今や1番の趣味になってしまいました。
またもや、大阪高麗橋へ。
ココは東海道の終点でもあるんですが
今回歩こうとしている
「暗越奈良街道」の起点でもあります。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
もっとも、起点終点は諸説があるんですが
江戸時代までは玉造付近起点だったそうです。
まぁ、どうせ歩くの長い方がー
ということでその辺りは気にしませんw
東海道との重複区間、
熊野街道との重複区間を通り
大阪市内をオフィス街を通過していきます。
暗越奈良街道というのは
他の地方では馴染みがないと思うのですが
大阪と奈良を最短距離で結ぶ街道で
遠く伊勢へ行く人もかなり通っていたとか。
多い時で1日7万人の通行量!
結構な幹線だったのが伺えますよねー
ただ、最短距離を結ぶ街道だけあって
難所が生駒山の暗峠があるんですよね。
麓の小学校では遠足で行かされる所ですが
かなりの急坂で結構ヘトヘトになります(^^;
この峠が最大のハイライトでして
後は奈良盆地を通り春日大社が終点です。
さて、歩みを進めましょう。
上町台地のあたりを通るので
市内でも結構アップダウンがありますー。
休みの日のオフィス街は
車も人も少なく実に歩きやすい〜♪
ようやく現れた
「暗越奈良街道」の道しるべ。
そそ、読み方は
「くらがりごえならかいどう」
峠の名前は「くらがりとうげ」
名前からして
峠道の険しさを想像しちゃいますよね(^^;
ちなみに、ここから先、意外にも
かなりの道標と案内看板が豊富でした。
それもそのはず
大阪府が街道ウォーキングマップを発行。
僕もこのマップを参考に歩いています。
さあ、大阪環状線の外側に出ます。
玉造の二軒茶屋跡です。
街道を通る人相手の商売で賑わっていたそうで
大きい二軒の茶屋がここにあったそうですねー。
そのすぐ先を斜め左に曲がるとー
昔ながらの道幅な
街道の面影がある道が残ってました。
車通りでないだけにとっても静か・・・。
なんともいえない癒しの空間ですー♪
この先、小さい川の橋を渡ります。
昔の地図を見ると
橋を渡ると完全に田畑。
でも現代はまだまだこの先も
ずーっと住宅街なんですよねー。
昔の地図と見比べは思わぬ発見ばかりです。
やがて東大阪市市街へ。
町工場がだんだん増えてきます。
産業道路沿いを進みますが
ほとんど旧道が並行しているので
気分的に楽に歩くことができます♪
御厨付近は
昔ながらの佇まいが目立ってました。
昔ここに住んでいたことがあるんですが
まさか歩くことになろうとは・・・。
と、いうか
当時は街道が目の前にあること自体
興味もなかったし知らなかった(^^;
幹線道路の中央環状線を越えると
遠くに生駒山も見えてきました。
今回のゴールは
若江岩田駅付近の「菱屋」
家までバスで10分程度の距離。
さっと帰って疲れを癒しました。
いや〜やっぱり近いといいですね。
さぁ、次は生駒山越え。
一気にゴール春日大社を目指します♪
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