2021年02月10日

ありがとう志摩マリンランド

ついに3/31で休館しちゃうんですね。
小じんまりしてるところが良かったんですが、
ここ数年、客足が減っていたそうで寂しい限りです。

ここの特長といえばマンボウの大量飼育でしょう。
皆かなりの大きさの個体なので見応えが抜群です。

子供の時は「体の半分ないやん!」
若干恐怖を感じながら見ていた記憶があります。

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水槽内にはビニールが張ってあるのがわかります。

これはマンボウの体は繊細なので、
ガラスに激突しないようにする工夫だそうです。
少し見ずらいですが仕方ないところでしょうね。

さて、施設面を見ていきましょう。
まず全体的に昭和臭が漂っています(誉め言葉

まず特長的な入り口の建物。
大きな三角屋根のような風貌をしていますが、
近年の水族館にないような手作り感があると思います。

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そして展示の魅せ方も昭和によくあった手法で、
大きな油絵で描いたような古代の想像図があったりと
どこか懐かしい感じのある雰囲気です。

全てを回るには2時間ほどあれば十分でしょうか。
イルカショーといった大規模イベントはないものの、
海女さんによる餌付けショーが定時にあったりします。
これはさすがに他の施設では見かけないものですよね。

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志摩マリンランドは昭和40年代に開館しています。
近鉄が賢島へ直通する折の目玉の一つだったそうです。

私は中高生の時によく出かけていました。
というのも無料の優待券を手に入る機会がありまして、
近鉄を乗り鉄するという目的とともに楽しみでした。

最寄りの賢島駅に着けば徒歩3分の看板が目に入ります。
でも、実際はもっとかかります。5分以上は確実でしょう。

ただ、駅から近いことで利用しやすかったのは確かで、
中高生の時は旅行の仕方がよくわからなかったこともあり、
折り返しの合間に寄れる良いキッカケにはなったものでした。

今回、ウン十年ぶりに前々から行く計画を立てていたわけですが、
突然の休止発表はTwitterのトレンドも1位で大変驚きました。

「名残り惜しむ人が詰めかけて混みそう!」

と、嫌な予感がよぎったのですが、
実際のところ発表直後だったせいか普通の混みようで、
車のナンバーを見るに地元の人が多かった印象でした。

遠方の人は旅の計画を考えてから来る人が多いと思うので
おそらく来週ぐらいから増え始めるのかもしれませんね。

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新幹線100系アーバン色

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それはそうと、行き帰りは特急しまかぜを利用できました。
さすがは人気列車というだけはある車内設備でした。

食事ができるカフェは海側に座席が向いているので
海が見える池の浦-賢島での利用がいいでしょうね。
この区間は始発終着の頃合いなので空いてますし。



  
  
posted by にゃおすけ at 11:47 | Comment(0) | 中部ボラボラ | 更新情報をチェックする

2021年02月03日

映画村×鬼滅コラボ

京都の昔からあるテーマパークが映画村です。

寒い時期はこの手の施設は空いてるものですが、
今年はコロナも相まって人出は少ないようで、
鬼滅エリア以外は人の気配を感じないほどでした。

とは言え、開門前は入場の行列が出来ています。
「あー、さすがは映画村だな」と思ったのですが、
開門すると皆一様に鬼滅グッズエリアに進んで行きます。

せっかく歓迎役のお侍さんがいらっしゃるのに!

まー、これはわからなくはないです。
グッズは先に急いで買わないと売り切れちゃいますし、
特に人気キャラのものは早々となくなるといいます。

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さて、映画村といえば巨大なオープンセットがあります。
実際に時代劇の撮影でも使われているものなので、
全体的にリアルではあるのですが・・・。

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この茶屋を見て下さい。
どこか不自然なところはないですか?

「うん?全然違和感なんてないよー」
「椅子とかテーブルとかなんでやねん!」

後者と思った人は歴史に詳しい人でしょう。
実は、昔の絵図を見れば一目瞭然なのですが、
このような椅子やテーブルは置かれてありません。
縁側や広い腰掛に座って食べることが多かったのです。

このように突っ込みどころが満載だったりしますが、
どちらかというと映画村のセットは時代劇ものであって、
江戸時代を忠実に意識したものではない印象です。

まぁ、映画村はお堅い博物館の類じゃないですから、
これはこれで楽しむのがいいのかもしれませんね。

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期間限定でエヴァのセットがありました。
コックピットで写真を撮れたりするんですが、
これは実物大?なのでしょうか。迫力があります。

最上階からは映画村を一望できました。

あと、映画村といえば!お化け屋敷でしょう。

役者が3人ほど中で待ち構えていて驚かしてくるのですが、
さすがはプロだけあって迫力があります。

久しぶりにお化け屋敷なるものに入りましたが、
お化けが出てきたときは我を忘れ叫びまくりでした(笑

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さいごに。
映画村自体はなかなか楽しめるものですが、
一点だけ苦言を呈すれば食事がかなり割高ですね。
家族4人で行くものなら昼飯で5000円前後はかかったりと、
食事に係るウエイトが結構大きいのです。

特に今は鬼滅とのコラボ料理も提供しています。
驚いたのはおにぎり2個と卵添えという一品で900円
これに特製の鬼滅カードが付くのですが、
それを考えてもかなり高いなという印象です。

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チャンバラが入園料だけで見れるのは良心的

いつも思うのですが、
例えばデザートが1300円だったとします。
2人で2つ頼むとすると2600円になるわけです。

さすがに高いので1品をシェアする人もいるわけですが、
これを1つ800円程度に抑えていてくれていれば、
1600円になるので2品頼もうかなという気にもなります。

いわゆるテーマパーク価格なんでしょうけど、
素人目からしても後者のほうが儲かるのに・・・。
と、思うのですがどうなんでしょうね。



posted by にゃおすけ at 11:25 | Comment(0) | 近畿ボラボラ_京都 | 更新情報をチェックする