大和高田から南下していきます。
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
大和高田の市街地は
狭い路地で入り組んでいます。
上の写真は今回のスタート地点。
古い商店街のとてもいい味だしてました。
大きな鐘楼。
城跡もあって歴史を感じる町です。
ここでは伊勢街道(横大路)と交わります。
高田は宿場町としても栄えたようです。
交点は空地がありましたが
道の下を見てみると古い道の路盤が。
こういう発見は実に楽しいものです。
今回の街道歩きは
その国道と並行した旧道を歩いていく形でした。
ざっと、見て8割方残ってる感じでしょうか。
この辺りから
葛城山と金剛山がよく見えてきます。
今回はほぼ全区間に渡って
山容を楽しみながら歩くことができるので
晴れの日でよく山が見える日がおススメです。
伊勢神宮関係の灯篭。
こうした古いものを見かけると
歩いていてとても癒されますねー。
御所駅付近の町並み。
昔は大きな宿場だったのでしょうか。
立派な家が今も多く雰囲気が良かったです。
そういえば
御所の読み方は「ごせ」というように
この辺りは難読の地名が多いように感じます。
たとえば蛇穴や忍海。
もちろん普通に読めば間違いです。
蛇穴は「さらぎ」忍海は「おしみ」
歴史がある昔からの町ということなのでしょう。
道は過去に国道指定されていただけあって
立派な古い橋が川に架かっていました。
こういう道の歴史を探りながらの歩きも
なかなか楽しいものですねー。
西に顔を向けると水越峠がよく見えます。
向かって左が金剛山。西が葛城山です。
景色もどんどん長閑になってきます。
コンビニがあったので少し休憩してみました。
なにやら付近の地名は茶屋。
昔はここに茶屋があったのでしょうか。
ここから先は峠道になるので
ちょうど良い一服地点だったのでしょうね。
じょじょに勾配をあげていきます。
国道から少し離れた旧街道。
静かな空間が広がっています。
峠の名前は「風の森峠」
なにやら現代風のネーミング(^^;
峠を過ぎるとあとは下る一方。
遠くに五條の町が見えてきました。
今回のゴール
奈良公園から伸びている街道の
「中街道」との交点としてみました。
案内看板などはまったくないですが
道筋を見ると紛れもない追分。
軽トラがとてもいい味を出していました。
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