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5月から中断していた東海道歩き。
当初は10月からと考えていたのですが、
箱根は紅葉で混みそうなので1か月前倒しにしました。
来宮神社でパワーをget!
9月に入って涼しくなったとはいえ、
小田原は29℃予報だったので気が気でありません。
あと、街道歩きのブランクをどう埋めるかー。
課題が山積みのままの出立となりました。
涼しいー!箱根峠!
熱海からの路線バスは標高を一気に稼ぐので、
アクロバティックな走行を楽しめます。
酔わないか心配でしたが・・・(笑
それはさておき、
道の駅で早速うどんを食べて燃料補給。
関東のお出汁にも慣れてきました。
挾石坂の入口。
藪化が激しく道が見えません。
これは時期的なものもありますが想定外です。
娘「行きたくない・・・」
これには、嫌な予感がして焦りました。
私「父ちゃんの後をついてきたら大丈夫!」
と、根拠のない自信で誘導。
娘は半泣きになりながらもついてきます。
やがて大好きな石畳が現れると、この通り。
楽しんでます(笑
ただし、前日に雨が降ったせいで石畳はウェット。
こういう状態は滑りやすいので要注意です。
箱根峠は標高846m。癒しの空間でした。
湧水の冷たさに感激!
箱根宿は元々何もなかった場所でしたが
三島と小田原の人が移住したことで誕生します。
今や富士山と芦ノ湖の豪華な絶景が広がる一大観光地。
娘は芦ノ湖湖畔で水遊びをしてみたり、
箱根駅伝のスタート地点で渾身のポーズをしたりと、
娘なりに楽しんでいる様子に見えました。
箱根で忘れてはいけないのが関所です。
当時は入鉄炮出女は特に警戒していたようですが
我々は入女(江戸に入る)ほうなので無事に通過ー。
この日の富士山は雲の合間からチラチラっと見える感じ。
やはり夏場はなかなか難しいものがありますね。
天を貫くように真っすぐ生えた樹齢400年の大木が続く。
娘と比較してみるとその大きさがわかると思います。
この箱根杉並木もまた人気のスポットではあるのですが、
連休を翌週に控えていたからか観光客は少なく、
比較的静かな箱根を楽しむことができました。
甘酒茶屋までは外輪山の上り坂が続きます。
この辺り名前が付いた坂が多いのは難所だった証です。
私が一瞬滑りかけたところ、
娘「私を頼りにしたらあかんで!」
娘「石と石の間を歩くんやで!」
とアドバイスを頂きました(笑
甘酒茶屋で400年続く伝統の味に舌鼓み。しめて1400円なり!
名物には少々高くてもお金を惜しみません。
昔の人と同じ体験が出来るのは貴重です。
それは歩いてきてこそ実感できます。
畑宿までは旧道半分、舗装路半分といった感じでしょうか。
「苦しくて、どんぐり程の涙こぼれる」ほどの急坂なので
娘も思わず「あかーん」「疲れたわ」と弱音を吐いてました。
風格ある一里塚が門番のように佇む畑宿。
寄木細工が有名な間の宿です。
この日は小田原で宿を取りました。
ほんとは湯本あたりでの宿泊が理想でしたが、
直前キャンセルが不可な宿が多かったり、
朝食付きで朝早い出発が難しいこともあったり、
もちろん、予算的なこともあります(^^;
宿に着くなり娘は「マッサージしとくわー」
と、自ら足のメンテナンスをするではないですか。
どこでマッサージ覚えたん?と思いましたが、
よっぽど疲れていたのでしょう。
そのおかげか状態は徐々に回復。
フォロワー様から頂いた葡萄も食べ翌日に備えました。