娘との初登山。計画の立て方とか。

次女が5歳になり抱っこが少なくなってきたので
ようやく家族で山に登ってみようとなりました。

ちなみに長女は箱根越えなどを経験していますが、
それはあくまで街道歩き。登山ではありません^^;


スタートの新神戸駅。見事な秋晴れ！

まずは初登山の場所選び。
長女の初めての街道歩きと同じように
「登山は楽しいもの！」を基本に考えました。

・頂上に行けば何かご褒美がある
・途中にも休憩スポットが多数ある
・距離は短めな上に難易度も低い
・楽な交通アクセス

この4点を意識して探したところ
神戸にある布引ハーブ園が合致しました。

ちょうど園内ではハロウィンイベントもあったり、
宝探し兼スタンプラリーもやってるとのこと。


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。



娘には登山ということは伏せておいて
「頂上で宝探しやってるよ！」と伝えました。
ただし、「ちょっとだけ歩くよ」とも。

歩くという言葉に一瞬曇りましたが、
すぐに目の色が変わり「行くーー！」となりました。

シメシメ。



六甲山というと神戸市民にとって憩いの場です。
何せ家のすぐ裏手に600ｍ級の山があるわけですから、
手の空いた時間にすぐに登れるから羨ましい限りです。

私も結婚してからは大阪市北部に住むようになり、
阪神電車沿線なので大いに有難みを享受しています。

その六甲山には数多くのハイキング道が整備されています。
今回のコースはJR新神戸駅から登っていきます。

少し進めば滝があり、大きな池があり、
そして最後にはハーブ園も楽しめるというから、
景色の変化がたくさんあって飽きることはないでしょう。

こういうことって子供にとっても
絶対楽しいと思うんですよね。



お手てつないで楽しく。これが肝心ですね〜

最初はこんな感じで歩いていましたが、
少し慣れればアスレチック感覚になっていきます。

急な階段にビビったりはしてはいましたが
「マンションの階段より楽やん！」と。

なんたる余裕（笑



コースには安全柵が設置されていて、
子供でも安心な感じではありましたが、
子供って喜んで走っちゃうことが多いんですよね。

そして、転ぶ・・・。

普通の道ならまだ良いのですが、
山の中では転げ落ちてしまうことがあるので、
「山では走って遊ぶな」とだけは言い聞かせましたが
あんまし守ってくれなかったのは今後の課題ですね（汗



見事な布引の滝。

これはロープウェイからでも見れますが
やはり間近で見ると迫力が違います。

昔はよくマイナスイオンとか言ったものですが、
周りにいた若者は誰一人として言っていません。
もはや死語になってしまったのでしょうか？

滝の上には”おんたき茶屋”があって
創業は100年以上前とのことです。

おでんが美味しいみたいです。





近代建築とかもあって歴史ある道なので
ただの登山道と比べて古いもの好きにとっても楽しいですね。

五本松堰堤はいつ見ても立派なもので
石積みのダムは迫力があります。

登山しながら楽しみ方をいろいろレクチャーして、
やがてハーブ園の入口へとたどり着きました。


本日の戦利品。



この日はコスモスがちょうど見ごろだったみたいです。
園内の各所にはハンモックが設置されていて、
皆さんのんびりと楽しまれているようでした。

頂上で1セット300円の宝探し用紙を購入しました。
全部終わると山麓駅か中間駅でプレゼントがもらえます。



そしてご褒美のソフトクリームなども購入。
子供にとっても達成感を得れたことでしょう。




普通の登山はまたおいおい考えるとして
まずは登山は楽しい！を実践してみました。

まぁ、今回は「アメ」を与えた感じでしたが、
今後どのようになっていくか楽しみでなりません。

パパとムスメの東海道五十七次・淀宿→京阪牧野駅

●3日目　淀宿→橋本→樟葉→牧野駅


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

前回から半年ぶりの東海道歩き。
子供の成長は早いもので口も達者になってきました。

「私ってラッキーガールやろ？」←最近の口癖
「なんかめっちゃええことが続くねん」

と、こんな感じです（笑



この日は競馬の菊花賞当日。

淀駅前は移転してから随分と小綺麗になりました。
つい数年前までは昭和感溢れる居酒屋が軒を並べ、
競馬新聞を読むオッちゃんが溢れていたのが嘘のようです。

我々は人の波とは逆方向に歩き始めます。



淀宿は淀城を中心とした城下町でもありました。
そして淀川となる三川合流の地でもあって
たくさんの水路があったのが特長でした。

旧家が疎らながらも残っていて、
嬉しくなって撮ってしまいます。



「ここは直角に曲がるんだよ〜」
と、説明して桝形の痕跡を進みました。

写真には写ってませんが車の交通量が結構ありました。
競馬開催日と普段の日では随分と違うかもしれませんね。

道路元標があったのでちょこっと休憩♡





この先は坂になっていますが昔は川が流れていて
大きな「淀大橋」が架けられていました。

その先では高低差のあるダイナミックな道が続いていて
娘も「すごいすごい！」と感心している様子でした。


かつての土手道を行く



キンモクセイを嗅ぐ娘。
どうも香りのピークは過ぎていたようで
「匂わない！」の一言・・・（汗

でも、この先の少し疲れてきた頃合いで
ラッキーガールぶりが発揮されることになります。





なんと、通りがかりの介護施設で祭りをやっていたのです。
しかも10時からというから、あと10分で始まります。

中の人もどうぞどうぞ！という感じで
ありがたくヨーヨー釣りやコーヒー、たこ焼き、
そして写真の綿菓子作りなど想定外の展開に娘も大喜び。

いやぁ、良い休憩になりました。



ちなみに、この日は他にも、
コンビニで何か買おうとうすると目の前にあったり、
菊花賞の馬券は当たったしで良いことが続きました。

「ラッキーガールやで〜」（えっへん）

まぁ、調子に乗らなければ良いのですが
しばらくはあやかっておくことにします（笑



祭りのおかげでムスメのテンションが爆上がり。
いきなり走り出すとか！

そして御幸橋のたもとで休憩するとか！
元気がありまくってる様子です。





公園で休憩したときもシーソーを強要されました。

私「休憩ちゃうん？遊んでたら休憩ならんで？」
娘「これが休憩やねん。楽しいわ〜」

ほんと体力がついてきて成長を感じます。


淀川の土手道は怖い！





橋本ではずらりと並ぶ元遊郭の佇まいに感激しました。
鉄道開通による商売の落ち込みから遊郭を整備したそうです。

娘への遊郭の説明ですが

私「鬼滅の刃に出てたやろ？」
娘「あ！あれね！すごい」

と、アニメのお陰で楽になりました（笑


古い町並みに神輿とかたまりませんね



京阪電車を挟んで向かいが樟葉台場の跡。

東海道は幕末に台場内を通るよう改造されましたが
分間延絵図はそれ以前のルートなので堤防上を歩きました。

幸いにして車の量は疎らで歩道帯が広かったのですが、
これはあんまり歩きたくない道です・・・



やがて樟葉。

戦いで逃げ落ちた兵士が便を漏らした逸話が地名の由来なんだとか。

「くそばかま」→「久須波」

おしゃれな町なのでギャップがまた面白いですね。
京阪電車に乗るたびに思い出してしまいそうです（笑

お昼は天一で食べて
くずはモール内の京阪電車展示施設に寄りました。

それにしてもモールは初訪問でしたが広すぎて驚きました。
郊外型と違って駅前にあるので小規模と思っていたのです。





再び淀川の堤防上の道へ。

左手が樟葉駅ですが土手と同じ高さでビルもないので風がよく通ります。
なので冬のプラットホームは非常に寒いと話に聞きます。

この先の牧野駅でゴールとしました。
13キロの道中でしたが娘はへっちゃらな感じです。

「モールとか寄れてめっちゃ楽しかった！！」

こういう街道歩きも良いものです。

大阪高麗橋へは残り3回となりました。
予定では牧野駅→光善寺駅、光善寺駅→守口、守口→高麗橋。
春までに完歩を目指してのんびりいきたいと思います。