和田峠。標高1600mを越えていきます。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
出発する前に
下諏訪の共同温泉へ。
やっぱ、温泉の宿場町だから
どこかで入らないとねー♪
今回は遊泉ハウス児湯に入りました。
街道沿いは温泉街の風情満点っ!
写真に見えている
旦過の湯はお湯が超熱くて有名らしいです。
下諏訪は観光名所がたくさん。
歩く前にいろいろ回っておきました。
諏訪大社は有名ですよねー。
その大社の近くにある
万治の石仏は実に見応えがありました。
石仏の周りを時計回りに
3回回ると願いが叶うという。
ちなみに、いわれは凄いものがあります。
是非ググッてみてください。
ちょっと怖いヨー。
さぁ、歩きはじめます。
峠越えということで徐々に高度をあげていき
国道には歩道もあり快適そのものー♪
木落とし坂は御柱祭りで使用する坂。
本来のルートはそのまま国道を行くのですが
途中で消滅しているところがあるので
山の上に登って坂を見る形になります。
かなりの急坂!!
スキーでいうと最上級でしょう。
遠くにこれから行く峠を展望
旧道区間は舗装があると歩きやすいですが
そうでない所が多いのが中山道。
旧温泉施設から左へ分岐する脇道。
案内看板通りにいくと一里塚があるんですがー。
その先で通行止めになっちゃいます。
引き返すとかなり時間のロスになるので
足跡もあったんでそのままよじ登りました(^^;
激しく崩壊している
きっと地震などで崩壊したんでしょうねぇ。
崩壊してるといっても
登山装備してれば問題ないレベルですが・・・
でも、靴がドロドロになるんで
余裕があれば迂回が適当でしょうねぇ。
またまた廃道レベルの旧道が
その先で現れました。
ずっと続く草道は
木の小さな橋があったり
まるでハイキング道ー♪
ススキの大群もあったりと
こういう道はウキウキしますねぇ。
さらに標高をあげ
長坂あたりの国道になると
歩道がなくちょっと大変です。
横をトラックがビュンビュン・・・。
歩道ぐらいあっても良いのにー。
と、思ったのですが
今回の行程ですれ違った人は10人ほど。
ベストシーズンなのに意外なほど少なく
歩く人自体少ないのでしょうねぇ。
やがて本格的な山道へ。
熊に注意の看板がありました。
クマ除けの鈴を持ってこなかったので
iPadの音楽を大音量で代用(^^;
石畳だったところが崩れたのか
がれ場のような道を進みます。
諏訪からの登りはかなりハードです。
街道の道なので
全体的に勾配は緩い感じもするけども
登山靴はあったほうが良さそうな感じです。
でも、街道歩きは山以外の区間も歩くので
靴のチョイスにはホント悩みます。
どんどん高度をあげていきます。
白樺やクマザサなど
他の街道の峠ではあまり見られない光景。
ブナの木の葉も美しいー♪
紅葉もボチボチ始まってきてました。
九十九折の道になり
勾配もきつくなるとやがて峠。
遠くに御嶽山や諏訪の街並みを一望っ!
あんなとこから歩いてきたのかー。
標高は1600m。
上高地より高いんですよね。
さぁ、下りです。
諏訪側の上り坂と一変して
緩やかな軽快な草道が続きます。
気温が涼しいのもあいまって実に軽快♪
所々に大きい石の石畳の跡。
そして水呑場なども豊富で
歩いていて楽しい区間です。
接待茶屋の水は美味しかった〜!
やがて、国道と合流し
なだらかな下りがずーと続きます。
山間だからか日が沈むのが早い。
和田宿は古い家がいっぱいでした。
特に観光地化されてない
生活感ある街並みはホント最高です。
タイムスリップ感が満載ー♪
本陣も残っていたり
しっかり説明してくれたりと
良い雰囲気の宿場町でした。
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