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往復が22キロの行程。
逢うにはある程度の体力が必要です。
今回は現地のガイドツアーを利用しました。
朝の4時に宿を出ます。
マイカー規制があるので駐車場から
バスを利用して登山口へ行かないといけません。
4:40が始発。
15分前には到着したのですが
かなりの人がバスを待ってました。
この日は昼から大雨の予報なのに
ちょっとビックリ(^^;
さぁ、スタート。
しばらくはほぼ平坦なトロッコ軌道の上を行きます。
全体の8割強ぐらいなのでしょうか。
こういう道、鉄道好きにはたまりませんねぇ。
しかも現役の森林鉄道ですよー。
全国でも観光用を除けばここだけ!
線路も微妙にウネってるし、超いい感じ〜!!
ちなみにトロッコは不定期に走ってるようです。
トイレのし尿処理や資材の運搬などが主だそうです。
帰りにトロッコに運良く出くわしました。 ↓
すごい開放感でしょー。
思わず飛び乗りたい衝動にかられます。
トロッコ軌道をぐんぐん歩いていきます。
途中にはこんな山奥に!?
って感じで小学校跡があったり
かつて人の住んだ遺構が多くありました。
当時のトロッコは
この人達の重要な交通でもあったんですねぇ。
1枚岩で出来た斜面。
屋久島は岩で出来てる箇所が多いので
歩いていて巨石をよく見かけます。
眼下の川には超巨大な岩がゴロゴロ。
スケールが違う!!
そして、屋久杉も周りに増えてきました。
樹齢によって呼び名が違っていて
小さいのは小杉と呼ぶのだそうです。
小杉でもかなりの太さはありますよね。
たしか樹齢1000年以上が屋久杉だったかな。
屋久杉は成長が遅いというのも特徴のようです。
この雨が多い気候で
さらに全体的に鬱蒼とした雰囲気(=日当たりがよくない)
同じ年月を経た杉と比べると倍ぐらい太さが違うのだそうです。
その分、中身が詰ってるという感じなのでしょうね。
雨が多い気候と書きましたが
屋久島では1ヶ月に35日雨が降るというぐらい
かなり雨が降っているという話です。
大阪で雨が降ってるなーと感じる雨でも
屋久島では”優しい雨”という表現だそうで
大阪の強い雨でようやく「雨」という感覚だとか。
もちろん感じ方は個人差があると思いますが
それほど屋久島の雨は凄いというエピソードですよね。
歩いてると「ヤクシカ」の親子がいました。
今の季節はまだ冬毛を身にまとっているので
奈良公園の鹿のような斑点は見えません。
まるでゴムマリのような印象がしました。
そういや、
屋久島は人が2万、鹿が2万、猿も2万。
そんな感じの割合なのだそーです。
いやはや、びっくり。
トロッコ軌道も終わり登山道区間へ。
比較的整備された道で
ところどころ階段も設置されていました。
街道歩きの峠越えよりは
全然楽ですね(^^;
周りを見渡してみると
屋久杉の切り株が多くなってきました。
江戸時代に切られたものだそうで
年貢の代わりに渡していたのだとか。
少しブレてますが小さく突き刺さってるのが子供
切り株から杉が生えていたり
苔が絨毯のように綺麗だったり
見ていて全然飽きませんねぇ。
歩く疲れも忘れます。
ウィルソン株。
中は空洞になっているのですが
そこから上を見上げるとハートなんですね。
とても綺麗なハート型。
なんだか幸せな気分になれます。
さらに歩いてると見かけた
倒木の面白い形。
何に見えます??
僕は龍に見えました(^^;
今年は辰年なので縁起がいいですねぇ。
お目あての縄文杉。
樹齢は7000年だそうです。
スケールが全然違います。
デッキから眺める形なので
近づくことは出来ませんが凄いの一言です。
この後、帰路になったのですが
かなりの雨足になってしまったので
写真はほとんど撮れていません(^^;
道は川のようになり。
川は濁流になり。
でも、まあ、1日で穏やかな屋久島と
荒々しい屋久島と2つの顔を楽しめました^^
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写真にもパワーが写ってる!
なんていうのかなぁ、、、
空気がすぅ〜っとする感じね。
大雨で写真撮るの苦労しただろうね。。。
タダでさえ暗い森なのに
でもさすがです。
縄文杉ばっちりやん(^^)v
ヤクシカも!!!
うらやまシカ〜(>_<)(九州弁。)
空気はほんと良かった〜
なんか、生まれたての空気って感じで
とても新鮮。他の山にないような感覚!!
写真は・・・
ほとんどブレブレでした(^^;
森の中はやっぱムズカシイねー。
でも、ポイント毎にはうまく押さえれてよかった〜♪
縄文杉への道の8割がこのトロッコ道だから
鉄ちゃんには疲れを忘れさせてくれる楽しさがありますね〜♪