前回の続きの籠原までまとめてみました。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
宿場を出ると御堂坂を下っていきます。
そして国道を越えるとー
一気に田園風景が広がってきました。
道には歩道がないところもあるのですが
車の交通量は少ないので快適そのもの。
道端には道祖神もあって、
目を楽しませてくれます。
この日は朝から天気も良く
空がとても広い!
中山道は山の中が多かったので
見渡す限りの平野にはちょっと感激もの。
そして前日の雨のおかげで
空気も澄んで遠くの眺望もバッチリ。
この橋のあたりがその名所
「左赤城」と呼ばれる名所も
遠くに赤城山を見ることができました。
あと、よく見えたものとして
「送電線の鉄塔」
この辺りめちゃめちゃ多いんですよね。
まるで送電線のパラダイス(^^;
調べてみると福島などからの
幹線がここを通ってるみたいですね。
さて、先を進みます。
豊見坂を登ると田園風景も終わり。
住宅が立ち並ぶ国道沿いを歩いていきます。
この豊見坂はなかなか風情があるもので
ちょっとした坂ではあるんですが
久々に出てくる急坂に嬉しかったり。
横目に見る大量の庚申塔も
なんともいえない良いものがありました。
深谷宿の手前になると
畑にネギが植えてあるのをよく見かけます。
このあたりの名産の深谷ネギですねぇ。
深谷宿の入口には
立派な枡形と常夜灯。
旅籠屋の数では中山道の中で
1番多かったそうです。
そして特徴的なのは
酒蔵が多いことでしょうか。
中山道を歩いてきた酒作りの人が(近江の人)
この辺りで作ろうと開いたのが最初のようです。
まさに道に歴史ありですよね。
町並みに関しては
手前の本庄宿とよく似ていました。
静かな商店街といった風情です。
ところどころに川越の店蔵造りに似たような
立派な家がありました。
深谷宿の出口にも立派な常夜灯が。
見返りの松。
これは三代目だそうですね。
宿場の飯盛女のことが忘れられず
ここで宿場を見返したという言い伝えがあります。
この松も含めて
この先にはイチョウの並木もあったり
かつての並木を復活させようとする
活動があるようで嬉しいものです。
歩道のない道が続き
やがて籠原駅ゴール。
日本橋まで
残り70キロになりました。
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