2021年12月21日

アドベンチャーワールドのプチ裏技

ここの目玉といえばパンダですよね。
私も年に一度は出かけています。

今回はコロナ禍ということで
いかに混雑を回避できるかがテーマです。

まず開門は10時です。
人気の施設にしては遅めなほうです。
当然のことながら行列ができています。

でも、10分もすると・・・。
スムーズに入ることができるのです。

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これは、季節や繁忙期で変わるものですが、
あえて遅く入るという戦略はなかなか有効です。
人気の有料体験は事前に予約しておけますし、
急ぐ必要性は少ないので開門後の到着は気分的に楽です。

今回は2月の頭に訪問をしました。
Webで事前に入場券を購入してたからかわかりませんが、
入場時に1人1000円のクーポンを頂くことができました。

客入りが減る冬だから特別に貰えたのかはわかりません。
公式サイトにもクーポンの記載がないのです。

結局、昼飯代に使って大変助かったわけですが、
こういうテーマパーク施設の売り上げというものは、
食事の割合が結構高いと思っていたので驚きました。

さて、

入場すれば皆さんパンダ舎へ向かっていきます。
当然ながら舎はごった返していることが多いです。

記念にパンダのコスプレで写真を撮れるサービスも
無料だからか大勢の人が並んでいます。

でも、これが夕方になると疎らになります。

パンダをゆったり見ることができますし、
写真サービスの列も殆んどありません。

なので、一番空いてる時間は夕方なのですが、
パンダ目当ての人にとってはそんなに待てませんよね。

それなら、パンダがいる別の場所に行ってみましょう。

実はイルカショーのスタジアムの横にもパンダがいるのです。
ここなら開門直後でも静かに見ることができます。

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イルカショーは基本的に1日に2回開演になっています。
2月ならば10分前でも良い席に座ることができます。

それでも冬場は待つとなると寒いものです。

そこでシートヒーターのある席を選びます。
どの席にも付いてるわけではなく中央のみです。
椅子の材質は他と違うし明らかにワンランク上で、
おそらくは元は指定席エリアだったのでしょう。

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誰もが乗るであろうケニア号は、
バスに乗ってるだけで動物エリアを巡ることができます。

コロナ対策で各座席にビニールが張られてありました。
2月ならば1車両貸切なこともあるほど空いているので、
あまり神経質にならずに楽しめるのではと思います。

ケニア号は発車間際に乗り込むのがオススメです。
なぜなら空いてる車両を選んで座れることがあるのです。

もし、これが発車まで時間に余裕がある場合だと、
前の方から詰めて座らせられることがよくあります。

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さいごに。

当日の人出ですが例年に比べると少なめでした。
近くにある「とれとれ市場」は休業していましたし、
白良浜の駐車場は閉鎖になっていました。

コロナ禍ということで
随分と寂しくなったという印象の白浜ですが、
やはり団体ツアーの減少が大きいのではと思います。

特に「とれとれ市場」のような大型施設は、
団体ツアーと提携して多くの人を呼んで成り立つ施設ですし、
一般客相手だけではやっていけないのでしょうね。

早く元の白浜に戻ることを祈るばかりです。



  
  
posted by にゃおすけ at 09:00 | Comment(0) | 近畿ボラボラ_和歌山 | 更新情報をチェックする

2021年12月15日

パパとムスメの東海道五十三次・JR甲西駅→水口宿

●5日目 JR甲西駅→水口宿


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

今回もまたウォーキング日和で快適な道中でした。
途中では東海道を歩く方を10組以上見かけ、
さすがは五街道。他の街道とは違う人気ぶりです。

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電車に手を振る娘。
大抵の車掌さんは振り返してくれるので有難い・・・。

前回の終了地点をタッチしてからスタートします。
街道が続いていることを理解してもらう大事なことで、
私一人で歩く時でも欠かせない恒例行事です。

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街道沿いには旧家が多く残ります。
ゆっくり見たいのですが交通量が多いのは辛いところで、
娘にも目を配る必要があるので気を使います。

そういう中で現れたのが休憩所です。

そこにはどうぞ座って下さい的な椅子がありました。
普段は腰かけることの嬉しさをあまり感じませんが
長い距離を歩いてるからこその有難みといえます。

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実は休憩所で椅子のやり取りがありました。

娘「休むときに椅子があると嬉しい」
娘「椅子を持っていけばいつでも休める!」
私「持っていくの誰やねん・・・」


今回も腰かける場所で苦労することがあったので、
娘の意見は極端すぎるとはいえ間違ってはいません。
幸い、家には子供用の軽いミニチェアーがあるので
次回は試しに持っていこうかと考えています。

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今回のコースの見どころは天井川と横田の渡しでしょうか。

この弘法杉の場所にある天井川を潜るトンネルは、
明治のはじめに道路用に作られた県内で一番古いもの。
細工が見事で実に見応えがあるものです。

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そして、JR三雲駅付近にあった横田の渡しですが、
水口側には10mもの大きさの常夜灯がそびえ立っています。
娘は1m弱なので10人分もの高さです。

三雲側にも常夜灯がありますが
こちらは比較すると小ぶりなものです。
案内板によると以前は200m上流にあったそうです。

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北脇縄手という長い直線に入ると、
娘は15分おきぐらいに休憩を求めてきます。
何事か?とその時は考えたものの謎が残ったのですが、
終わってからGPSを見てると高低差に答えがありました。

