2020年11月30日

こんなに違う季節によっての混雑ぶり

真夏の暑い季節。
公園には人っ子一人いないことがよくあります。
炎天下で熱中症の心配もあるから当然といえば当然です。
では、逆にそういう人たちはどこに行ってしまっているのか。

答えは簡単です。
屋内ものの施設か涼しい場所が多いでしょうね。
特に水族館は涼むにはもってこいな場所の筆頭格で、
科学館の類も夏休み時期がピークが多いようです。

先日、さわやかな秋の日曜日に自転車を走らせて
大阪市中心部にある大阪市立科学館へ行ってきました。
ところが客は開館時間になっても疎らな状態でした。

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以前、真夏に訪れた時は凄い人でした。
チケットを買うにも大行列で大変でしたが、
案内の人に聞いてみると秋は意外と空いてるとのことです。

理由として、
心地よい季節なので天候が良いと外で遊ぶ層が増える。
つまり晴れだと室内ものや買い物は相対的に減ると思われます。

逆に言えば、空いてる場所へ行きたいなら
好天時は室内ものを選び、雨天時は極端な話で外を選ぶ。
実際は雨天時は外で遊ぼうとする人は少ないと思いますが、
例えば、ドライブは晴れとは違った良さもあるもので、
普段は人の多そうな観光地でも意外と空いていたりします。

「ずらし旅」とはよく言ったもので、
ただ単に空いてる旅を楽しもうと思うのなら、
人と違う行動をしてみることをオススメします。

紅葉の時期の京都を例にあげるならば、
紅葉に興味なければ思い切って別の季節がいいでしょうし、
混んでいても紅葉が見たいという人は早朝を狙うとか、
連休を避けたり、遠方の人が減る日曜の夕方に見るとか。
こういうことは一人旅なら割と融通が利きますね。

それにしても来年の今頃はどうなってるのでしょうか。
去年はマスクしてたねって話になっていればいいのですが。



  
posted by にゃおすけ at 08:57 | Comment(0) | 近畿ボラボラ_大阪 | 更新情報をチェックする

2020年11月20日

スタンプラリーを盛り上げるには。淀川へ。

先日、枚方にある淀川資料館に出かけた時のこと、
入口に「スタンプラリー開催中」の文字ありました。

指定の何か所か巡ってスタンプ集めると景品があるよ!
スタンプラリーはそういう趣旨のものが多いもので、
鉄道会社では夏休みなどによく開催されていますね。

今回のは河内地区の4つの資料館をめぐるものでした。
有料施設は2か所、無料施設は2か所の歴史関係の施設。
距離もそれほど離れてないということで楽な部類です。

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鴻池新田会所は広々としているので快適に見学できる

スタンプラリーを実際にやる層はどんな人でしょう?
これは主催者の力の入れようによって随分違うものですが、
おそらく現地で初めて開催を知ることが多いのではと思います。
前述の鉄道会社系だと駅ポスターで告知されているので、
事前に知れて計画を立ててから挑むことが可能でしょう。

今回のようなものとなると大きな告知は余りないもので、
当日に初めて知ってから回る順番を立てる必要があります。
そう考えると4か所というのは回りやすさから妥当で
もし、これが10か所以上だとやる前からお腹一杯です。

「旅は何か目的があるとさらに楽しめる」
その助けの一つがスタンプラリーなんだと思います。

さて、今回のスタンプラリーの内容は
個人的には興味があるもので非常に楽しめました。
淀川資料館では淀川の開削、治水について勉強できましたし、
鍵屋資料館は旧東海道の枚方宿における重要な場所でありました。
門真歴史資料館は門真周辺の歴史と輸送を学べましたし、
鴻池新田会所では旧大和川流域の新田について学べました。

でも、何かが物足りない・・・。
子連れで行きましたが早く帰ろうと言われる始末で・・・。

スタンプラリーはイベントですから、
コア層以外のライト層へのアピールの場でもあるはずです。
趣旨については主催者によっては考えが違うものですが、
「これはコア層向けだ」と言われればそれまでの話です。

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当日は子供向けに○○を作ろう的なイベントがありました

折角のイベントだからライト層もこの機会に楽しんでもらいたい、
またリピートして来てもらえたらいいなという趣旨ならば、
展示内容に一工夫あったほうが良いのではと思ったりします。

例えば、子供向けに遊び場や縁日などの特設があれば、
親子連れで楽しめる良いキッカケなったりしますし、
訪れることで歴史に興味を持ってもらえるかもしれません。
ただ、これをするにはスタッフはいろいろ大変でしょうね。

コア層の中には静かに楽しみたい人も中にはいますが、
いずれにせよ折角の機会が「つまらない」とならないよう、
コア層にもライト層にも楽しめる仕掛けがあると最高ですね。

これは資料館に限らず観光スポットにも言えることだと思います。

ちなみに、スタンプラリーの景品は、
枚方のゆるキャラ?の缶バッチと塗り絵と歴史の冊子でした。
これには子供も大喜びだったので結果的には良イベントだったかな?
特に塗り絵はコスト的にかからないですし最強ですねー。

   



posted by にゃおすけ at 11:21 | Comment(0) | 近畿ボラボラ_大阪 | 更新情報をチェックする

2020年11月16日

ingressの衰退理由を考えてみた

ingressは散歩は元より街道歩きにおいても
有益なツールとして当ブログでも度々紹介してきました。

しかしながら、このところ衰退してるように見えます。
久しぶりにプレイしてみて過疎ってる様子に驚いた次第で、
いくつか思い当たるふしがあったので上げていきます。

1・アプリのingressPRIME化
2・Google+の閉鎖
3・ポータルの増加
4・アノマリーのゲーム性
5・ポケモンGOの出現

では、順を追って書いていきます。

1・アプリのingressPRIME化

私がプレイしなくなった一番の理由です。
いわゆるバージョンアップによるUIの変化で、
これまでの操作性が一気に変わってしまいました。

それは、まるで別のゲーム的な。

ingressは陣取りゲームになるので
即座に動ける操作性がなければツライところで、
リアルタイムでの戦いだからこそ致命的でした。
しかも動作がモッサリだったのも残念な点でしたね。

新UIに慣れるための移行期間が設けられ、
その間は旧UIのアプリも並行して存在しましたが、
やはり慣れたほうで楽しむ人が多かったように思います。

2・Google+の閉鎖

ingressは地域のコミュニュティが発達したゲームです。
ハングアウト等のチャットアプリを使って連携を取り、
作戦を練ったりして地域を自陣に染めていきます。

そして戦いの結果はGoogle+のスレッドで報告したりと、
いわば自己紹介の場という一面もありました。

ところが突然のGoogle+の閉鎖。
ゲームの核となるべきコミュニュティがなくなったわけです。
ならばと他のサービスに移行すればよいものですが
新たに同規模のものを作るには相当な困難が伴います。

結果、色んなコミュニュティが乱立することになったのですが、
Google+の閉鎖がキッカケで引退した人は多いかもしれません。

3・ポータルの急激な増加

陣地はポータルを繋ぎ合わせて作るわけですが、
そのポータルの数が一気に増えた時期がありました。

ingressにはいろんな楽しみ方があります。

・地域を常に自陣にしておきたいタイプ(いわゆるエリアボス)
・多重と呼ばれる綺麗な三角を作りたいタイプ など

陣地を作るにはキーが必要になるわけですが、
特に地域を常に自陣にしておきたいタイプですと、
各ポータル毎にキーを5〜10枚は手元に持っておきたいことから
ポータルが増えれば増えるだけ管理が大変になっていきます。

自分が持てる全容量は爆弾(バスター)を含める形で上限が決まってます。*
全容量の割合をやりくりするところが面白い面でもあるのですが、
キーの割合が増えれば他の割合が減ることになり反撃が厳しくなります。

こうなってくると味方が増えない限りは地域防衛は難しくなるので、
そういった勢のモチベ低下は避けられず、プレイスタイルの変更を強いられ、
満足感が得られないようになってくれば引退の流れなのでしょう。

*補足
全容量はイベントリと呼ばれていて例えば1000しか持てないとすると、
爆弾を500、回復を100、シールドを100、キーを200、その他100
このように自分のプレイスタイルに合うように持てるものを調整します。
襲撃が好きな人だと爆弾を8割にするといった具合です。
このシステムはゲームバランス的にはよく考えられてるなと思います。

4・アノマリーのゲーム性

アノマリーは大規模イベントですが、
日本では緑チーム(エンライテッド)が毎回のように勝っています。
圧倒的な強さなのでチーム連携の凄さは相当なものと推測でき、
それは敵側から見てもアッパレと言わざるえません。

ただ、毎回のように負けている青チーム(レジスタンス)は、
「今度こそ!」という気持ちになる人もいれば「またか・・・」と
気持ち的にマイナスになる人が一定数いると思われます。

勘違いしないで欲しいのですが、
別にエンライテッドに手加減しろ!と言ってるのではありません。
負けが続けばモチベが保てなくなる人がいるという話です。
ゲームは楽しんでやるものですからストレスを感じるようになれば、
辞めるという選択肢が出てくるのは当然のことと思います。

あと、問題としてはアノマリーに参加すれば、
ごっそりと爆弾やシールドがなくなってしまいます。
空っぽになったイベントリを見て再び集めようという気持ちになる人は
モチベがあれば問題ないですが低下してる人には苦行でしょうね。

5・ポケモンGOの出現

位置情報を使うゲームが増えつつありますが、
現在、圧倒的な人気を誇るのがポケモンGOでしょう。

ingressと同じ運営会社ということで
仲間内でも配信前から相当盛り上がっていました。
逆に別会社だったならそういうことは少なかったと思います。

配信当初は1台をingress、もう1台はポケモンGOをする猛者もいました。
実際のところ行き先はほとんど同じなので難しいことではないのですが、
やはり、手間がかかるのでどちらかが疎かになり中途半端になります。

結果、自分が好きなほうだけプレイするようになった。という流れで
片方は引退せざるえなくなった人が多いのかなと思います。

以上、よくある引退理由であるマンネリ化には触れてませんが、
他のゲームでもよくあることなのでingressに限ったことではありません。
ingressは面白いゲームです。再び化けるポテンシャルはあると思いますし、
またそういう時が来ることを期待しつつ注目していきたいところです。




  
タグ:ingree ゲーム
posted by にゃおすけ at 11:22 | Comment(2) | ゲーム(Ingress・ポケモン) | 更新情報をチェックする