「散歩かふぇ ちゃらぽこ」です。
店にはコアな本が大量に置かれていて、
散歩の強者が自然と集まっている印象です。
可愛い看板ネコもいて癒されるのもまた良きです。
そんな「ちゃらぽこ」ですが
”散歩会”と称する歩くイベントが時折あります。
東海道を歩いたり、歴史の名所を巡ったり、そんな感じです。
娘と店に行ったときの一コマ
普段は関東近辺ばかりで開催されていて、
西に住んでいる私はいつも指をくわえて見ていたのですが、
2月は岡崎で開催されることが目に留まりました。
これは、行かねば!!
向こうから来てくれるなんて嬉しすぎる。
今、岡崎は大河ドラマの影響で熱いです。
集合の11:00までは大河ドラマ館に寄りました。
開場は9時。さぞや混んでるものと思ったのですが、
8時に行くと、意外や意外、誰もいません。
え!?こんなものなの?と拍子抜けしましたが、
暫くすると50人限定の記念入場証の列が出来始めました。
武将の柄が毎月変わる代物で先月は家康だったそうです。
こういう類は好きな人は好きでしょうね。
岡崎の家康像は若い!
さて、集合時間。
集合場所にはマスターの”ぱきらさん”が待ってくれています。
参加費を払って資料をもらって、しばし待機。
常連さん同士では話に花を咲かせてる様子も見られます。
参加人数はざっと20人強ぐらいだったでしょうか。
何人かはお会いしたことがある人もいたのですが、
ほとんどの人は初対面。少し緊張してる自分がいました。
そんな中、話に耳を傾けていると、
聞いたことのあるお名前が出てきます。
「ちゃらぽこ」はTwitterを通じた活動も活発で、
その繋がりでフォローしてる方が何人かおられました。
「あ!〇〇さんでしょうか!?」
「まさか、お会いできるなんて!!」
と、年甲斐もなく はしゃいでしまいました(笑
こういった出会いがあるのも
旅行会社とかの団体ツアーとは違う良さですね。
どちらかというと友達と歩いてる感覚に近いのかも?
カクキューの黒板塀と白の組合せがたまらなかった
では、出発。
案内役である”かるの氏”を先頭に
家康ゆかりの名所をたんたんと巡っていきます。
ここからは巡った名所のことはほどほどに、
散歩会の印象を中心に書いていこうと思います。
・皆それぞれのコアな視点
例えば、近代建築を見るツアーだと
そういう人が多く集まるじゃないですか。
会話も写真も近代建築が中心になることが多いと思います。
一方、今回の散歩会をみてみると、
大枠では岡崎城下の歴史探訪となってはいるものの、
皆、それぞれ専門的な視点をもっていて、
興味あるものを自由に楽しんでる印象でした。
カワイイもの、マンホール、石垣、建築、街道 etc...
その様子を見て、私も興味を持つことも しばしば。
1人ではスルーしていたであろうことに気付かせてくれ、
より深く、町歩きを堪能できた気がします。
もちろん、これは他のツアーでもあることなのですが、
散歩会の場合は、先にも書いた”友達と歩いてる感覚”が、
より新たな視点を開拓できるではと思いました。
お昼は味噌煮込みうどん
松應寺に続く木造アーケードが凄くいい
・自由度の高さ
よくある団体のツアーの印象としては、
ガイドさんが旗を持って先頭に歩くことが多いと思います。
一方、この散歩会では、
ガイドさんは一応、先頭で歩いているものの、
ほぼ、ほぼ、皆さん自由行動といった印象でした。
中には行く先々で御朱印を集めまくる強者も。
思えば、”散歩会”というネーミング良いですね。
ゆる〜い感じがしてガチっぽくなくて。
一見すると好き勝手に歩いてるように見えますが、
そういう中でも統率が取れているのは凄いところで、
とにかく興味あるものがあれば立ち止まる。
その影響で歩く列が長くなることがありましたが、
「仕方ない〜」という寛容さがあるように思いました。
この辺りが他のツアーにない良さかもしれませんね。
大樹寺から岡崎城の眺めはビスタラインと呼ばれる
・おわりに
家に帰ってから娘に
「父ちゃんだけ行ってズルい!」と言われました。
東海道効果で歩きが好きになった証拠ではあるのですが、
初参加なので迷惑だろうと内緒で出かけていたのです。
ぐったりするタネ氏
まぁ、上の写真のように
看板ネコのタネ氏を触りまくって疲れさせた前科がありますし
またとんでもない行動をしよるかもしれません(笑
でも、今回の散歩会の様子を見ると、
わきあいあいな感じだったですし問題ないかな?
子供の参加がNGなら大きくなってからですが、
また機会があれば参加してみたい散歩会でした。
追記
当日の様子がまとめられていましたのでリンクしておきます。
ちゃらぽこ散歩会in岡崎 歴史発見散歩
「岡崎 家康揺籃の地を歩く」presented by 軽野造船所
https://togetter.com/li/2082984