24時間ほぼぶっ通しで歩くイベント。
日頃の街道歩きやテレマークスキーで
鍛えた足を思う存分生かせる!
と、いうのが参加の動機でした。
が、過去の完歩者の年代を見てみると・・・
意外や意外、
40代以下は完歩率が悪いというデータが。
うーん、自分の場合は
去年歩いた竹内街道で1日に50kmが最高。
若さ任せで乗り切ろうと思っていたのですが
それだけではいけないものがあるようです(^^;
今回参加するのは
明石大橋→京都嵐山の100km。
大阪のYH協会のイベントになります。
例年な感じだと
以下のタイムスケジュールだそうです。
★9:30にスタート翌朝の9:30までにゴール。
★60km付近までは皆一緒に歩くイメージ。
★参加人数は100名ほど。
★50km付近の休憩箇所では半分の人数に。
★小休止は2時間おき、大休止は2回(未確認)
問題は2番目の
60kmまでは皆一緒に歩くというところ。
今までの街道歩きでは経験のない部分ですね。
休憩箇所まで早く着いた人ほど
長く休むことが出来ることになるので
いかに先頭集団にいれるか。
これは結構重要なポイントかと思います。
でも、先頭集団って
時速7キロのペースって噂・・・
マメが出来ないよう対策を考えねばいけません。
その1つにテーピングであり
マメ防止用のムース状の足に塗りこむ薬であり、
他に五本指ソックスなど色々あるようなので
当日までの間にいろいろと試してみます。
さて、中山道歩きはGWでゴールします。
4/14(土)磯部→倉賀野宿
4/15(日) 倉賀野宿→籠原駅
5/4(金) 籠原駅→上尾宿
5/4(土) 上尾宿→板橋宿
5/5(日) 板橋宿→日本橋
予定では100kmウォークは
中山道踏破の勲章をもっての参加になります。
これは負けられません!!
2012年03月26日
2012年03月21日
細革テレマーク上達への道っ!
普段はプラブーツで滑ってるのですが
ここに来てようやく革靴でのテレマークを
安定して滑れるようになってきました。
そこで僕なりの練習方法を披露します。
まずは道具
板:セントイライアス
靴:クリスピーのマウンテン
ビンディング:チリ
板はかなり長いです。
カービングではなく細長い。昔の長板ですね。
なのでカービングしか乗ったことがない人は
テレマークの前にまずは長さに慣れないといけません。
靴は革靴の中でもかなり柔らかめと聞きます。
見た目は普通の登山靴のようないでたちです。
さて、以上を頭に入れて
合計4日間(各半日)のトレーニングの結果です。
結果を先に言うと未圧雪中級以上はいけるようになりました。
トレーニング場所は神鍋高原万場スキー場。
★1日目:天候曇り・雪質は普通
・目標「板に慣れる」
圧雪バーンにてアルペンターンでの練習を開始。
少々の凹凸があるとすぐに転倒の連続。
また、足元がぐらつく感じがあり(靴に慣れていない)
リフト乗場でも転ぶアクシデントも。
・対策
しっかり靴ひもを締めること。
足先から手前まで。
普段は分厚い登山用の靴下を1枚だけども
後日、普通の靴下を2枚履きのほうが
より安定性を得られました。
足先の寒さの予防にもなるし
隙間埋めにもなるしいいですね。
★2日目:天候曇り・雪質は普通
・目標「テレマークターン」
圧雪バーンにてテレマークターンでの練習を開始。
雪が少々固めだったからか板がぶれる現象が。
また、ターン時、右はいい感じなのに
左はうまくいかないといった左右によって
得意不得意が出てきた。
でも、この件に関してはスキーを練習していると
こういうことはよくある事例で乗りこなしていくと
先々なくなる問題なので余り気にしないのが吉。
・対策
まず、板がぶれる現象。ブレーキが効きずらくなるので
固いバーンの時は中級以上の斜度は控えておく。
この板の場合、やわらかい雪質の時に
一番楽しさを発揮するようです(板の特性?)
ターンの左右の得意不得意は
左なら左のテレマークターンだけを練習して
片側はアルペンターンという感じの左右あべこべターン練習。
ある程度自信が付いたら両方テレマークターンに移行。
この際、大事なこととして
プラブーツの時より挙動や動作を一層丁寧なイメージで
さらにスリ足な滑りで歩いてるイメージを心がけてみました。
★3日目:天候雪・雪質は新雪
・目標「ボコボコ斜面の攻略」
2日目のテレマークターンはまだまだ不完全。
圧雪上でもう少し練習したい気持ちがあったのですが
雪が降り続くバーンでは時間が経つにつれボコボコバーンに。
当初は転げまくって足をかなり取られましたが
あるきっかけで攻略できました。それは・・・
・対策
革靴で滑ってることを忘れる!!
いつもと同じプラブーツで滑ってるイメージで。
そして勢いよく。
革靴は不安定という意識があるからか
どこか変に筋肉を使ってる部分があったのかもしれません。
ただ、結構転びました・・・。
でも、ここまで来ると転ぶ度に学習していくもの。
もう少し安定性が欲しいのを課題にこの日を終えました。
★4日目:天候曇り雪・雪質は春雪、ザラメ
・目標「より安定したテレマークターンへ」
いかに転ぶ数を少なく出来るか。
プラブーツの時はごまかしがかなり効いたターンも
革靴はこのごまかしが効かないので疲れる。
でも、この日までは
疲れるというイメージを持ってましたが
これはちょっと間違っていたようです。
・対策
プラブーツの時は
未圧雪に入ると片足を少し浮かせる
ジャンピングターンをよく使っていました。
が、革靴の場合
こういった滑りは不安定になるので
(上達すれば問題ないかもしれませんが)
テレマーク界の第1人者の石木田氏の
おいらん滑りを真似て滑ってみました。
youtubeに動画が上がっていますので
そちらを参考にされてみてください。
あと、大事なこととしては
常に両方の板を地面に付けてる感じでしょうか。
まるでレールの上を歩いてる感じでスリ足で
滑っていくと未圧雪のボコボコでもうまくいきました。
斜度もあげていっても安定性抜群。
そして楽チン。疲れない!
ただしゆったりした滑りな感じですね。
スピード感があまりない。
上達したらもっと早く滑れるかも。
でも、現時点でもこれだけで十分楽しいー♪
以上、4日間の細革テレマーク練習でした(^^;
ここに来てようやく革靴でのテレマークを
安定して滑れるようになってきました。
そこで僕なりの練習方法を披露します。
まずは道具
板:セントイライアス
靴:クリスピーのマウンテン
ビンディング:チリ
板はかなり長いです。
カービングではなく細長い。昔の長板ですね。
なのでカービングしか乗ったことがない人は
テレマークの前にまずは長さに慣れないといけません。
靴は革靴の中でもかなり柔らかめと聞きます。
見た目は普通の登山靴のようないでたちです。
さて、以上を頭に入れて
合計4日間(各半日)のトレーニングの結果です。
結果を先に言うと未圧雪中級以上はいけるようになりました。
トレーニング場所は神鍋高原万場スキー場。
★1日目:天候曇り・雪質は普通
・目標「板に慣れる」
圧雪バーンにてアルペンターンでの練習を開始。
少々の凹凸があるとすぐに転倒の連続。
