近年は19歳は無料キャンペーンなどで
なんとなくスキー人口が増えてきてる予感がします。
でも、これは冷静に考えてみると
廃止したスキー場の客が流れてきてるだけ?
どちらにせよスキー場に活気が出てきてるのは確かです。
さて、スキーの滑り方のコツですが
私はインストラクターでもないので理論は抜きにして
簡潔で即効性のあることだけを備忘録で書いていこうと思います。
初心者のうちは滑りだしたら怖いとか
転んで怪我をしたらどうしようと考えがちですが
『ブレーキを確実にかけれる技術』」さえ身につけることが出来れば
どんな斜面でも視界不良でも怖くはないものです。

スキー板の断面図
まず最初に板を見てもらいましょう。
板の両端に金属のもの(エッジ)がありますが
金属を雪の斜面に突き刺してブレーキをかける感じです。
ただ、金属を突き刺してブレーキをかけるといっても
無理矢理この操作をしてしまうと転倒の元です。
ブレーキ操作は滑らかに自然に出来るようになればGoodですが
まずは、こういうイメージでブレーキをかけているのだなと
頭に入れておくだけで良いと思います。

ハの字スキー上から見た図。
はじめてスキーをする時、
ハの字で滑り方を教えてもらうことが多いと思いますが
板の両内側の金属(エッジ)を効かしてブレーキをかけます。
ハの字を広げることでより高いブレーキが期待できます。
ハの字(ボーゲン)は
上級者にとっても効果的なブレーキ技術で
狭い場所や斜面が厳しい場所でも使うことがあります。
『ハの字』は初心者だけの滑り方ではない。
なのでしっかりマスターして次のステップに進みましょう。
ハの字のターン(方向転換=ブレーキ)は
曲がりたい方角へ頭を向ける感じでしょうか。
足で曲がるというより頭→腰とスローに動かせば
足はおのずとついてくるものと思います。
文章では上手く伝わりにくいですが
スキー動作は”急”でなく”滑らか”が基本なので
滑らかに動けるよう練習を重ねていきましょう。
あと、ターンはブレーキと同じことです。
ターンすればある程度のスピードは落ちます。
右にターンすれば次は左に順序良くという規則はないです。
たとえばターンしてしばらく横滑りをしてみたりとか
状況に応じて臨機応変にしていきましょう。

斜面に対する板(突き刺さり方)
ハの字を滑れるようになれば
板を揃えて滑る方法へステップアップです。
見よう見まねで上手い人のを真似るのも良いのですが
斜面に対する金属(エッジ)の位置を理解しておくのが肝心です。
図のように
斜面に突き刺さっているのがわかります。
突き刺さってるということはブレーキがかかってるわけです。

上の図は下半身はどうなってるかの図です。
足は”くの字”になっていますよね。
この”くの字”がポイントで
この時の頭は斜面の下側に向くイメージです。
えー、なにそれ怖い。
最初はみんなそう思うのではないでしょうか。
逆に頭を斜面の上側に向いてみるとどうでしょう。
斜面に金属が突き刺さらず立つことさえままならないはずです。
斜面に対してしっかり立つことが出来れば
次にステップアップ。
ゆっくりでいいので板を揃えた状態で
そのまま斜面に沿って横方向へ滑っていきましょう。
斜面にしっかり金属が食い込んでることをイメージしてください。
これを繰り返し練習していきます。
場所はなるべく広いところが良いですね。
ブレーキをかけたくなったらハの字で止まりましょう。

ハの字でのターン
さあ、以上が出来れば次は板を揃えてのターンですが
まずは曲がる時は揃えないで”ハの字”でやっていくと楽でしょう。
他にも力の入れ方や抜き方があるのですが
まずは上の図のようなイメージでOKだと思います。

板揃えパラレル
上の図は板を揃えてのターンのやり方です。
板の金属がどのように動いて行っているのか。
そして足はその際どうしていったら良いのか。
是非、考えながら練習してみてください。
以上、
いろいろ書いてみましたが私は専門家ではないですので
大体こんな感じで滑るんだな程度で受け流してもらえると幸いです。
もっと上達するにはスクールに入ると良いでしょう。
料金は高いですが悪い癖などすぐ見抜いてくれます。
では、エンジョイ。スキーing!
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