2012年10月18日

西近江路その1・三条大橋→堅田

京都から北陸への道を歩いてみました。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

スタートは三条大橋。
やっぱここは街道の聖地ですよね。

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弥次喜多像に見送られ
旧東海道を東へ進んでいきます。

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九条山を越え狭い旧道を経て山科まできました。
今回はここで小関越えへ分岐していきます。

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分岐点には大きな道標が今も健在。

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もっとも大津へ行くには
旧東海道の逢坂越えでもいいのですが
京都から北陸へ行く人にとっては
小関越えは近道ということもあって
こちらを利用する人が多かったようです。

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逢坂越えは別名”大関越え”

小関に対する大関とは
なんとも面白いネーミングですよね。

峠を越え大津の宿場に入っていきます。

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滋賀といえばこの飛び出し坊や。

県内に入ったことを実感させてくれます。
そして道の先を見ると琵琶湖が見えました。

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大津宿。

西近江路は
本来は大津の高札場が起点だったようです。

東海道と交差する地点は賑やかだったでしょうね。

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西近江路に入り
しばらくすると古い家並みがありました。

ここは旧北国町。

残念ながら道路の拡幅工事が行われているようで
この付近の町並みは将来一変してしまうのでしょうか。

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琵琶湖沿いを北へ。

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湖西地方は
右に湖、左に山が迫っている土地で
街道は挟まれた平地部分を通る形になっています。

時おり、隙間から見える景色に癒されます。

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大津近辺には自衛隊の基地があるのですが
ここは迂回せざるえません。

でも、敷地内をよーく見ると・・・
街道が続いている。

なんとも歯がゆいですね(^^;

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唐崎は近江八景の1つ。

琵琶湖の風が心地よい空間。
大きな立派な松もとても印象的でした。

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坂本の町並みです。

紅葉が綺麗な坂本は山側で
石垣など家並みが良かったりするのですが
街道筋はいたって普通な光景。

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ただ、ここには昔は坂本城があったので
城下の雰囲気はいまだあるように感じました。

寺が密集していたり
堀の跡は埋め立てられ街道になっていたり。

探索すると面白い発見がありそうな町ですね。

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歩いたのは9月の9日。
まだ暑いけどももう秋の気配がありました。

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ちょっと前まで水田だった田んぼも
もう刈られているところもあったりしました。

気温は32度。遠くに比叡山が見えます。

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やがて有名な雄琴温泉の中へ。

どっちかというと
ピンク色が濃い温泉地なのですが
それも過去の話になりつつあるようです。

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足湯の立派な施設。
歩いてきた足にこれはいいですね〜。

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足湯に浸かってしばらくいくと
本日のゴールの堅田駅に到着です。

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posted by にゃおすけ at 21:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北国街道(北陸道) | 更新情報をチェックする
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