2023年02月16日

ちゃらぽこ散歩会に参加

東京には散歩家さんの聖地と呼ばれる場所があります。
散歩かふぇ ちゃらぽこ」です。

店にはコアな本が大量に置かれていて、
散歩の強者が自然と集まっている印象です。
可愛い看板ネコもいて癒されるのもまた良きです。

そんな「ちゃらぽこ」ですが
”散歩会”と称する歩くイベントが時折あります。
東海道を歩いたり、歴史の名所を巡ったり、そんな感じです。

C_4T1zr-Rr2mUcCZcuEC6Q.JPG
娘と店に行ったときの一コマ

普段は関東近辺ばかりで開催されていて、
西に住んでいる私はいつも指をくわえて見ていたのですが、
2月は岡崎で開催されることが目に留まりました。

これは、行かねば!!
向こうから来てくれるなんて嬉しすぎる。

IMG_0976.JPG

今、岡崎は大河ドラマの影響で熱いです。
集合の11:00までは大河ドラマ館に寄りました。

開場は9時。さぞや混んでるものと思ったのですが、
8時に行くと、意外や意外、誰もいません。

え!?こんなものなの?と拍子抜けしましたが、
暫くすると50人限定の記念入場証の列が出来始めました。
武将の柄が毎月変わる代物で先月は家康だったそうです。

こういう類は好きな人は好きでしょうね。

IMG_0978.JPG
岡崎の家康像は若い!

さて、集合時間。
集合場所にはマスターの”ぱきらさん”が待ってくれています。

参加費を払って資料をもらって、しばし待機。
常連さん同士では話に花を咲かせてる様子も見られます。

参加人数はざっと20人強ぐらいだったでしょうか。
何人かはお会いしたことがある人もいたのですが、
ほとんどの人は初対面。少し緊張してる自分がいました。

そんな中、話に耳を傾けていると、
聞いたことのあるお名前が出てきます。
「ちゃらぽこ」はTwitterを通じた活動も活発で、
その繋がりでフォローしてる方が何人かおられました。

「あ!〇〇さんでしょうか!?」
「まさか、お会いできるなんて!!」

と、年甲斐もなく はしゃいでしまいました(笑

こういった出会いがあるのも
旅行会社とかの団体ツアーとは違う良さですね。
どちらかというと友達と歩いてる感覚に近いのかも?

IMG_1003.JPG
カクキューの黒板塀と白の組合せがたまらなかった

では、出発。
案内役である”かるの氏”を先頭に
家康ゆかりの名所をたんたんと巡っていきます。

ここからは巡った名所のことはほどほどに、
散歩会の印象を中心に書いていこうと思います。

・皆それぞれのコアな視点

例えば、近代建築を見るツアーだと
そういう人が多く集まるじゃないですか。
会話も写真も近代建築が中心になることが多いと思います。

一方、今回の散歩会をみてみると、
大枠では岡崎城下の歴史探訪となってはいるものの、
皆、それぞれ専門的な視点をもっていて、
興味あるものを自由に楽しんでる印象でした。

カワイイもの、マンホール、石垣、建築、街道 etc...

その様子を見て、私も興味を持つことも しばしば。

1人ではスルーしていたであろうことに気付かせてくれ、
より深く、町歩きを堪能できた気がします。

もちろん、これは他のツアーでもあることなのですが、
散歩会の場合は、先にも書いた”友達と歩いてる感覚”が、
より新たな視点を開拓できるではと思いました。

IMG_1012.JPG
お昼は味噌煮込みうどん

IMG_1027.JPG
松應寺に続く木造アーケードが凄くいい

・自由度の高さ

よくある団体のツアーの印象としては、
ガイドさんが旗を持って先頭に歩くことが多いと思います。

一方、この散歩会では、
ガイドさんは一応、先頭で歩いているものの、
ほぼ、ほぼ、皆さん自由行動といった印象でした。
中には行く先々で御朱印を集めまくる強者も。

思えば、”散歩会”というネーミング良いですね。
ゆる〜い感じがしてガチっぽくなくて。

一見すると好き勝手に歩いてるように見えますが、
そういう中でも統率が取れているのは凄いところで、

とにかく興味あるものがあれば立ち止まる。
その影響で歩く列が長くなることがありましたが、
「仕方ない〜」という寛容さがあるように思いました。

この辺りが他のツアーにない良さかもしれませんね。

IMG_1034.JPG
大樹寺から岡崎城の眺めはビスタラインと呼ばれる

・おわりに

家に帰ってから娘に
「父ちゃんだけ行ってズルい!」と言われました。

東海道効果で歩きが好きになった証拠ではあるのですが、
初参加なので迷惑だろうと内緒で出かけていたのです。

EEyf99xWS_K_hj8DoCslJQ.JPG
ぐったりするタネ氏

まぁ、上の写真のように
看板ネコのタネ氏を触りまくって疲れさせた前科がありますし
またとんでもない行動をしよるかもしれません(笑

でも、今回の散歩会の様子を見ると、
わきあいあいな感じだったですし問題ないかな?

子供の参加がNGなら大きくなってからですが、
また機会があれば参加してみたい散歩会でした。

追記
当日の様子がまとめられていましたのでリンクしておきます。

ちゃらぽこ散歩会in岡崎 歴史発見散歩
「岡崎 家康揺籃の地を歩く」presented by 軽野造船所

https://togetter.com/li/2082984

  
posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | つぶやき | 更新情報をチェックする

2023年02月13日

パパとムスメの東海道五十三次・総括!後編

前回は出立までをまとめました。
今回は実際に歩いてからの感想です。

●歩き始めれば

1日目は三条大橋から山科までの7kmの行程。
この距離でも最後まで歩けるか不安でしたが、
娘は楽しみを見つけながら歩いていました。

時には、私を置きざりにして走ったり、
”どんぐり拾い”や”だるまさんが転んだ”をしたり。

行程に余裕があったからこそ出来た楽しみ方で
私も娘を見守るように歩けて楽しいひとときでした。

8gvmTN3DTp2bEUGhgXBGhg.jpg

あと、見る視点が違うのも面白かった点でした。

これは仲間内で歩いても
人それぞれの視点が違って面白いものですが、
親と子のように歳が随分と離れている場合だと、
全く予想外のものに気付かせてくれます。

なので、すでに踏破実績のある私でも
初めて歩く街道の如く新鮮な感覚で歩くことができました。

このような散歩スタイルでの街道歩きは
ブレることなくゴールまで続いていくこととなります。

●初めての雨天

天気予報を見て晴れの日を選んでいましたが、
急な天候悪化に備えて常に雨具は持って歩きました。

娘にはカッパと小さな傘を準備していました。
これは普段の町中と同じではあるのですが、
問題は靴です。

大人なら避ける水たまりも楽しそうに入っていきます。
注意しても一向に収まる気配がありません。
もちろん、靴はズブ濡れに・・・。
テンションだだ下がりです。

lP5FJgLBTk2kMVMFga6T3A.jpg

水たまりの楽しさはわからんでもないですが、
その日のゴールまで濡れた靴で歩くのは大変です。

後日、子供用の防水靴を買うことにしました。

少し値が張りましたがウォーキング用だったので、
雨の日でなくても東海道歩きでの定番靴となりました。
娘も”歩きのプロの靴!!”と満足気(笑

これをキッカケに他の街道装備も揃えていくことになり、
街道ガール化に拍車がかかってゆくのでした。

●宿泊の大変さ

大阪から遠方になると1泊行程が増えました。

翌日に備えて宿では20時に寝るようにしていたのですが、
寝るまでには風呂と夕食も済ませねばいけないので、
一人歩きの時と比べると時間に追われていました。

b2sD73UzSxakmpfwXeF-OA.jpg

例えば、お風呂。
大浴場のあるホテルなら一緒に入れてマシですが、
ユニットバスだと娘を先に洗って出したあとに、
次は私の番。一気に出来ないのは大変でした。

風呂からあがっても髪の毛をドライヤーで乾かして、
寝れば布団からはみ出てないか心配で心配で・・・。
とにかく風邪をひかせてはならないと、
気になって気になって常に眠りは浅い状態でした。

そんな心配する私をよそに、
娘はホテルの点数を毎回つけてました。
ロフトのあったホテルは100点!な具合に(笑

●天気予報にヤキモキ

宿泊を伴わない近場では問題なかったのですが、
ホテルや新幹線が必要になってくるようになると、
1週間前から天気予報をチェックする日々が続きました。

このヤキモキ感を少しでも減らす方法として、
歩く日を東海道の進捗に合わせて3つ程考えておいて、
宿もそれぞれ予約しておくことにしました。

例えば、1か月後に袋井を通過することがわかると、
3(土)と10(土)と17(土)の宿を押さえておきます。
決行するかどうかは週末の天気を木曜に見て決めるのです。

この方法は当日や前日キャンセルできる宿に限られるので、
豪華な宿に泊まれないのが唯一の欠点ではあるのですが、
親子の旅ですしビジホで十分ではありました。

zik-bpTtT1KgvU_d7vagTw.jpg

新幹線の予約についてはエクスプレス予約を使いました。
出発まで座席を選び放題で本数も多いので楽でしたが、
2022年10月からの旅行割が始まると旅行客が増えたので、
席が殆んど埋まってる列車が増えたのには想定外でした。

●休憩時間を少なくする技

ダラダラと続く上り坂や暑い時は、
みるみるうちに体力が消耗していくもので、
娘も「休憩をしたい!」と言う回数が増えました。

当初はその度におやつ休憩をして誤魔化していたのですが、
これではいくら時間に余裕があっても厳しいもので、
予定したゴールに辿り着けるかも怪しくなってきます。

結局、あらかじめ休憩ポイントを決めておくことにし、
「ここまで歩いたら休憩だよ」と目標を立てることで
休憩をある程度コントロールすることができました。

y3IDpyOCSEO-YOgvhbWBfg.jpg

滋賀県内では子供用のミニチェアーが活躍しました。

地べたの石に座ることに抵抗があった初期の話で、
座る場所を探す手間を省けたのは良かったのですが、
一度座ってしまうと休憩が長くなり過ぎたのが問題でした。

そういうこともあって、
三重県内でお役御免となったのですが、
代わりとなる休憩場所となったのが私の肩車でした。

肩車の利点は娘が私の肩で座っている時でも
私が歩くことで進み続けることができる点です。

我ながらGoodアイデア!!と思ったものでしたが、
2022年4月ごろから肩を痛めてしまいます。

医者曰く「肩車やりすぎ!禁止!」となりました(汗

●嫌!!もう行きたくない!!

岡崎付近だった頃。
ついに恐れていたことが起こります。

朝早いから行きたくない!と布団で泣き叫ぶ始末。
とはいえ、一旦家を出ればいつも通りなのですが 
これでは街道歩きがトラウマになってしまいます。

これはマズイ・・・。
と、中止も考えたほどでしたが、
娘がハマっていたスタンプラリーにヒントを得て
「とうかいどうポイントカード」を作ってみました。

FPE2LYSUcAA95SR.jpg

各宿場を通過したらご褒美がもらえるというもので、
娘にとって大きな原動力になりました。

ちなみに、日本橋ゴールはディズニーチケットでした。
箱根などの難所でもちょっとしたご褒美を用意しました。

今思えば、甘やかしすぎだったかもしれないですが、
踏破できたことを考えると安いものだったと思います。

●Twitterなどの応援

いろんな場所で出会いがありました。
娘効果なのか行く先々で声をかけられて、
1人旅では想像できない人とのふれあいがありました。

歩いてる時はTwitterで呟いていましたが、
それを見た方が途中で待っていてくれたりして、
「父ちゃん有名人なの!?」と娘に驚かれたりもしました。

cnfXEkaRQwK-_jWUF1oX7A.jpg

その中でも、印象的だったのは
同時期に東海道を娘さんと歩いてる方とのすれ違いでした。

単に「すれ違い」と言っても簡単なものではなく、
まず、お互い別の場所から出立してなくていけません。
私共も日本橋スタートだったらすれ違えなかったわけで
この時、改めて三条大橋からの出立で良かったと思いました。

そして、すれ違えるであろう日が近づいてくると
お互い連絡しあって行程を調整するようにはしたのですが、
いくら調整しても天候や電車の遅れなど運に左右されます。
何よりこのご時世ですしお互いの体調も絡んできます。

ようするに私と私の娘、相手方の父親、娘さん。
この4人の体調が万全でなくてはならないわけです。
それだけに無事上手くすれ違えて良い思い出になりました。

そういえば、東海道は西から歩くのと東から歩くのとでは
どちらが楽なのかと聞かれることがよくあります。

私は断然「西から」と考えています。

・難所の鈴鹿峠は片峠
・小夜の中山などの難所も西からだと緩やか
・疲れの出る午後に太陽を背に歩ける


おかげで顔の日焼けは少なく済んだ気がします。

●箱根などの難所

難所であっても意外とスムーズでした。
これは1日あたりの距離をセーブしていたので、
終始、散歩感覚で歩けたことが大きいと思っています。

石畳ではアトラクション感覚で歩いていましたし、
遊びながらだったので楽しかったのでしょう。

eZcS-u2cScm6iqlnMY3zwA.jpg

しかしながら、距離をセーブして歩くということは
イコール、旅費の増加につながってきます。

・娘が楽しんでくれるのが良いのか
・節約してハードに攻めていけばいいのか


なかなか難しい問題ではありますが、
私的には前者にしておいてよかったと思います。

●1番大変だったこと

それは、列車での娘の座席確保でした。
これは幼児なので無料であるが故の悩みでありました。

あとは宿の調整。これも同様の理由です。

いくら添い寝無料といっても
ベット幅120pでは寝るのが大変です。
160pあれば安心ですが理想はツインですね。

歩く距離に関してですが、
娘に「10kmまで!」と言われてました。
でも、駅などの都合で毎度のようには厳しいもので
時には計画上で既に15qとなってることもありました。

勿論、このことは娘にはナイショで
「寄り道したから長くなっちゃったーてへ❤️」で
うまく最後まで誤魔化すことが出来ました(笑

L9Cr7B7PR-Oxg15MlqPFkA.jpg

あと、食事の苦労でしょうか。
元々、好き嫌いが激しい娘でしたので、
名物をスルーすることがあったのは残念でした。
うなぎは結局3回食べましたが完食までいかずで・・・。

一方、和菓子類は大好物になったように思います。

以上で娘との東海道五十三次日記は終わりですが、
一番良かったことは娘との時間を楽しめたことでしょう。

いくら子供と接する時間が多いと自負する親でも
朝から晩まで何かを一緒に連続してする機会はそうないですし、
それを40日も続けられて、かけがえのない日々となりました。

娘との濃い時間をありがとう!東海道!!

最後までご覧いただきありがとうございました。



  

posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする

2023年02月01日

パパとムスメの東海道五十三次・総括!前編

5歳の娘と始めた東海道歩きは
約1年で日本橋に無事到達することができました。

2回に分けて総括していきます。

●始めたキッカケ

娘と共に何かしたいと考えていたところ、
Twitterで娘さんと東海道を歩かれている方がいて、
その方のアドバイスを得ることで一発奮起しました。

街道歩きなら山歩きも町歩きも出来る。
そして、日本のスケール感を知ることも出来る。
これは私が街道歩き人生で身をもって知っていたことで、
街道を歩くことで良い経験になると考えました。

この時点では娘はまだ4歳。
ここまでアクティビティを余り経験させてなかったので、
長距離を歩けるのか、峠を越えれるのか、など不安要素ばかり。
出立までにそれら不安をなくす必要がありました。

unnamed (1)-001.jpg

●出立まで

まず、街道について知識が全くゼロだったので、
レクチャーと称して古い町並みに連れていきました。

・古い町並み散策はほどほどに
・散策中にご当地の美味しいスイーツを提供
・動物園など大きな公園も忘れずに(娘はこれがメイン)


歩くといいことあるよ〜!と、飴を与え続けました。
娘も楽しいのでどんどん歩いてくれます。

これを5、6回続けたおかげか、
古いものに対する興味が少しは湧いてくれたようで、
街道歩きに耐えうる脚力もついてきました。

なぜ、こういうことをしたのか。

東海道を何も考えず歩くのは少し勿体ないですし、
なによりも途中で飽きがこないかが一番の心配でした。

東海道は長丁場です。
娘が「行きたくない!」となれば終わりなのです。
楽しい!を事前に教える必要がありました。

なので、結構、必死でした(笑

●ルートなど事前作業について

ルートは五街道分間延絵図を念入りに調べ上げ、
他の資料も参考にして考えました。

歩く際はそれら資料を見ながら歩くのではなく、
事前にパソコンでルートを作成(線引き)した上で、
スーパー地形というiPhoneアプリにインプット。
アプリを見ながら歩くというスタイルにしました。

これなら現在地がすぐわかるので
道迷いのロスを最小限にすることができます。

IMG_0650.jpg
マッピング

マップには手作業で名所旧跡はもちろん、
トイレやコンビニ、飲食店も登録しておきました。

このうち、トイレは特に重要な問題です。
急に行きたくなって探してるうちに漏らすものなら
娘にとって嫌な記憶となるでしょう。

ちなみに、1人で歩くときはここまでしません。
現地でGoogleマップなどで調べています。

なぜ、ここまでする必要があったのか。

それはひとえに危険防止です。
娘から目を離すのを極力減らす必要性から、
一つのアプリに集約しておかねばなりませんでした。

これは、写真をiPhoneだけで撮影したのも同様の理由です。
写真なら一眼レフで撮ったほうが良いのは承知ですが、
撮影に夢中になって大変なことになることがありえるので
削れる部分は削っておいたほうが安心と考えました。

●行程の時間配分の考え方


kfF3ltQxQG6VoMd7pYCbvQ.jpg
距離と時間の計算表

行程に関しては上の計算表を基本にして、
難所ではプラスα (5分から10分) 加味しています。

この表は途中での休憩を含んだもので、
昼食や見学施設などは別途時間を設けました。

結局、最初から最後までこの計算表でいきましたが、
かなり余裕ある時間配分と行程になっていたので
特に問題なく進めることができました。

1日の距離は当初10キロまでと考えていて、
おいおい30キロ歩ければと考えていたのですが、
娘の「10(キロ)しか歩かない!!」の言葉に
結局、最後まで10〜15キロで進めてしまっています。

これには予算的な誤算が発生しましたが、
逆にゆっくり東海道を楽しめて良かったと思います。
1人で歩いた時には寄れなかった場所も寄れましたし、
肝心なのは娘が歩きを嫌にならないことです。

●持ち物について

お菓子は多め(後半はアメだけになっていました)
雨具、予備の着替え(お漏らし用)、飲料、
iPhone(私と娘の2台)、充電器。

宿泊を伴う行程だと、
下着類や翌日の服、パジャマ(娘用)が加わります。

これらを山用のザックに入れて私が持って、
娘は基本手ぶらで歩かせました。

当初は娘も小さなリュックを背負っていたのですが、
どうも邪魔だったようで・・・。

まぁ、甘やかしすぎです。ハイ。

0epNgiB7SUehYqP8cJrNPA.jpg

iPhoneを持たせたのは迷子対策でもあるのですが、
一番は自分が感じた景色を写真に撮って欲しいからでした。
のちのち見返すと何か思うことがあるかもしれません。
5歳の頃の記憶は薄れてしまうことが多いですし。

●いざ!出立

古い町並みレクチャーが終盤になった頃合いで、
出立をいつにするかを考え始めました。

この時点ではまだ暑い8月ごろでしたが、
無理をせず涼しくなる10月を待つことにしました。

そして、問題は出発を日本橋にするか、
三条大橋からにするかで悩みました。

・住居地が大阪なので行程に融通が利きやすい
・歩き慣れてない頃は短い距離での回数が多い
・私が東→西で既に歩いていた


これらを勘案して三条大橋からに決めました。

後に、この判断が正しかったことになります。
それはなぜか?後編に続きます。



  
posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする