨日は高原のような朝だったのに
湿度だけでこんなに違うなんて(^^;

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中津川までの道のりは
意外とアップダウンが多め
木曽路が近いことを実感させられます。

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遠く恵那山を眺めながらー

どんどん歩いてると
どんどん近づいてくるー

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旧道がウネウネと続くと
やがて中平地区。

この辺り
将来リニアの駅が出来るらしい。

今はよく残ってる中山道も
開発でなくなってしまうのだろうなと
ちょっと思いにふけってしまいました。

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中津川宿。
宿場入り口の立派な枡形が残ってます。
昔の地図とにらめっこすると
全く道の形が同じ!

昔と今の比較って
結構楽しいものです♪

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この日は旗日なので
日の丸で中山道が凄いことに・・・。

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中津川を出ると次は落合宿。
落合まですぐ隣町という印象でしたが

実際に歩いてみると全然違う。

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歩けど歩いどキツイ坂の繰り返し。

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ツイッターの方が
「ちゃぶ台返し」の坂と言ってたのですが
まさに、その通りって感じでした。

しかも与坂のあたりで
痛烈なルート間違い><;

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一応、今回のチャレンジは
昔の道をなるべく忠実に辿るが基本なので
もちろん間違えた地点まで戻ります。。。

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落合宿はなだらかな坂のところにある宿場町。
これから迫る峠の険しさを予感させられます。

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そういえば、
ツイッターの街道クラスタな方で

お1人は大井宿で
もう1人は落谷宿手前ですれ違いました。

お2人とも日本橋から京へ目指してるのですが
会ってみたいと思っていたお2人に
お互い中山道チャレンジの中に
しかも中山道の長い道中のこの時にすれ違えて
タッチ&ゴーの出会いではあったんですが
なんとも偶然というか嬉しい瞬間でした。

あ〜
ツイッターやっててよかった(^^)

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さぁ、次回は峠越え。
馬篭と妻籠を通ります♪

   
   
posted by にゃおすけ at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする

2011年08月06日

中山道六十九次その9・御嵩宿→大井宿

さぁ、いよいよ
美濃路の最大の難所です。

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朝の御嵩宿は超静か〜♪

ゴールの大井宿までの区間
鉄道がなくバスもほとんどないので
途中で疲れても逃げ出す手段がなくー


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

しかも猛暑ということもあって
果たして無事にたどり着けるのかと
かなり不安を感じる出発でした。

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朝の6:45出発。
さすが朝は気持ちがいいですね〜♪

御嵩宿よりしばらく進むと
やがて山道に。いきなりの急坂です。

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セミの鳴き声が凄い上に
昨日のうとう峠でも難儀した蚊の大群。

ここの蚊も負けていませんw

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歩いても歩いても追いかけてくるー
でも、日向に出たら逃げるんですよね。

きっと蚊も暑いんでしょうか(^^;

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日本の原風景のような景色が広がります。
中山道も石畳や草だらけの道。

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昔はメインルートだったはずのこの道も
今は静かな時が流れていました。

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宿の手前にある小沢商店。ココのワンちゃんがまたかわいい♪

さて、細久手宿に入ります。
山間の小さい宿場町だけど
今も古くからの旅籠が営業しています。

大黒屋さんです。

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入口付近はギャラリーになっていて
おばあちゃんと話しているうち
梅水をごちそうして頂けました。

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そして、昔の話を聞いたりー
こういうのなんとも楽しい時間です。

ちなみに”久手”というのは
湿地帯という意味があるそうです。

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宿を過ぎるとまた山道。
今回の区間は1日中山道ということで
覚悟はしてましたがさすがにキツイ(^^;

でも、1つだけ良い誤算が。

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気になっていた猛暑は
山の区間は木陰がいっぱいなので
影が多く涼し〜い♪

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影になってる場所では
猛暑が嘘のように感じました(^^)

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今回の道中、
保存の良い一里塚をよく見かけました。

しかも両側が残ってるという
ほぼ昔のまんまの姿で・・・

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ルート的に
現在のメイン(JR中央線)から離れているので
良い意味で時代から取り残されています。

もっとも江戸時代までは
JR中央線沿いがメインだったそうです。

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この区間の公共交通はバス。でも1日に数本・・・

でも、江戸幕府は防衛などの理由で
わざわざ大変な山の中を通したとか。

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この”わざわざ”のお陰で
この区間の今の雰囲気があるんでしょうねぇ。

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石畳みもあり昔ながらの道中
難所の琵琶峠は美濃路で1番の高さ。

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これを過ぎると”大湫宿”
読み方は”おおくて”

昔は細久手と同じく
大久手と書いたそうな。

普通は読めませんよねー(^^;

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大きい杉の木が象徴の宿場町。
なんと!樹齢は1300年あるそうです。
細久手と同じような静かな宿場町ー。

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コンビニはおろか
なかなか自販機も見当りません。

あるのは昔からの商店。

ここでアイスを購入♪

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さぁ、最後の難所”十三峠”です。
大井までの区間ずーと続く峠が連続の区間。

まさに名前のとおりw

でも、尾根道の区間も多く
思っていたよりも厳しくはありません。

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アップダウンが連続。
西から東へ向かうには心なしか
下りが多かったなーという感じです。

いい感じのハイキング
風が心地よい〜♪

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そそ、あとラッキーなことに
携帯のソフトバンクが今回の道中、
意外なことに殆ど圏内でした。

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やがて、大井宿。今の恵那です。

ここまでずっと山道だったので
未来にきたようなタイムスリップ感がします。

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コンビニもあるし自販機もある、
若い人が歩いてるーwww

これが普通の光景なんだろうけど
なんだか不思議な感じでした(^^;


  
posted by にゃおすけ at 09:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする