2023年07月25日

GW直後は快適旅。鳥取を再訪。

GWの直後の土日。
今年は雨予報が重なっていたせいか、
どこも例年以上に空いていた印象を受けました。

もちろん施設によって例外はありますが、
道路交通情報を見れば一目瞭然です。
渋滞の名所でも目立った渋滞はほぼ皆無なのは
明らかに出掛けてる人が少ないのではと思います。

なぜ、GW直後の土日は空いてるのかの考察は、
以下のリンクをご覧いただくといたしまして、
一つの理由としては自動車税も関係してるかもしれませんね。

GWの混雑回避策はなんだろう?
https://borabora.seesaa.net/article/498397791.html

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GWに旅をしようとすると混んでることが多いので、
我が家では連休後に狙いを定めるようにしています。
特に車を使った旅では渋滞があるといろいろ大変ですし、
子連れだとトイレの心配もあったりします。

今回は大阪から鳥取への旅。
GWでは除外となっていた全国旅行支援の対象で
宿は20%オフ、クーポンも1000円×4枚頂けました。

いつも思うのですが、
クーポンをスマホに登録する作業は面倒ではないですか?
4枚分の合算となると小一時間取られてしまいます・・・。
せっかくの宿だからネットはノータッチといきたいですが、
なかなか思うようにいかないのが歯痒いところです。

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ざっと、行程を。
「ポケふた」というマンホール巡りが主な内容です。

1日目
智頭駅(ポケ)→鳥取こどもの国(サンド公園)→
砂の美術館(ポケ)→鳥取砂丘→浦富海岸(ポケ)→
ちよ志手打うどん(夕食)→宿

2日目
仁風閣→鳥取城→鳥取県立博物館→八頭(ポケ)→
若桜(ポケ+町並み散策)→岩屋堂→帰路


全体的にそれほど有名な所には行っていません。
唯一有名な鳥取砂丘はそこそこ人がいました。

ちなみに、雨の鳥取砂丘をAIに聞くと、
「雨が降ると砂丘の色が変わり幻想的な景色が広がります」
「また。雨の日は人が少なく静かな砂丘を満喫できます」

おー、たしかに幻想的です!

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少し砂を掘れば乾いた砂が出てきてこれもまた良いもので、
風紋も午後になっても普通に見ることができました。

圧巻だったのは砂の美術館の展示。
砂で造った彫刻が所せましに飾られてるのですが、
思っていたよりも迫力があるもので驚きました。

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ちなみに毎年テーマがあって作り変えられるのですが、
時には東南アジアであったりロシアであったり、
毎年訪れれば世界旅行してる感覚になれる勢いです。

今年はエジプトでした。

やはりピラミッドとか砂漠の中にあるだけあって
砂で造られた彫刻は映えますね。
とても良い頃合いでした。

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鳥取城の跡地に仁風閣があります。
ここの見どころは素晴らしき近代建築美と思いますが、
中でも特筆すべきは支柱のない螺旋階段でしょう。

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実に美しい!

階段は保護のため歩くことはできませんが、
眺めてるだけで十分伝わる良さがありました。

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さて、初日はサンド公園という遊び場に行ったのですが、
天候が悪いとそんなに遊べないのが悩みのタネです。
なので、行程は天気次第で臨機応変に組み替えれるよう
ガチガチに組まないようにしていました。

ちなみに結果的には2日目は曇り予報でした。
でも、1日目は午前は曇りでも午後からは雨予報だったので
単純に考えると1日目は止めようとなると思います。

でも、問題は遊具です。
前日に降った雨で濡れてたら使えないだろうし、
服もドロドロになるのは覚悟しないといけません。
子連れの旅ではこういうことも考える必要があります。

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2日目の午後は当初初日の予定だった若桜宿を散策。
人の少ないのんびりした風情が良かったです。

昔は兵庫と鳥取を結ぶ大動脈だった場所でしたが、
鳥取道が開通してから車の流れが随分と変わったようで、
秘境感が一層増してきているように思います。

町歩きでは観光案内所的な場所に立ち寄ることが多いですが、
たまに掘り出し物の情報を得れるのが嬉しいところで、
現地の人と話ができるのも楽しいものです。

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この「不動院岩屋堂」は案内所で知りました。

洞窟の中にあるお堂は同じ県内の投入堂に似ていて、
日本三大投入堂の一つになるそうです。

今回も良き旅になりました。
ちなみに行き帰りの渋滞はゼロでした。
これは普段の土日でもなかなかないことです。





  
posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国ボラボラ | 更新情報をチェックする

2023年07月06日

進化した街道歩きナビとApple Watch対応。2023年版。

これまで街道歩きのルート作成術を紹介してきましたが
年々進歩が凄まじく1年前の情報でも古いものとなってきています。

今回「スーパー地形」「ヤマレコ」を中心に紹介していきますが、
特にスーパー地形は頻繁なアップデートが続いていて、
以前よりさらにパワーアップして使いやすくなりました。

IMG_3003.JPG
ヤマレコアプリを表示中

まず、最初にルートの作成方法です。
街道歩きでは古い地図と見比べて考えることが多いですが、
それが出来るWebサービスやアプリはそう多くはありません。

個人的に圧倒的一番のおすすめは「全国Q地図」です。
古い地図と現代の地図を重ねてルートが引けるので
ルート作成が捗ること間違いなしです。しかも無料。
出力ファイルはKML形式とGeoJSON形式に対応しています。

山歩きならヤマレコのWebが便利かもしれません。
何せ先人のデータがたっぷりとあるので安心です。

ただ、ヤマレコは有料会員でないと使えない機能や制限が多く、
操作性も慣れないと使いづらい点があります。
全国Q地図も操作性は褒めたものではないですが・・・。

街道歩き目的の場合の具体的な手順としては、

★全国Q地図でルート作成(KML形式で出力)

★それをスーパー地形アプリにインポート
メールなどに添付してKMLファイルをタップするだけでOK

★インポートしたルートは標高データがないので付ける。
アプリ上のルートをタップして変換→標高データで書き換える

★あとは立ち寄り地などピン立てしておくと便利

全国Q地図→スーパー地形のやり方については
以前詳しく書いた記事や動画がありますので併せてご覧ください。
https://borabora.seesaa.net/article/481028877.html



次にApple Watchについて。

以前はあってもなくてもどっちでも良い感じでしたが、
今はあれば断然便利というぐらい格段に進化してきた印象です。

山歩き用途にも使えるGPSアプリはいろいろありますが、
Apple Watchに対応してるか否かで使い勝手が違ってくるもので
その点だけでもスーパー地形、ヤマレコが優位といえます。

★Apple Watchの利点
・スマホを取り出さずともルートを確認できる
・スマホを使う頻度が減るのでスマホの電池持ちに貢献
・事前に地図をダウンロードしておくことで片方が壊れても安心

★Apple Watchの欠点
・高額(安いのもありますが最低限バージョン4以上にしましょう)
・iPhoneユーザーでなければならない
・画面サイズによっては老眼だと見づらい
・電池の持ち(長距離縦走や100キロウォークなどの長時間は厳しい)
・古い機種だともっさりしている(バージョン3はストレスたまります)

ルートなどの情報自体はスマホ画面でも見れるわけですが、
Apple Watchの一番の利点は同じ内容を手元で見れることにあります。

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左 スーパー地形、右 ヤマレコ
真ん中は双方とも歩いたルートの標高差グラフが表示される。
画面をタップすればルートを含めた地図表示が可能。

では、これらを踏まえて歩きナビはどちらが良いかですが、
個人的には断然、スーパー地形を推します。

まず、冒頭にも書いた頻繁なアップデート。
正直これがあるだけでも買いです。
1年前と比べても対応ファイル、対応地図が格段に増えました。
980円という買い切りなのもうれしい点です。

AppleWatchの画面に関してはヤマレコに比べて機能が少ないですが
行動時はシンプルさが肝心と思うので特に問題はないものです。

一方、ヤマレコにも良い点があります。

・AppleWatch画面が見やすく機能が豊富
・先人の歩いた軌跡がマップに表示される
・歩き終わったらヤマレコに記録をすぐにアップできる

逆に不便な点は

・有料会員でないと使えない機能が多い
・AppleWatchにルートを表示させるには転送が必要

ヤマレコも便利な機能が盛りだくさんです。
どちらのアプリも甲乙つけがたいのですが総合的に考えると
難易度が高いの登山ならば先人の足跡がわかるヤマレコで
街道歩きや普通の登山ならスーパー地形でしょうか。

ヤマレコを全面的に推せないのは転送の手間が理由です。
スーパー地形のように転送せずとも表示できれば便利なのですが。
あと、ルート作成時において山行計画ページを作る必要がある点。
こういう手間は好きな人は良いですが大多数は面倒と感じると思います。

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さて、皆さんは集中モードをご存じですか?

iPhoneに搭載されている機能の一つで、
例えば、街道歩きに特化したアプリや通知の設定が可能です。
ようするに関係のないアプリを画面上から隠してしまうことで
街道を集中して歩くことが出来ます。

上の写真は私の一例です。
ウィジェットで雨雲レーダーを配置して、
メモをいつでも取れるようにメモも配置しています。
アプリは”くずし字”や山の名前を調べたりするもの、
単純な道では音楽を聴けるよう音楽アプリを置いています。
この音楽アプリは山奥では熊鈴の役割になって便利です。

以上、いろいろ書いてきましたが、
IT関係は日進月歩でどんどん便利になっていきますね。
また良い情報があれば記事にしていきます。

では、enjoy!街道歩き!




posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 街道歩きテクニック | 更新情報をチェックする