木曽川の流れに沿っていきますよ〜
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
今回はまず観光です♪
木曽川に架かる桃介橋を渡ってみました。
どうですかー?立派でしょー!!
福沢桃介さんが作った橋ですが
あの1万円の人と少し関りのある人物です。
木曽川の電力を開発した電力王であり
今日の木曽の発展はこの人抜きでは語れません。
そういうこともあって、
今回の木曽路歩きでは
まずここに訪問したかったのです。
良い橋、建物を見れて良かったー!
さぁ、前回の続き南木曽駅をスタート!
駅名の読み方ですが
「なぎそ」と言います。
自分も大昔は
「みなみきそ」と間違ってたのですが
電車車内で耳をすませていると
こう間違えてる人が結構多い・・・(^^;
昔の駅名は三留野。
そう、次の宿場町の三留野とは
目と鼻の先にあります。
大火で往時の雰囲気にはほど遠いものの
この地域ならではの特徴的な家、
これを出梁(桁)造りというのですが
ちらほら見ることができました。
それにしても
木曽路は地下水が豊富なのか
あちこちで水舟を見かけます。
温泉でいう天然かけ流しみたいな感じで
豊富な天然水かけ流しー
しかも冷たい!!
タオルを濡らしたり
街道歩きにとって非常に嬉しいものです。
中にはキュウリが冷やしてあって
旅人にどうぞって張り紙までしているところも。
人と人との暖かみとか忘れていたものを
思い出させてくれたりして感動ものです><
道中はこの区間、
木曽川と並行して歩きます。
川の流れに癒され
周りを見渡すと全部山。
木曽路は全て山の中とはよく言ったものです。
そんな木曽路も
意外なことに木陰がない所が多い。
国道の区間が多いからなのでしょうか
太陽の光が容赦なく降り注ぎます。。。
これにはちょっと誤算でしたね(^^;
次の宿場町は野尻宿。
ここの特徴は七曲と言って
道路がくねくねしています。
敵の侵入を防ぐ役割もあったとか。
道幅は狭く古い家が軒先を並べている。
なかなか良い光景です(^^)
国道は車でよく通ったのですけども
まさか、1つ道路が違うだけで
こんな町並みがあったとは・・・
観光地化されてないだけに
穴場みたいな感じでもありました。
しばらく行くと
清水寺のような舞台があるお寺。
街道沿いにあるので寄ってみると
舞台からの眺めが実にいい感じ♪
昔の旅人も
ここに寄ったんだろうなと思うと
ちょっと感慨深い気持ちになりました。
続いての宿は須原宿。
メインストリートへ登る階段は
真ん中に水路、両側に通路という
昔ながらの光景。
道の真ん中に水路がある村って
多かったと思うのですが
これが坂(階段)になってるのは
ちょっと珍しいかもー。
定勝寺は木曽路の中でも
かなりの大きさですね。
桃山風の建物は実に立派!
須原宿も前の野尻宿と同じく
穴場的な雰囲気が漂います。
水舟はあちこちにあり
古い建物もずらーと並ぶ光景は
かなりの見応えがありますねぇ。
そういえばこの日は
お盆ということもあってか
帰省している車が多く駐車。
町には数多くの人がいました。
静かな雰囲気を期待してましたが
これはこれでこの時期ならでは。
町がイキイキしてていいかも(^^)
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この中山道は魅力的ですな特に木曽路に入ってからは、何度も通った道なのに国道かJRの景色しか知らないからこの先が楽しみですよ
19号を走ると目に付く橋っすよねー。
次回の歩きでは下諏訪も和田峠も通るので
レポート楽しみにしていてください(^^)