谷底に広がっている宿場町ー。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
今回の道中ではここを拠点に
2泊して歩きましたが
猛暑日と言われていた日でも
冷房がいらないぐらいでした。
福島宿の見所といえば
上の段と言われる古い町並み。
ちょっとした高台にあるのですが
町並みの長さが短い短い(^^;
でも、往時の雰囲気を知る上では
こういう整備はなんとも有難いことです。
崖屋造りの家並みが素晴らしい
あと、
もう1つ有名どころといえば”関所”
ここで木曽の木材の搬出や
入り鉄砲、出女などがキツーく
見張られていたそうです。
中山道ではこの先、
碓氷峠にもありますね。
ここは右上の細い道を歩いていきます
相変わらず
国道の歩道がない道を通りー
獣道を通りー
道のジャンルは豊富(^^;
中山道の中間地点のの碑がありました。
その先の自販機に先に目がいっていたので
あやうく見落とすところでしたが、
これを見てようやく半分かーと
嬉しさがこみ上げてきます♪
この辺り、木曽路の中でも
平地の幅がかなりあるので
広々とした雰囲気がありました。
でも、相変わらず
左右を見渡すと大きな山々。
中央アルプスの
標高の高い山も見えたりと
こういうのは東海道では
ちょっと味わえない光景ですよねー。
単調な一本道を進むと
やがて宮ノ越宿。
ここまで来ると
大きかった木曽川が
普通の川のように・・・。
この宿場は
木曽義仲の資料館があったり
関連の名所が多いのが特徴です。
古い町並みはあまり残ってないですが
道幅などどこか昔の雰囲気だけは
よーく残ってるような気がしました。
木曽義仲の関連名所の1つが巴が淵。
中山道はその横を通るのですが
淵と言われてるだけあって流れは淀み
川はまるで湖のような静けさ!!
それにしても
木曽川ってホント綺麗ですよね。
水が透明といいますか
木曽ならではの岩とあいまって
見てると心から癒されます〜。
ここから先、旧国道が
廃道になった区間も歩きました。
古いアスファルトの上には
懐かしい、中・高・低の文字。
さらには
古い缶ジュースの空き缶まであったり。
なんか凄い橋を発見っ!
吉田洞門の脇の歩道を通り
眼下に古い国道の橋を眺めながら行くと
やがて薮原宿に到着ー♪
他の木曽路の宿と同じく
ここにも水舟が多くありました。
でも、どこか違うー。
めちゃくちゃ冷たい!!
朝だったからかもしれませんが
明らかに水温が違うのです。
そして、飲める!しかも美味い!!
もちろん他のところも
飲もうと思ったら飲めるのですが
大抵は煮沸してってあったので
途中で腹が痛くなっては困るので
遠慮した時もあったのですが
ここのはホント良い味がしました。
薮原の名産といえば「くし」
なぜこういう産業があったかは
街道歩く人にとって荷物は
少なくして歩きたいもの。
その中で土産というと
こういう全国的に小物が多かったのですが
ここは木曽路ということもあって
「櫛」や「漆器」が人気があったそうです。
さて、次回は
木曽路の難所「鳥居峠」に挑みます。
東西の分水嶺でもあるこの峠は
木曽川も薮原でお別れになります。
木曽川は太平洋へ
この先に現れる奈良井川は日本海へ。
どちらも遠い旅路になりますね(^^;
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感動しちゃいました
歴史はからっしきダメな私ですが
とある本で巴御前と木曽義仲の事は知ってました
像まであるのですね
ちょっと興味惹かれました
愛知〜岐阜〜長野の山の中の道が何なのか、
このブログで初めてちゃんと知りました!
これからもブログ見ますからね!!!
楽しみにしてます\(^o^)/
木曽福島の家並みは
バラエティー豊富で
宿場町の建物はもちろんのこと
ここ独特の崖家造りは最高です♪
また違った季節も
訪れてみたい場所でした(^^)
いつも見てくれていて
ありがとうございます♪
ずっと山の中なんですが
街道歩きは登山でもハイキングでもない
不思議な感じがあるんですよねー。
歴史がいっぱい詰ってるからでしょうか。
登山より高低差も少ないというのも
楽しめる要素なのかもしれません♪
次回は、そんな木曽路の中でも
高低差のある区間になります。
どんな感じであがいて歩いたかー
是非記事を楽しみにしていてください(^^)
こちらこそ見させてもらいます。
お写真なかなかダイナミックに撮れてますね。
これからの行脚が楽しみです(^^)