暗越奈良街道のハイライトです♪
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
今回からGPSで歩いた軌跡をとってます。
これでいつ休んだか一目瞭然w
前回の終点の菱江よりスタートっ!
台風も去って秋の気配が感じられる朝。
台風が去ったとはいえ
風が少々キツイ中の道中。
ふと東を見ると
これから越える山が
どんどん大きくなってきてました。
町工場が多い東大阪市内。
宿場町として栄えたと見られる
松原宿に到着ー!
東海道のような古い建物の町並みを
ちょっとイメージしてたのですが
残念ながらそれらしいものはありません。
あったのは大きい道しるべ。
ひらがなで「いせ」「なら」と書かれてるあたり
この道は伊勢へも続いていることを
再認識させられます。
外環状線の道路を越えると
さらに道も雰囲気ある感じになってきます。
そして
近鉄の踏切越えると
どんどん勾配がきつくー
いよいよ峠道に入りますー
生駒山は地形的に
大阪側が急でキツイ斜面で
奈良側は緩い斜面になってます。
なので、単に登山するのであれば
奈良側から登ると楽チン♪
でも今回は伊勢が最終目標ですから
そういうわけにはいけません(^^;
国道に指定されている道路。
狭くて急な酷道と呼ばれている道筋を
街道はそのまま辿っていきます。
じょじょに高度をあげていくと
大阪平野も一望ー!
台風の後だけに
空気が澄んでなんとも美しいものです。
ただ、平野の眺めは実はこの辺りで終わり。
ここから先、峠のあたりでも殆ど見れません。
眺望がよくない点は
ちょっと残念なところですが
ひたすら山道な舗装路を進みます。
それにしてもスゴイ勾配(^^;
やがて山の上が開けてきたなと思ったら
峠である暗峠(くらがり)に到着です。
ほんの100mぐらいの長さですが
石畳が残されています。
大きい石が間を空けて
並べているのがここの特徴でしょうか。
それだけに、車が通ると
車が大きくバウンドしてましたねぇ。
走りづらそう・・・(^^;
さぁ、奈良県。
ずーと下っていきます。
奈良市内はまだまだ見えません。
もうひと山を実は越えなければなりません。
道中には地蔵さんやら
街道らしい光景が満ち溢れてます。
下りは非常に軽やか快適でしたが
南生駒駅まで降りるとまた登りが始まりますー。
その登りの途中で足湯を発見!!
しかも、無料!!!
ここで一服しながら
生駒山方面を眺めてみると
今歩いてきた道がよーく見えました。
この辺りから雨が降り出しました。
結構な降り・・・。
街道を歩く時は
雨具はしっかり持っていくので
体自体は濡れなくていいのですが
反面、写真を撮りにくいのが難点ですね。
何か対策しないとと思ってるのですが
いつも後回しになってしまってます(^^;
狭い道が続きます。
勾配も結構あったりハードな道です。
ここも国道指定の308号線。
国道と思って迷い込んでしまったら
大変なこと間違いなし・・・(^^;
第二阪奈道路を2度交差して
古墳を横にかすめて歩いていくと
やがて尼ケ辻。
この辺りから
あー、奈良なんだなっていう光景が
良い感じに現れてきます。
ここからは
ゴールまで一直線!
広い道に出てJRの高架下をくぐり
歩行者専用道路の区間も通りー。
バラエティーに富んだ
楽しい道になってました。
そして極めつけが
鹿も歩いてる!!
あ〜奈良って感じですねぇ♪
しばらく行くと
春日大社ゴール!!
しかしー!
この道は伊勢まで続いてることを
忘れてはいけません。。。
あくまで暗越奈良街道は
伊勢本街道の一部の区間。
近いうちにその先の街道を
歩きはじめてみたいものです。
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懐かしいです。
私が通ったのは奈良方面から大阪方面へ車でだったですが、嫁さんのへっぽこナビのせいでえらい目にあった思い出深き酷道です(苦笑)
石畳を走った国道はここしか記憶にありません。
歩くとまた違った印象なのでしょうね。
おぉ、奈良から大阪へ向けてでしたか!
ブレーキ焼けませんでした??(^^;
たしかに昔からの石畳の上を車が通るって
僕の記憶でもここぐらいしかないかも。
まさしく貴重な存在な峠ですよねぇ。