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スタートは三条大橋。
やっぱここは街道の聖地ですよね。
弥次喜多像に見送られ
旧東海道を東へ進んでいきます。
九条山を越え狭い旧道を経て山科まできました。
今回はここで小関越えへ分岐していきます。
分岐点には大きな道標が今も健在。
もっとも大津へ行くには
旧東海道の逢坂越えでもいいのですが
京都から北陸へ行く人にとっては
小関越えは近道ということもあって
こちらを利用する人が多かったようです。
逢坂越えは別名”大関越え”
小関に対する大関とは
なんとも面白いネーミングですよね。
峠を越え大津の宿場に入っていきます。
滋賀といえばこの飛び出し坊や。
県内に入ったことを実感させてくれます。
そして道の先を見ると琵琶湖が見えました。
大津宿。
西近江路は
本来は大津の高札場が起点だったようです。
東海道と交差する地点は賑やかだったでしょうね。
西近江路に入り
しばらくすると古い家並みがありました。
ここは旧北国町。
残念ながら道路の拡幅工事が行われているようで
この付近の町並みは将来一変してしまうのでしょうか。
琵琶湖沿いを北へ。
湖西地方は
右に湖、左に山が迫っている土地で
街道は挟まれた平地部分を通る形になっています。
時おり、隙間から見える景色に癒されます。
大津近辺には自衛隊の基地があるのですが
ここは迂回せざるえません。
でも、敷地内をよーく見ると・・・
街道が続いている。
なんとも歯がゆいですね(^^;
唐崎は近江八景の1つ。
琵琶湖の風が心地よい空間。
大きな立派な松もとても印象的でした。
坂本の町並みです。
紅葉が綺麗な坂本は山側で
石垣など家並みが良かったりするのですが
街道筋はいたって普通な光景。
ただ、ここには昔は坂本城があったので
城下の雰囲気はいまだあるように感じました。
寺が密集していたり
堀の跡は埋め立てられ街道になっていたり。
探索すると面白い発見がありそうな町ですね。
歩いたのは9月の9日。
まだ暑いけどももう秋の気配がありました。
ちょっと前まで水田だった田んぼも
もう刈られているところもあったりしました。
気温は32度。遠くに比叡山が見えます。
やがて有名な雄琴温泉の中へ。
どっちかというと
ピンク色が濃い温泉地なのですが
それも過去の話になりつつあるようです。
足湯の立派な施設。
歩いてきた足にこれはいいですね〜。
足湯に浸かってしばらくいくと
本日のゴールの堅田駅に到着です。
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