今年は雨予報が重なっていたせいか、
どこも例年以上に空いていた印象を受けました。
もちろん施設によって例外はありますが、
道路交通情報を見れば一目瞭然です。
渋滞の名所でも目立った渋滞はほぼ皆無なのは
明らかに出掛けてる人が少ないのではと思います。
なぜ、GW直後の土日は空いてるのかの考察は、
以下のリンクをご覧いただくといたしまして、
一つの理由としては自動車税も関係してるかもしれませんね。
GWの混雑回避策はなんだろう?
https://borabora.seesaa.net/article/498397791.html

GWに旅をしようとすると混んでることが多いので、
我が家では連休後に狙いを定めるようにしています。
特に車を使った旅では渋滞があるといろいろ大変ですし、
子連れだとトイレの心配もあったりします。
今回は大阪から鳥取への旅。
GWでは除外となっていた全国旅行支援の対象で
宿は20%オフ、クーポンも1000円×4枚頂けました。
いつも思うのですが、
クーポンをスマホに登録する作業は面倒ではないですか?
4枚分の合算となると小一時間取られてしまいます・・・。
せっかくの宿だからネットはノータッチといきたいですが、
なかなか思うようにいかないのが歯痒いところです。

ざっと、行程を。
「ポケふた」というマンホール巡りが主な内容です。
1日目
智頭駅(ポケ)→鳥取こどもの国(サンド公園)→
砂の美術館(ポケ)→鳥取砂丘→浦富海岸(ポケ)→
ちよ志手打うどん(夕食)→宿
2日目
仁風閣→鳥取城→鳥取県立博物館→八頭(ポケ)→
若桜(ポケ+町並み散策)→岩屋堂→帰路
全体的にそれほど有名な所には行っていません。
唯一有名な鳥取砂丘はそこそこ人がいました。
ちなみに、雨の鳥取砂丘をAIに聞くと、
「雨が降ると砂丘の色が変わり幻想的な景色が広がります」
「また。雨の日は人が少なく静かな砂丘を満喫できます」
おー、たしかに幻想的です!

少し砂を掘れば乾いた砂が出てきてこれもまた良いもので、
風紋も午後になっても普通に見ることができました。
圧巻だったのは砂の美術館の展示。
砂で造った彫刻が所せましに飾られてるのですが、
思っていたよりも迫力があるもので驚きました。

ちなみに毎年テーマがあって作り変えられるのですが、
時には東南アジアであったりロシアであったり、
毎年訪れれば世界旅行してる感覚になれる勢いです。
今年はエジプトでした。
やはりピラミッドとか砂漠の中にあるだけあって
砂で造られた彫刻は映えますね。
とても良い頃合いでした。

鳥取城の跡地に仁風閣があります。
ここの見どころは素晴らしき近代建築美と思いますが、
中でも特筆すべきは支柱のない螺旋階段でしょう。

実に美しい!
階段は保護のため歩くことはできませんが、
眺めてるだけで十分伝わる良さがありました。


さて、初日はサンド公園という遊び場に行ったのですが、
天候が悪いとそんなに遊べないのが悩みのタネです。
なので、行程は天気次第で臨機応変に組み替えれるよう
ガチガチに組まないようにしていました。
ちなみに結果的には2日目は曇り予報でした。
でも、1日目は午前は曇りでも午後からは雨予報だったので
単純に考えると1日目は止めようとなると思います。
でも、問題は遊具です。
前日に降った雨で濡れてたら使えないだろうし、
服もドロドロになるのは覚悟しないといけません。
子連れの旅ではこういうことも考える必要があります。

2日目の午後は当初初日の予定だった若桜宿を散策。
人の少ないのんびりした風情が良かったです。
昔は兵庫と鳥取を結ぶ大動脈だった場所でしたが、
鳥取道が開通してから車の流れが随分と変わったようで、
秘境感が一層増してきているように思います。
町歩きでは観光案内所的な場所に立ち寄ることが多いですが、
たまに掘り出し物の情報を得れるのが嬉しいところで、
現地の人と話ができるのも楽しいものです。

この「不動院岩屋堂」は案内所で知りました。
洞窟の中にあるお堂は同じ県内の投入堂に似ていて、
日本三大投入堂の一つになるそうです。
今回も良き旅になりました。
ちなみに行き帰りの渋滞はゼロでした。
これは普段の土日でもなかなかないことです。