家々にどこか統一感があります。
たとえば白壁の町並みであったり
黒壁の蔵の町並みであったりー。
岡山の吹屋は赤い町並みデス。
なかなか珍しいですよねー。
場所は高梁市になるんですけど
周りは山、山、山・・・
ほんと山奥に位置しています。
なぜこんな山奥に
町並みが広がっているのかー。
大抵の場合はそこに産業があるから
発展してきた場合が多いのですが
ここ吹屋も例外ではありません。
その産業とは”銅”
上は銅山の鉱山跡なんですが
今は中に入ることもできるのです。
中はヒンヤリで広くまるで鍾乳洞っ!
そして忘れてはいけないのが”弁柄”
銅鉱石の副産物として産出された
磁硫鉄鉱石を原料としている赤い顔料で
着色材として有名なのデス
この弁柄の影響で吹屋の町は”赤”
なるほど!納得デス。
上は城のような石垣の上に立つ
広兼邸という民家。
弁柄の材料で富をなしたそうですが、
かなりの山奥にもかかわらず、
見事な石垣、そして建物を見ると
まるで城という雰囲気です。
吹屋の町は山奥だけあって
かなり時間がゆったり流れてる気がします。
上の小学校は明治に建てられたもの。
それでいて現役!すごいですよねぇ。
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吹矢の町並み素晴らしいですね。
初めて知りました、
叶いそうにありませんが機会があれば
訪れてみたくなりました。
ここは山奥だけあって
なかなか行きづらい場所なので
まるで神隠しにあったような
古いものがそのまま残ってる感じがします。
機会があればmicoさんも是非とオススメです(^^)
サンフランシスコもピンクや水色で揃ってたケド、そーいうのって
市からお達しがあるんカナ?
赤い壁は弁柄で富をなしたのにあやかって、なんかな?(^^)
揃ってると見事やろねo(^-^)o
古い街並みの壁の色の基準は様々のようで〜
大火があって家を建てる時の防火対策に蔵のような家が増えたり、
今回の吹屋のようにその土地の産業が結びついてるのもあるし、
風がキツイとか土地の風土によってもあるようで
その土地での対策に一番いいものが
必然的に多く建っていって統一的な町並みが
増えていったんじゃないかなーと思いマス(^^)
なので、市(幕府や藩など)からのお達しとかは
特になかったと思うんだけど(∋_∈)
実際のとこ僕にもわかりません(^^;