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早朝の石和温泉街。
誰もいないひっそりした光景。
それもそのはず、まだ6時台。
笹子峠対策で予定より早くの出立でした。
びっくりしたのは
石和温泉って意外と新しいんですよね。
果樹園の中から突如湧き出したのだそうです。
その年代とは1961年。
なので、江戸期の石和宿には
温泉がなく普通の小さな宿場だったのだとか。
今じゃちょっと想像出来ない
光景が広がっていたことでしょう。
さぁ、歩みを進めます。
笛吹川の橋からは頭だけの富士山。
山梨にいることを実感します。
しばらく行き粟原宿あたりからは
ぶどう畑が広がってきました。
街道の横にずーと続く光景。
ついつい手を伸ばして食べてみたい(笑)
さすがは名産地だけあって凄いですね。
この時期に歩けたことが嬉しいです。
ちなみに土産で3ふさ購入しています。
意外と値段結構するもんですね。
1ふさ1000円。こんなものなのでしょうか?(^^;
さぁ、勝沼宿に入っていきます。
もう笹子峠がある山々は目の前ですね。
まるで「かかってこい!」と言ってるかのよう。
宿場内は勾配があって
道筋もウネウネしているのが印象的。
明治初期に大火があったそうで
古い家はチラホラしか残っていませんが
なんとも風情がある光景です。
振り返ると
甲府盆地の展望良し!
街道歩きでは前だけでなく
たまに振り返って眺めることは結構重要で
新たな発見とかあって面白いですね。
そそ、笹子峠を目前にして
用意しておかないといけないものがあります。
それは飲み水。
コンビニでは2リッター買い込みました。
本格的な山装備じゃん(^^;
そう、現代の峠越えは茶屋なんてないので
これぐらいはあったほうがいいのです。
めっちゃ重いけど。。。
さて、鶴瀬宿のあたりまでは
国道20号に沿った道筋を通っていきます。
そして右横には中央道。
狭い山間部に寄り添う大動脈。
ここは昔も今もメインルートなんですね。
鶴瀬宿を過ぎると旧道へ。
どんどん標高をあげていきます。
駒飼宿は笹子峠直前の宿場。
国道からも鉄道からも離れてるおかげで
今も昔の風情が残っていました。
それにしても静かですねー。
時間が止まっているかのよう。
さぁ、いよいよ笹子峠。
この日は初狩まで歩いたのですが
その模様は次回にて。