↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
少し肌寒い、晴れの日になりました。
さっそく現れた飛び出し坊やに娘はおおはしゃぎ。
まるで一緒に手を繋いでるかのような写真が撮れました。
逢坂峠へと続く長く緩い上り坂。
これまで山登り自体してなかったので不安でしたが
娘は坂がまるで平坦であるかのように
手を振りほどき走っていきます。
置いてかれる・・・。
道中の楽しみといえば食事です。
出来るだけ名物を食べさせていくつもりですが、
5歳の娘は好き嫌いがかなりあるのが悩みのタネです。
逢坂峠の名物というと「ウナギ」です。
値段が結構しますが景気づけで張りこんでみます。
ところが。
身は殆んど食べず、タレご飯のみ食べる始末。
「ウナギはなかなか食べれないよ〜」
と、言ったものの食べてくれません。
この先、宮、浜松、三島でウナギが名物となってますが
果たして何時食べてくれるようになるか楽しみでもあります。
大津宿。
以前、歩いた時と比べると、
電線が地中化になって印象が随分と変わりました。
この日は当初の予定では大津宿まででしたが、
娘は歩き足らない様子で「歩く!」と声を頂いたので
6kmほど延長して石山駅まで進むことにしました。
ウォーキングには丁度良い季節ではありますが、
脚力が私が思っている以上に付いてきてるかもしれません。
また、精神面でも「帰りたい」と発することがなくなり、
歩きを楽しめているように感じた2日目でした。
●3日目 JR石山駅→草津宿
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実は予定ではこの日の前に歩く計画をしていたのですが、
朝になって行きたくないと連発したので中止にしています。
どうやら、たまたま機嫌が悪かっただけのようですが、
今後は泊まりの行程も出てくるので少し不安な点です。
時おり、娘はこう言います。
「車で回ったほうが早くて楽だよ」と。
現時点では東海道を歩く意義をわかってないかもしれません。
これはいずれ自ずとわかってくるものでしょう。
いざ、歩き始めるとご機嫌です。
近江八景の一つである「瀬田の唐橋」では
出発から30分も経ってませんが大休憩にしました。
名所で時間を取ることは大事なことです。
そして、寄り道としてはそこそこの距離になる
近江一之宮の建部大社にも寄ってみました。
参道には松並木がづらりと並びます。
「昔の道はこんな感じだったんだよー」
と、私が言っていた矢先から、
「松ぼっくり」拾いが始まってしまいました。
予定していた時間はオーバー気味になりますが、
こういう楽しみは今後も大切にしていきたいです。
滋賀はタヌキが多いですね。飛び出し坊やも多いですが、
東海道沿いはタヌキの比率のほうが高い気がします。
こういう看板の類は娘にとって新鮮なようで、
「写真を撮って!」と、毎回のようにせがまれます。
そして秋ならではのキンモクセイの香り。
「すごく良い香り」と言って顔を近づけてました。
家の中や都会ではなかなか感じれないものが、
街道にはいっぱいあるんだと改めて思い知らされます。
この日は12キロ程度の行程でした。
普段は1人では30キロ越えの街道歩きをするのですが、
娘をレクチャーしながらだと丁度良い距離かもしれません。
他に印象に残った娘の反応は
・公園があれば寄って遊ぶ(歩きの疲れとは別らしい)
・ダンゴムシがいそうな石を見つけてはひっくり返してみる
・本陣見学は殿様が使ったと説明すると興味を持ち見学する
・今回も途中で帰りたいと言わなくなった(基本ご機嫌)
・あとどれぐらい?はよく聞かれた(次回から子供用地図を準備)
まだまだ課題が多いですが、
ようやく軌道に乗ってきたと感じた3日目でした。