〇〇街道という名前でない
なんとも聞き慣れない名前・・・
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
ルートは前回の竹内街道から
連続して伸びている格好です。
大路というのは
古代の高速道路みたいなものでー、
横大路は奈良の盆地を東西に貫いてる
まさにそういう存在だったものと思われます。
なので、これから歩く道は
ほとんど真っ直ぐー!
それも気持ちの良いぐらいー♪
しばらくは国道の脇の歩道を進みます。
どこにでもあるような国道だけども
道端にふと見かけるお地蔵さん。
ここが歴史ある道なんだと
改めて感じることが出来る瞬間です。
高田市に入ると
急に道が狭くなり一方通行路に。
それでも道は一直線なのは変わりません。
そして出てきたのが
古い家々。
こんな光景が
ゴール手前まで続くことになります。
そういえば、
この日は堺から歩き通し。
距離計を見てみるとあと少しで40km・・・。
さすがに35km過ぎたあたりからは
休憩の頻度も増えていきます(^^;
街道歩きをする前は
果たして30kmも1日で歩けるものか
全然自信すらなかったものですが
最近は30km越えないと疲れない不思議。
慣れって凄いものですねぇ。。。
八木に近づくにつれ
伊勢へのものが増えてきました。
常夜灯はもちろんのこと
道しるべや案内看板などなど。
そういや、竹内街道では
伊勢の文字は見なかったなー。
八木は
中街道との交点で栄えた町です。
古代では下ツ道ともいうのですが
他に中ツ道や上ツ道というのもあります。
いずれも、奈良市内から
南へ向けてのの高速道路にあたります。
古い家並みが続きます。
じょじょに家の形も
伊勢な感じになっていくような気配。
ゴール近くの桜井では
街道上にアーケードが残ってました。
しかも
古いアーケード!!
自分の影がこんなに長く
こういうところは
ゆっくり眺めて行きたいけども
日はだいぶ暮れてきて先へ進みます。
桜井の市街地を過ぎると
田舎の田園風景が広がってきました。
耳成山や古い神社など見ながら
少しずつ勾配も出てきてー
やがてゴール!
ここは奈良からの上街道との合流点。
上街道から東へは伊勢へ、
西へは大阪へ、北へは京都へ。
その街道との合流点ということは
昔は一大ジャンクションだったでしょうねぇ。
トータルで47キロ踏破。
1日で歩く最長距離になりました(^^;