スタート地点からずーとダラダラ勾配があったのです。

大人の目線では平地に見えてはいるのですが、
子供にとっては相当なダメージがあったようです。

街道歩きでは時おりこういう道に出くわしますが、
大人と子供の差がこうも違うのかと驚きました。
次回では難所の鈴鹿峠が近くなり勾配が増えてくるので、
ペースなどを考え休憩も多めに考えたいところです。

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北脇縄手の縄手とは”田んぼの道”の意味があります。
東海道を整備した際に直線に改められたのだそうです。

ここを過ぎれば正面に水口の古城山が見えてきて、
城下町らしい鍵の手状の道を過ぎると水口宿となります。

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今回の印象に残った娘の反応は
・竹林を見かけては「禰豆子!」と喜ぶ(竹林に入って遊んだり)
・和式トイレで用を足せない(洋式を探すはめに。重要課題!)
・昼食の店で貰ったポン菓子に喜び(初めて知る味に完食)
・せっかくのランチも半分残す(好き嫌いが激しい・・・)
・川があれば橋の上から魚を見る(釣りがマイブームなので)
・あと何メートル?と相変わらずゴールまでが気になる様子。

ゴールまでの距離はiPhoneの地図を見せてはいるのですが、
どうも地図をうまく理解していないような感じです。
見方は家で少しずつ教えていけたらと思います。

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それより問題は和式トイレの件ですね。
こちらも今後のことを考えトレーニングしないといけません。

次回は土山宿までを予定しています。


   
  
posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(2) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする

2021年12月01日

パパとムスメの東海道五十三次・草津宿→JR甲西駅

●4日目 草津宿→石部宿→JR甲西駅


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

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晴れ。11月中旬に朝夕は寒くなったので
体を温めようと駅のうどんを朝飯に食べてみました。
これが後々大変な思いになるとは・・・。

草津宿から先はこれまでの中山道重複区間と違って、
景色は田舎感が一気に増し難易度が一変します。

まず一つは分岐点にある案内標識類が少なくなる点。
そして飲食関係の店が減って不自由さが増すことでしょう。

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さらに店が減ることはトイレ問題が発生するのを意味します。
これは1人で街道歩きの時はどうにかなる問題なのですが、
この旅は娘と一緒なので野ションをさせるわけにはいかず、
万が一、漏らしがあればトラウマになりかねません。
なので、冬は特にトイレ問題を気にする必要があるのです。

朝に食べたうどんは出汁を随分飲んでいたので
トイレ探しで何度か右往左往することになりました。
結局、街道には寺社が多いのでお借りできたのですが、
なにわともあれ水分管理は大事と痛感させられました。

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さて、今回の区間ではトータルで20km近く歩きました。
石部付近を除くとほぼ平坦なので楽ではあるのですが、
翌日に聞いてみると全然平気という答えが返ってきました。

これが若さというものなのでしょうか。

道中ではスキップしたり遊びながら歩いたりしていたので
今、思うとまだまだ余裕があったのかもしれません。

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田舎になっていくことで道に変化が現れます。
道端に草が高々と生えていることが多くなるわけですが、
都会暮らしの娘にとってその横を歩くという経験は少なく、
案の定、ひっつき虫にやられてしまいました。

「これが、ひっつき虫だよー」と言うと、
「早く、取って!歩けない!」と。

どうやら、本物の虫と勘違いしていたようです。

これからの道中では藪漕ぎに近い場所が出てきます。
まあ、東海道はメジャーな街道なので激藪はないですが、
今回のこれは軽い洗礼を受けたというところでしょう。

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この区間の大きな見所の一つは
腹薬を売っていた和中散歩本舗という店があります。
薬の評判は遠く江戸まで響いていたそうです。

手前の構造物と比較してみて下さい。
屋根が驚くほど大きいのがわかりますでしょうか。

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この頃合いで昼めし時になったのですが
Googleマップで調べても店が全く出てきません。
お菓子で乗り切ろうかと思っていた矢先に
肉屋に出会うことができて揚げ物を数点購入しました。

やはり、揚げたては美味しいもので
娘は大きく口を開けて頬張っていたのが印象的でした。
どうやら食べ歩きの楽しさを会得したようです。

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草津宿の次の宿場となるのが石部宿です。

往時の人は京を早朝に出立した人が一泊目となる地で、
今では想像できないぐらいの賑わいがあったそうです。
我々の旅は既にここまで4日を要しています。
でも、これでいいのです。

町並みは旧家が連続するような感じではないですが、
残る一つ一つに立派さがあり昔を彷彿とさせてくれます。

そして、中央部には茶屋があり遅い昼食としました。

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名物田楽 500円
餅とコーヒー 500円

これにプラスして甘いのが欲しいと言うと
メニューにないアイスがあるとのことで、
てんこもりに盛ったバニラが出てきました。

値段は合計で1100円なり。
え?ええ?あのアイス100円だったの?

この後、トイレが近くなったのは言うまでもありません。

「もしかして歩いてきたの?」

店員さんは優しく娘に問いかけますが、
娘は恥ずかしいのかうつむいていました。

これは子供によってよくある反応と思いますが、
この先の旅によってどう変化していくのか楽しみです。

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今回、他に印象に残った娘の反応は
・ススキを持たせてあげるとずっと持っていた。
・あとどれぐらい?と聞かれる回数は相変わらず。
・ダンゴムシや松ぼっくり探しは今回も余念なし。
・スキップをしたりジャンプしたり歩きを楽しんでる様子。


娘には都会暮らしではなかなか楽しめないことを
街道歩きを通じていろいろ感じて欲しいです。

次回は水口までの道中。15kmを予定しています。



posted by にゃおすけ at 09:00 | Comment(2) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする