↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
平出から進んできた旧道は
JRの線路をくぐると国道に合流っ。
ほどなく旧道に入るのですが
左手に巨大な旧家が現れましたー!
堀内家住宅(重要文化財)です。
妻入りの本棟造りで
信州の特徴ある建物なんですが
屋根に変わった化粧飾りが
とても良く目立っています。
これは”雀おどし”というもので
諏訪地域独特なものなのだそうです。
ちなみにココは外観は見学自由、
内部は1週間前までの予約で
見学できるとのこと。
塩尻宿の中心部に入っていきます。
国道沿いに本陣や史跡があるものだから
ちょっと慌ただしく見学・・・(^^;
歩道ぐらいあったらいいんですが
元々の宿場内に道を通しているだけに
そのスペースがないのでしょうね〜
宿内を抜けて旧道に入ると
いよいよ勾配が出てきます。
舗装された一本道。
ススキとコスモスがとても綺麗ー♪
そして、振り返ると
今までいた松本平を一望!!
遠くには乗鞍岳も眺めれます。
栗がいっぱい落ちてました
どんどん高度をあげていきます。
茶屋本陣の跡を過ぎると
やがて塩尻峠。
峠越えということや
以前、車で何度か通ったイメージから
難所と思っていたんですがー。
意外や意外。
西から行く分には
時速時速4キロのペースで歩け
さほど難所という印象はありません。
でも、東側へ下ると
勾配は結構あるもので
塩尻峠に関しては西からが楽でしょうねぇ。
峠からの眺める諏訪湖最高ー♪
今まで、ずっと山の中だっただけに
この眺めは実に格別でした。
下り道で名水を見つけ
喉を潤します。
ホントーは
煮沸したほうが良いみたいなんですが
耐性が出来てるのか気にしませんw
特徴的な屋根が多いこの辺り
ほどなく進むと、茶屋本陣。
宿までまだあるので
大名などが一服した場所なんですが
それだけに建物が立派。
実に見応えがある建物。
そして家の前の松。
なんともイケてますねー♪
住宅街の中を
下諏訪宿までずーっと進みます。
綺麗の刈り取られた
家の木々。
ちょっと変わった刈り方ですよねー。
標高は
諏訪湖とほぼ同じなのか
歩きながら湖が見えないのが
少し残念なところです。
木橋を渡りー
しばらく行くと下諏訪宿。
中山道で唯一の
温泉のある宿場町です。
あちこちに手湯や
共同風呂があったりと
一風変わった宿場町の光景。
観光地だけど
妻籠や馬篭のような賑わいがないあたり
下諏訪の良さを感じることができます。
古い建物の資料館や
名園のある本陣の見学
諏訪大社の参拝などなど
実に見応えのある宿場でした。
【カテゴリ:中山道六十九次の関連記事】
もしまだ自分が近くに住んでいたらにゃおさんを盛大に迎えたかった
下諏訪はよく遊びに行っていた割には
当時は中山道にまったく興味がなかったので
今回歩いて初めていろんな発見がありました。
万治の石仏もその1つ。
昔ながらの町は探索すると
いろいろ出てくるもんですねー♪