2013年07月25日

伊勢表街道(初瀬街道)その3・白山町→松阪宿

いよいよ伊勢表街道(初瀬街道)ラストです。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

まずは前回のゴール地点である
津市白山郷土資料館へ向かいました。

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ここは街道資料が実に豊富ですね。

ちなみに資料館の名前にある「白山」は
以前のこの辺りの町の名前が「白山町」でした。
その後、大合併で津市に編入されたのだそうです。

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その旧白山町にあった宿場のひとつが
次の「二本木宿」。最寄駅は大三駅になります。

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古い家が多く残っていました。
中には「しめ縄」をしている家があるのですが
しめ縄の下には大抵「笑門」と書かれてるんですよね。

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伊勢では年中この様に飾っている風習がありますが
これでようやく伊勢に入ったことを実感させられます。

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振り返ると青山高原の風車群。

あれだけハードだった青山峠も
どんどん遠くなって行きます。

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やがて雲出川の堤防上に出ました。
ここは桜の名所「亀ヶ広」です。

春は250本あまりの桜のトンネルなのですが
葉はすっかり落ちてしまっています。

こういう名所の発見も街道歩きの醍醐味で
また春に来てみたいと思わせてくれます。

注:歩いたのは2012年10月13日でした。

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一志駅のあたり。
ルートマップをご覧ください。

思いっきり
ぐるぐるしていますよね(^^;

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これは旧道が線路によって分断されていたので
踏切のある場所まで大きく迂回した結果なのです。

そこにまだ旧道が残ってる以上は行かないと!
と、いうのが”にゃおすけ流街道歩き”デス(^^;

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八太駅付近では七曲がりがありました。

ここは元は宿場だったらしく
敵の侵入などを防ぐため設けられたもののようです。

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半分埋まってしまっている道標。
その文字を見ると「さんぐう道」

現代も使われている〇〇街道という名前は
明治期に便宜上付けられたものが多いのですが
今回の街道も「さんぐう道」や「はせ道」、
「いせ道」「あお越え」色々読み方がありました。

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秋の空が広がります。

嬉野町の旧役場付近は
少し高台になっていました。

道の見晴らしがとてもいい感じ。

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中原神社を過ぎ
最後の難所の川渡り。

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江戸時代は
この川に3本の渡しがあったそうです。
ちなみに川の名前はその名の通り「三渡川」。

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いよいよ伊勢参宮街道との追分。
六軒の道標でゴールを迎えました。

この後はマラソン練習も兼ねて
松阪宿までランで向かっています。


  
posted by にゃおすけ at 20:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢への街道 | 更新情報をチェックする
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