ここは昔から東海道のの難所でした。
歴史が古いからこそ
時代によっての苦労を見ることができます。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
今回は平安時代から江戸時代までよく使われた
蔦の細道というのを歩いてみました。
ここがその入口。
峠までの道はまさに登山道です。
旧東海道の現在の峠道は
秀吉の小田原遠征の時に築かれたとか。
たしかに蔦の細道では
大軍は通れなさそうな感じ・・・。
それにしても
暑くなってきたからか蚊が多い(^^;
まとわりつく感じで
これからの季節は虫除けは必須ですね。
峠の手前では木が伐採されてました。
晴れた日は
ここから富士山が見えるそうです。
蔦の細道の峠。
岡部側の景色がよく見えます。
ここまでの道のりはほぼ一本道でした。
案内看板類もあっていい感じ。
岡部側への下りはちょっと急
冒頭に「時代によっての苦労」と書きました。
宇津ノ谷峠には
明治・大正・昭和・平成と
4つもトンネルが貫通している他、
今回の蔦の細道や旧東海道もあって
いろんなルートを楽しめるのはいいですね。
まるでガレ場のような道も
蔦の細道を
岡部側に降りると広場があります。
ずっと山道だったので
こういう所はホッと一息つけますねぇ。
明治トンネルへは
旧東海道を通っていきます。
普通の街道の山道なのですが
やっぱ歩きやすいですねー。
広くてなだらか。
ここなら大軍もいい感じに進めたことでしょう。
明治トンネルは
日本初の有料トンネルだったそうです。
レンガ作りのトンネルは鉄道が開通するまで
多くの東海道を歩く人に利用していたとのこと。
ただ、坑内で火災があったりと
常に心霊現象の噂が絶えないトンネル・・・。
静岡に住んでいた時、
夜に肝試しで走って通ったことがありますが
今もその恐怖は忘れられません(^^;
昔は中で”くの字”で曲がっていたそうです。
ぱっと見る限り静岡側 旧抗口はわかりません。
常夜灯があるので
その延長線にあると思われますが・・・。
旧東海道。宇津ノ谷集落を過ぎ丸子宿へ
国道沿いの道を歩いていきました。
ゴールは有名な丁子屋さん。
やっぱ歩いた後のとろろは格別です(^^)