また、足元がぐらつく感じがあり(靴に慣れていない)
リフト乗場でも転ぶアクシデントも。
・対策
しっかり靴ひもを締めること。
足先から手前まで。
普段は分厚い登山用の靴下を1枚だけども
後日、普通の靴下を2枚履きのほうが
より安定性を得られました。
足先の寒さの予防にもなるし
隙間埋めにもなるしいいですね。
★2日目:天候曇り・雪質は普通
・目標「テレマークターン」
圧雪バーンにてテレマークターンでの練習を開始。
雪が少々固めだったからか板がぶれる現象が。
また、ターン時、右はいい感じなのに
左はうまくいかないといった左右によって
得意不得意が出てきた。
でも、この件に関してはスキーを練習していると
こういうことはよくある事例で乗りこなしていくと
先々なくなる問題なので余り気にしないのが吉。
・対策
まず、板がぶれる現象。ブレーキが効きずらくなるので
固いバーンの時は中級以上の斜度は控えておく。
この板の場合、やわらかい雪質の時に
一番楽しさを発揮するようです(板の特性?)
ターンの左右の得意不得意は
左なら左のテレマークターンだけを練習して
片側はアルペンターンという感じの左右あべこべターン練習。
ある程度自信が付いたら両方テレマークターンに移行。
この際、大事なこととして
プラブーツの時より挙動や動作を一層丁寧なイメージで
さらにスリ足な滑りで歩いてるイメージを心がけてみました。
★3日目:天候雪・雪質は新雪
・目標「ボコボコ斜面の攻略」
2日目のテレマークターンはまだまだ不完全。
圧雪上でもう少し練習したい気持ちがあったのですが
雪が降り続くバーンでは時間が経つにつれボコボコバーンに。
当初は転げまくって足をかなり取られましたが
あるきっかけで攻略できました。それは・・・
・対策
革靴で滑ってることを忘れる!!
いつもと同じプラブーツで滑ってるイメージで。
そして勢いよく。
革靴は不安定という意識があるからか
どこか変に筋肉を使ってる部分があったのかもしれません。
ただ、結構転びました・・・。
でも、ここまで来ると転ぶ度に学習していくもの。
もう少し安定性が欲しいのを課題にこの日を終えました。
★4日目:天候曇り雪・雪質は春雪、ザラメ
・目標「より安定したテレマークターンへ」
いかに転ぶ数を少なく出来るか。
プラブーツの時はごまかしがかなり効いたターンも
革靴はこのごまかしが効かないので疲れる。
でも、この日までは
疲れるというイメージを持ってましたが
これはちょっと間違っていたようです。
・対策
プラブーツの時は
未圧雪に入ると片足を少し浮かせる
ジャンピングターンをよく使っていました。
が、革靴の場合
こういった滑りは不安定になるので
(上達すれば問題ないかもしれませんが)
テレマーク界の第1人者の石木田氏の
おいらん滑りを真似て滑ってみました。
youtubeに動画が上がっていますので
そちらを参考にされてみてください。
あと、大事なこととしては
常に両方の板を地面に付けてる感じでしょうか。
まるでレールの上を歩いてる感じでスリ足で
滑っていくと未圧雪のボコボコでもうまくいきました。
斜度もあげていっても安定性抜群。
そして楽チン。疲れない!
ただしゆったりした滑りな感じですね。
スピード感があまりない。
上達したらもっと早く滑れるかも。
でも、現時点でもこれだけで十分楽しいー♪
以上、4日間の細革テレマーク練習でした(^^;
2012年03月12日
熊野街道その2・天王寺→堺市
熊野街道紀伊路。
天王寺から堺市へまいります。

↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
アーケードのある歩道。
四天王寺のあたりから続いていた
こういう屋根付きの歩道も
この辺りになると人もまばらに。

阪堺電車の電停で””阿倍野”の文字。
呼び名の歴史はかなり古いもの。

熊野街道沿いの地名を眺めてるだけでも
とても勉強になりますねー。


松虫付近から旧道に入ると”阿部王子神社”
大阪府下唯一旧地に
現存の王子社として残るものだそうで
往時の雰囲気がとても伝わる風情があります。

この近くには
安倍晴明の生誕地も。


帝塚山の高級住宅地街をぬけます。

オシャレな喫茶店が多い多い!
天満橋から歩いてくるとちょうど一服も
良い頃合かもしれません。

やがて万代池公園。
聖徳太子が
曼陀羅経をあげて池に棲む魔物を鎮めた。
という言い伝えがあるらしい。
それで「まんだら池」が転じて万代池。

その池の湖岸沿いを進んでいきます。

住吉の界隈になると
住吉大社で栄えた町の雰囲気になります。

八尾方面から来る街道もあったり
古い建物も多くなかなか良い町並みです。

遠里小野地区。
呼び方は「おりおの」

少し変わってますよね。
古代からの古い地名です。

江戸期の大和川付け替えで
大きな河川がここにはあるのですが
熊野街道が出来た当時はこれはないものなので
平坦な光景が広がっていたことでしょうね。

江戸期に出来た川の影響で町が分断。
今もその名残として
川を挟んで大阪市側にも遠里小野。
堺市側にも遠里小野の地名があります。

堺市に入ると
ルートがよくわからない箇所が多くなります。
これは中世の環濠の影響もあったり
太平洋戦争中の空襲も関係あるのでしょう。

境王子の跡を過ぎると方違神社。
神社の周りに道はあるものの
ここの境内の中を皆通っていたものと思います。

というのも、
古くから遠方へ出かける時その方向がよくない場合に、
一度別方向に向かってから出かける風習がありました。
方違神社はそのような時にお参りする
全国でも珍しい神社で、遠くへ旅する時や家を移る時などに、
ここに参れば災難に会わないという言い伝え〜
(堺観光ガイドより抜粋)

こういう風習がある以上は寄ったと思うのが普通かな。
境内の常夜灯群はとても立派で見応えありました。

仁徳陵古墳を横目に歩き
環濠の跡と思われる堀が見えると
宿院からの熊野街道別ルートと合流してゴール!

川のように見えるのは環濠の跡

さぁ、次回は和泉地方を歩いていきます。
天王寺から堺市へまいります。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
アーケードのある歩道。
四天王寺のあたりから続いていた
こういう屋根付きの歩道も
この辺りになると人もまばらに。
阪堺電車の電停で””阿倍野”の文字。
呼び名の歴史はかなり古いもの。
熊野街道沿いの地名を眺めてるだけでも
とても勉強になりますねー。
松虫付近から旧道に入ると”阿部王子神社”
大阪府下唯一旧地に
現存の王子社として残るものだそうで
往時の雰囲気がとても伝わる風情があります。
この近くには
安倍晴明の生誕地も。
帝塚山の高級住宅地街をぬけます。
オシャレな喫茶店が多い多い!
天満橋から歩いてくるとちょうど一服も
良い頃合かもしれません。
やがて万代池公園。
聖徳太子が
曼陀羅経をあげて池に棲む魔物を鎮めた。
という言い伝えがあるらしい。
それで「まんだら池」が転じて万代池。
その池の湖岸沿いを進んでいきます。
住吉の界隈になると
住吉大社で栄えた町の雰囲気になります。
八尾方面から来る街道もあったり
古い建物も多くなかなか良い町並みです。
遠里小野地区。
呼び方は「おりおの」
少し変わってますよね。
古代からの古い地名です。
江戸期の大和川付け替えで
大きな河川がここにはあるのですが
熊野街道が出来た当時はこれはないものなので
平坦な光景が広がっていたことでしょうね。
江戸期に出来た川の影響で町が分断。
今もその名残として
川を挟んで大阪市側にも遠里小野。
堺市側にも遠里小野の地名があります。
堺市に入ると
ルートがよくわからない箇所が多くなります。
これは中世の環濠の影響もあったり
太平洋戦争中の空襲も関係あるのでしょう。
境王子の跡を過ぎると方違神社。
神社の周りに道はあるものの
ここの境内の中を皆通っていたものと思います。
というのも、
古くから遠方へ出かける時その方向がよくない場合に、
一度別方向に向かってから出かける風習がありました。
方違神社はそのような時にお参りする
全国でも珍しい神社で、遠くへ旅する時や家を移る時などに、
ここに参れば災難に会わないという言い伝え〜
(堺観光ガイドより抜粋)
こういう風習がある以上は寄ったと思うのが普通かな。
境内の常夜灯群はとても立派で見応えありました。
仁徳陵古墳を横目に歩き
環濠の跡と思われる堀が見えると
宿院からの熊野街道別ルートと合流してゴール!
川のように見えるのは環濠の跡
さぁ、次回は和泉地方を歩いていきます。