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駒飼宿を出ると
どんどん山深くなっていきます。
本来の旧道は川の左岸を通っていたそうですが
ほぼ消滅しているため仕方なく林道経由で
迂回するしかありません。
でも、やっぱ本当に消滅しているか
気になりますよねー。
なので、行けるとこまでいってみましたよ。
一里塚の碑があったり
道端には昔の石積みの跡があったりー。
道も草道だけど歩きやすい。
なーんだ行けるじゃん。
と、思いきや、川は堰堤にぶち当たり
道はその影響で完全消滅している形に。
これが大阪の近場だったら
無理してでも探索したのですがねぇ(^^;
さて、仕切り直しです。
林道を進んでいくと
旧甲州街道の看板が出てきます。
ここを右折して行くわけですが
なにやら甲州街道の○○年記念とかで
廃道になっていた区間を復活したそうです。
なんとも、ありがたい話ですよね。
おかげで道にも迷うことなく
登山道のような感じで峠まで進んでいけました。
ここが笹子峠。
見晴らしはよくありません。
でも気持ちいいー。
標高は結構な高さで風が心地良いのなんのって。
峠を過ぎると林道→登山道の形で進みます。
中にはこんな尾根道のようなところも(^^;
矢立の杉。
幹回りがとてつもなくデカイ!
縄文杉とまではいかないものの
それに近い迫力がありましたー。
結構な樹齢のようで
昔の人もこれを見ながら歩いていたと思うと
実に感慨深いところですよね。
矢立の杉を過ぎるとやがて林道と合流し
さらに草道に入っていくのですが・・・
その入口が実にわかりづらい。
そして迷いました。
その入り口とはこののぼりの辺り
ちなみに江戸側から来る分には、
入口には案内板はあるんです。
西から歩くということは
こういうリスクが結構多いですね(^^;
無事、下界に下り立ち、
またまた国道沿いを歩いていきます。
ここで一服。
峠越えの前に用意しておいた
2Lの水はすっかりなくなっていました。
秋の気配を感じる農村風景。
稲もかなり刈り取りが進んでいるようです。
黒野田宿と次の阿弥陀海道宿は
笹子駅前後にある宿場町。
この付近から
宿場と宿場の間隔が短くなっていきます。
それにしても
同じ峠手前の宿場町でも
先ほど通ってきた駒飼宿と比べると
こちらは国道が宿場内を通ってるせいか
まったく雰囲気が違います。
秋祭りの季節。
神社には大きなのぼりが。
こういう昔ながらの土地土地の祭りを見れるのも
街道歩きの楽しみの一つでもあります。
白野宿。
ふとバス停を見ると
「しゅく」ではなく「じく」と書いてました。
白野中宿だと
「しろのなかじく」ですね。
この先も「じく」と呼び方の場所があったので
この辺りの方言?なのかもしれませんね。
歩道のない国道区間を抜け
やがて初狩宿へ。
朝は6時台から歩き始め
到着は17時近くになっていました。
実にハードな行程(^^;
江戸日本橋まで残り100キロ!