2012年06月28日

念願の屋久島へ (´▽`)ノ

JALパックを利用して
4月の中旬に行ってきました。

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計画自体は去年の10月からで
いつがいいのか悩んでいたのですが

・4月は新芽の季節で綺麗。
・GWの直前なので空いている。


この2点が決め手でした。
8月や秋も良さそうなんですけども
やはり台風が多いので・・・。

4月も実は雨が多い季節のようです。
でも、屋久島は1ヶ月に35日雨が降るというので
雨を楽しむ気持ちでというのが肝心らしいです。

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大阪からJALのプロペラ機で鹿児島空港へ。
そこから空港バスで鹿児島市内。
市内からトッピー(高速船)で屋久島。

大阪からは直行便もあるんですが
やはり値段的に高い・・・。
ちなみに1時間半ぐらいだそうですー。

今回のルートでは8時間ぐらいかかってます(^^;

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トッピーというのは
水中翼船で海上で船体を少し浮いて
時速80kmで突っ走ります。

浮いて走るので
外海に出てもほとんど揺れない。
とっても心地の良い船でした。

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ただ、海中には何があるかわかりません。
この日乗ったトッピー1は2日後に
くじらと衝突してえらいことになってました。

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屋久島に到着です。

九州の最高峰の他に、
ベスト9まではここに揃っています。

海から眺めてると
まるで海上のアルプスのような風情。

平べったい隣の種子島と大違い。

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気温はさすがに大阪に比べ暖かく
湿気もムンムン。

翌日の雨を予想される気候でした。

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初日は15:00ごろに着いたので
民宿のある宮之浦界隈の散策のみ。

近くには歴史資料館もあり
屋久島のことをお勉強。

旅先のことを知るには歴史は大事。
マイナーな所でもつい寄ってしまいます。

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”やく神社”という神社を見に行ったり
集落を見に行ったり生活臭あるところも楽しみ、
スーパーに寄ってこの地域独特の品揃えを見たりー。

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屋久島で一番の人口の多い場所なんですが
とても静か。時間もゆったり進んでる感じがします。

そして、みんな話しかけてくる!
家の貝殻を見ないか?とかどこから来たの?とか。

旅の醍醐味ですねぇ。

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今回の旅ではレンタカーは借りてません。
広い島なのであれば便利なんですが・・・。

島内の移動はこんな感じにしました。

1日目
宮之浦港→民宿(徒歩20分)

2日目
縄文杉ツアー(民宿まで送迎つき)

3日目
民宿→安房港(定期観光バス半日コース2000円)


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そそ、3日目の定期観光バスはおすすめです。
バスガイドさんも乗ってるのでしっかりとガイドしてくれます。

そして民宿の近くに迎えにきてくれて
帰りの船の港に降ろしてくれるー。

とてもコストパフォーマンスの高いバスでした。

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今回は客が少なかったので
こんなマイクロバスでした。かわいいですね。

屋久杉ランドなど観光させてくれます。
そこにある目立つ屋久杉が紀元杉。触れます。
これで3000年なのだそうですよー。

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さぁ、次は縄文杉トレッキングのレポです。

 


  
posted by にゃおすけ at 19:17 | 大阪 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 九州ボラボラ | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

中山道を踏破しての雑感など。

前年の5/4にスタートして約1年。
のべ22日目でのゴールとなりました。

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なんと7名の方々が待っててくれました(涙

いろんな街道を歩いていますが
中山道のゴールはまたひと味違いますね。

中山道を歩いて何が良かったかー。

やはり
「日本の原風景を思う存分楽しめた。」

と、いうことでしょうか。

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道端にある道祖神や
地方によっての建物の違い、
その土地土地の雰囲気など、

江戸と京を結ぶ長距離だからこそ
地域による違いが顕著な感じで
いろんな発見がありました。

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もちろん、
他の街道でもそのような光景は
見かけることが出来るのですけども、
中山道は歴史の重みを感じずにはいられません。

単純に歴史の重みだけを取れば
熊野古道や東山道など古い街道もあるのですが、

江戸時代からしっかり整備された五街道は
まだ比較的新しい時代のものということで
今も往時の面影が色濃く残ってる所があったりします。

松並木や一里塚、関所、道の形などなど。

まさに、当時の旅人気分にひたって楽しめるー。
ここに五街道の素晴らしさがあるのかもしれません。

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苦労した点としてはー。

やはり交通の便が悪いということでしょう。

東海道に比べて逃げ場がないことや
行程をずっと先まで計画していかなければ
うまく攻略しにくい場所がありました。

例えば
・御嵩→大井(あの十三越え)
・下諏訪から佐久にかけて


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でも、交通の便が悪いということは
それだけ原風景が多く残っているもの。

そこに広がる光景を見てると
苦労は吹き飛んでいきました。

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中山道で
大変だった難所は?と聞かれると

御嵩→大井でしょうか。

延々と続くアップダウンの続く山道、
気温も高い中の道中、
途中リタイヤも難しい区間でした。

ペットボトルを何本消費したことか・・・(笑)

次の水分補給の場が見つからず
あやうく脱水症状寸前までいきました(^^;

なお、
碓井峠、和田峠は
登山感覚で挑んだこともあって
そんなに苦労はしませんでした。

もちろん、西から行ったので
地形的に楽だったというのも大きいです。

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あと、特筆するべき点として
今回の中山道では東海道の時に比べ
さらにITの利用が進みました。

★計画&ルート決定

東海道の時は
ガイドブック1つだったのが

・ガイドブック
・インターネットの中山道のサイト


この2つを活用してルートを比較、
自分で正しいと思うルートを決定し
ルートラボというサイトに記録していきました。

★歩く時

ルートラボで作ったルートを
iPhoneとiPadの中に入れてそれを見ながら
GPSで現在地を確認しつつ歩きました。

ガイドブックに書いてある内容や寄りたい場所は
あらかじめiPadのルート上にメモっておきました。

これによって、極端な道の間違いがなくなり
今いる場所の把握などとても楽になりました。

あと、歩行時はどこを歩いたか
データで残るようGPSロガーで記録もしています。

★帰ってきたら

備忘録でブログを書いたり
ヤマレコというサイトに記録もしました。

ちなみに、ヤマレコのマイマップの機能は
今まで歩いたところのルートが一覧で見れてしまう
とっても素晴らしい機能でオススメです。

以上、出発前から
いろいろと準備は大変ですけども
ITの活用はさらに街道歩きの楽しみが膨らみました。

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そそ、
最後に触れておかねばならないのはTwitter

道中、つぶやきながら歩きましたが
いろんなところでいろんな方と
お会いすることが出来ました。

そして、
応援メッセージはとてもありがたかったです。
特に難所とよばれる場所では元気が出ました手(グー)

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次の五街道はまずは「甲州街道」

できれば3年以内に
五街道制覇したいところですひらめき

 
posted by にゃおすけ at 21:28 | 大阪 ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする

2012年06月19日

中山道六十九次その32・板橋宿→日本橋

さぁ、ラスト。日本橋へ!
残りわずか10km。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

前日の行程で
日本橋へ行こうと思えば行けました。
でも、30km以上歩いての疲れた状態ではなくて
やはりラストは気持ちよくゴールを迎えたいもの。

と、いうことで
前回は板橋宿で寸止め!で終わってました(^^;

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それにしても夕方の宿場の光景と
朝早くの光景とは全く違うものですね。

あれだけ人でいっぱいだった通りも
時間によってこうも変わるとはー。

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宿場の左手は元は加賀藩の下屋敷跡。

今は公園やこども動物園になっていたり
地名に”加賀”という名に名残があります。

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下屋敷跡にある大きな公園

江戸に入ってからは
今昔散歩」というアプリも使ってみました。

今の現在地は
江戸時代は何だったのかと
地図ですぐに判かるという代物なのですが
これがなかなかイイ!

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まるでタイムスリップした感覚になれます。

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板橋宿から続く商店がずらーと並ぶ道。

板橋駅付近には新撰組の近藤勇の墓がありました。
ここは昔、処刑場があったのだそうです。

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巣鴨のとげ抜き地蔵の前の道は実は中山道。

都電の庚申堂の駅のすぐ近くには
立派な「庚申堂」があったりと
街道の名残が多く残っていました。

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朝早くから賑わう巣鴨界隈。

おばあちゃんの原宿と呼ばれていますが
僕は本場の原宿よりこっちのほうが落ち着きます(笑)

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そういや、赤パンツのお店ってあるんですね。
じっくり探索してみると他にも面白い店がありそうです。

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巣鴨駅前で大きな道路に出ました。
その先で片側一車線の旧道に入っていきます。

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坂を下ったり、ウネウネしていたりと
都内にも関らず道筋がいい感じです。
こういうところを歩くのは楽しいですね。

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日光御成街道との追分を過ぎると
東大の前を通っていく形になります。

有名な赤門は加賀藩の上屋敷の門。

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残りも
わずか4キロになってしまいました。

ここでちょっと寄り道・・・
江戸にはなかなか来る機会がないので(^^;

竹久夢二美術館と文京ふるさと歴史館。
都内にはほぼ各区に歴史資料館がありますが
そのどれもが低料金な上、江戸の資料もたっぷり。
なんともありがたいものです。

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一歩、一歩、歩くたびに
今まで歩いてきた記憶が蘇ってきます。

いろいろ思ったりして
ホロッときちゃいますね。

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神田大明神で最後の休憩。
江戸総鎮守だけあって凄く立派です。

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神田大明神の手前に旧道がありました。

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思えば、中山道の旧道の探索は
東海道以上に大変でしたー。

中には廃道のような草道を行ったり、
1日歩く距離の計画を4時間近くかけたりー。

今となればこれも楽しい思い出。

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昌平橋を過ぎると残り1キロ。
周りのビルはとても高くなってきてました。

中山道は
田舎道が多かっただけに
この都会の光景はやけに新鮮に映ります。

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そして、日本橋。

見えたー!!!!

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感無量!!!
 
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posted by にゃおすけ at 17:16 | Comment(5) | TrackBack(0) | 中山道六十九次 | 更新情報をチェックする