霧に包まれる和田宿の朝。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
昨晩、泊まった
民宿みやのマスターによると
この時期の早朝は朝霧が多いそうです。
なんとも幻想的な世界。
道中にはたくさんの道祖神。
石仏が多いのは信濃路の特徴ですね。
時速6キロのペースで軽快に進みますー♪
昔と変わらない風情の落谷橋を渡り、
稲が刈り取られた光景が目の前に広がると
次の宿場町はもうすぐ。
左奥の山は江戸時代は木があまりなかったー
長久保宿は珍しいL型です。
町のほぼ真ん中で
直角に曲がってるー。
この先、峠が控えているので
地形的にこうなったと思うのですが
なんとも面白い形をしています。
宿場の半分は
勾配のある結構な坂道。
その途中には
明治初期に旅籠として建てられ
交通体系の変化によって
旅籠としては営業出来なかった
立派な家もあったり見応え十分。
さぁ、峠道へ向かいましょう!
宿場外れの神社の中に入り
その先の草道をどんどん登っていきます。
途中、山肌を見ると
昔の茶屋跡らしき石積み群が。
こういうの実に萌えます(笑)
ルートも
ガイドブックによっては
この山肌の中が本来の道らしいのですが
崩落のようで今回無茶は止めときました。
行こうと思えば行けるんですが
こういう判断は実に難しいところでー(^^;
笠取峠は街道の道らしく
比較的ゆるやかな上りが続くとやがて峠。
綺麗な浅間山が
ひょっこり顔を出してました♪
ちなみに峠手前では
すぐにリルートはできましたが
道をちょっと間違えてしまいました。
上のルートマップを見てもらえると
一目瞭然です・・・w
リルートした区間は激しいケモノ道
中山道の案内看板は
東から来るほうが便利なように
取り付けられてる気がします。
舗装された国道を
たんたんと下っていくとー。
この辺りの名所
「笠取峠の松並木」!!
ざっと、
500mはあるでしょうか。
樹齢の高いものもあったりで
実に見応え十分でした。
まもなく芦田宿。
あまり古い建物がないですが
静かな佇まいをしていました。
車も人もほとんど見かけないー。
こういう光景を見かける度、
昔の賑わっていた時との
ギャップがなんともいえません。
どんどん
近づいてくる浅間山を見ながら
次は楽しみのある”間の宿茂田井”へ。
どうですー?
この町並み!!
間の宿は宿場と宿場の
まさに間の休憩所の位置付けで
”あいのしゅく”と呼ばれています。
東海道では畑宿が有名ですね。
宿と付いてますが
旅籠を置いてはいけない決まりなので
独特町並みが形成されてる所が多く、
ここ茂田井はお酒作りで賑わいました。
道幅も狭く水路には水も流れー
観光客もほとんど見かけない
伝統的な町並み。
重伝に指定されてないのが
不思議に思えるほどです。
もちろん、試飲も出来ます。
各地の名物を頂くのは
なんとも街道歩きの醍醐味です(^^)
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いろいろな宿場町や光景があるのですね〜。
そんな気付きをもらえるブログが楽しいです!
まだまだ長い道のりでしょうが頑張って下さい!
車の道は年を追うごとに
改良されバイパスが出来たりして
旧道は取り残されていくー
良い意味で取り残されたからこそ
昔の雰囲気がより残ってて
なんともたまりません〜♪
萌えポイントですね(^^)