2011年10月28日

甲州街道四十四次その1・下諏訪宿→上諏訪宿

将来の目標は五街道制覇っ!

その五街道の1つが
今回の甲州街道になります。


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

毎回街道歩きでは
スタート地点をどうするか迷います。

本来ならー
江戸日本橋からが無難なんですが

今回は中山道歩きで
下諏訪まで来て宿を上諏訪にした兼合いで
下諏訪宿スタートにしましたー♪

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下諏訪はご存知のとおり
温泉の町であり諏訪大社の町。
そして諏訪湖がある神秘的な町ですよね。

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現代では諏訪と言うと
上諏訪が大きく出る感じがあるのですが
昔は下諏訪のほうが中心だったという。
今のイメージからするとなんだか不思議な感覚です。

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さぁ、江戸へ向けて出発しましょう!

中山道と甲州街道の合流点がコチラ。

ふと、出発しようとした時、
ちょうどたまたま今ゴールした人に
記念写真を頼まれました。

なんたる偶然・・・(^^;

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上諏訪までの道のりは4kmほど。
約1時間で歩ける距離です。

街道はほぼ旧道が残っていて
車に邪魔される歩くことができます。

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ただ、スタート地点から
500mほどは車が多くてまいりました。
抜け道になっていると思うのですが
この辺りは要注意ですねー。

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住宅街の中を進みます。

国道は
諏訪湖とほぼ同じ目線で通ってるのに対し
旧道は高台を通ってる形になります。

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山にへばりついてる感じですね。
ちょっとしたアップダウンもあります。

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が!
この高台が幸いして
景色がめちゃくちゃイイ!!

諏訪湖を一望しながら
楽しく歩けますー♪

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甲州街道の文字が所々に。

ここは今まで歩いていた
中山道とは違います。

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一里塚は何番目の表記。

たとえば52番目の一里塚だと
五十二里塚といった具合です。

甲州街道独特の表記なのかな?

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立派な茶屋本陣を越えると
日もだいぶ沈んできました。

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家々には温泉の設備があるようで
その機械が各家々に取り付けられていて
なんとも独特な情景です。

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やがて、上諏訪宿ゴール!

酒造で有名ですねー。
この日の夜は「真澄」を頂きました。
そして食事は名物「味噌天丼

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これより先の甲州街道は
とりあえず中山道が終わってからかなー。
その時は酒造めぐりもしてみたいものです(^^)


   
posted by にゃおすけ at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 甲州道中四十四次 | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

中山道六十九次その18・塩尻宿→下諏訪宿

さぁ、塩尻峠を越えて諏訪湖へ。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

平出から進んできた旧道は
JRの線路をくぐると国道に合流っ。

ほどなく旧道に入るのですが
左手に巨大な旧家が現れましたー!

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堀内家住宅(重要文化財)です。

妻入りの本棟造りで
信州の特徴ある建物なんですが

屋根に変わった化粧飾りが
とても良く目立っています。

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これは”雀おどし”というもので
諏訪地域独特なものなのだそうです。

ちなみにココは外観は見学自由、
内部は1週間前までの予約で
見学できるとのこと。

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塩尻宿の中心部に入っていきます。

国道沿いに本陣や史跡があるものだから
ちょっと慌ただしく見学・・・(^^;

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歩道ぐらいあったらいいんですが
元々の宿場内に道を通しているだけに
そのスペースがないのでしょうね〜

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宿内を抜けて旧道に入ると
いよいよ勾配が出てきます。

舗装された一本道。
ススキとコスモスがとても綺麗ー♪

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そして、振り返ると
今までいた松本平を一望!!

遠くには乗鞍岳も眺めれます。

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栗がいっぱい落ちてました

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どんどん高度をあげていきます。

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茶屋本陣の跡を過ぎると
やがて塩尻峠。

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峠越えということや
以前、車で何度か通ったイメージから
難所と思っていたんですがー。

意外や意外。

西から行く分には
時速時速4キロのペースで歩け
さほど難所という印象はありません。

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でも、東側へ下ると
勾配は結構あるもので
塩尻峠に関しては西からが楽でしょうねぇ。

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峠からの眺める諏訪湖最高ー♪

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今まで、ずっと山の中だっただけに
この眺めは実に格別でした。

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下り道で名水を見つけ
喉を潤します。

ホントーは
煮沸したほうが良いみたいなんですが
耐性が出来てるのか気にしませんw

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特徴的な屋根が多いこの辺り

ほどなく進むと、茶屋本陣。

宿までまだあるので
大名などが一服した場所なんですが
それだけに建物が立派。
実に見応えがある建物。

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そして家の前の松。

なんともイケてますねー♪

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住宅街の中を
下諏訪宿までずーっと進みます。

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綺麗の刈り取られた
家の木々。

ちょっと変わった刈り方ですよねー。

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標高は
諏訪湖とほぼ同じなのか

歩きながら湖が見えないのが
少し残念なところです。

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木橋を渡りー
しばらく行くと下諏訪宿。

中山道で唯一の
温泉のある宿場町です。

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あちこちに手湯や
共同風呂があったりと
一風変わった宿場町の光景。

観光地だけど
妻籠や馬篭のような賑わいがないあたり
下諏訪の良さを感じることができます。

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古い建物の資料館や
名園のある本陣の見学
諏訪大社の参拝などなど

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実に見応えのある宿場でした。


    
posted by にゃおすけ at 20:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする

2011年10月20日

中山道六十九次その17・日出塩駅→塩尻宿

10月の3連休にもなると
信州の朝はめっちゃ寒いっ!

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

今回、仕事が終わって特急に飛び乗り
塩尻で泊まったので早い時間から
歩くことができました。

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静かな農村の中を進みます。
木曽路とは一変。視界が広い道中です。

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本山宿。
そばの里として有名なだけに
周りにはそばの花の姿があちこちに。

時間はまだ7時ごろ。
町はひっそりと寝ている感じでした。

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これまで見慣れてきた
木曽路の独特な形をした家も
だいぶ少なくはなってきました。

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でも、ここは信州。
ふんだんに木を使った立派な家が
この先も見かけることができます。

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この辺り、
短い宿場間隔が続きます。

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洗馬宿。
大火によって今は
古い建物は殆どないものの

善光寺への街道の追分でもあって
当時は大変賑わっていたそうです。

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あふたの清水の名水。

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少しだけ街道から外れますが
寄り道してよかったと思うほど美味しさ。

こういう楽しみも
街道歩きの醍醐味です(^^)

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追分の常夜灯はとても立派!!
やがて、国道に入ります。

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ぶどう畑が増えてきました。
なんとなく甘い香りが漂ってきました♪

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草道の旧道も歩きます。

もう畑の中を歩いてる感覚ですw

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塩尻峠の山が遠くに見えだすと
平出の集落に入って行きます。

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古代の平出遺跡は日本三大遺跡のひとつ。

★日本三大遺跡
尖り石遺跡(長野県茅野市)
登呂遺跡(静岡県静岡市)
平出遺跡(長野県塩尻市)


意外なことに
長野県に2ヶ所あるんですねー。

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平出の一里塚は立派で
その周辺で稲の刈り取りが
なんとも日本の光景って感じで素敵でした。

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この付近の中山道は
国道と国道をショートカットしているので
通り抜けの車が多いのが特徴。

車がなければこれほど気持ちいい
道はないんですけどねー(^^;

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国道との交差点が見えると
やがて塩尻宿にはいります。


  
posted by にゃおすけ at 19:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする