今回は塩津から敦賀へ向けて歩いてみました。
木ノ本から塩津へは権現峠経由がおススメ
↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。
塩津の”津”というのは
一般的に港という意味がありますが
ここもその名の通り琵琶湖の舟運の拠点でした。
いわば塩津海道は物流の大動脈。
敦賀で獲れた新鮮な魚などを運んでいました。
今も残る古い町並みを見ていると
往時の賑わいを想像することができます。
塩津は京風の家が多いのも特徴的です。
赤く弁柄で塗られた壁。
そして”犬やらい”などなど。
日本海側から来る人にとっては
いち早く京の雰囲気を味わえたのかもしれません。
塩津海道は国道8号線と平行して進みます。
大型トラックがバンバン通り
歩いているとおっかないところがありました。
それだけ今も重要なルートであるということですね。
塩津海道は途中から2つのルートに分かれます。
現在の8号線を通る新ルートと
深坂越え(以下、深坂古道)を通る旧ルート。
増大する物流量をさばくには
険しい深坂古道では難があったので
新ルートが作られた経緯があります。
ここが塩津側の深坂古道の入り口です。
ちなみに本来の入口は
現在より1kmほど手前にありました。
(藪が生い茂り通行は困難)
本来の入り口からのルートは踏破は厳しい
近年は沿道の町によって
パンフレットが発行されているなど
深坂古道は脚光を浴びつつありますね。
新入り口からの道はしっかり整備されて
両脇にはモミジの若木が生えています。
その先には深坂地蔵さん。
深坂地蔵さんでは
家から持っていった”塩”をお供えし
お地蔵様の”塩”を持って帰るというのがあるそうです。
この他にもいろんな話があるのですが
それだけ古くからここにあるということなのでしょう。
深坂古道のピークはこちら。
人間で歩く分にはごく普通の峠です。
塩津側より敦賀側からの登るほうが大変そうです。
深坂古道は西近江路の疋田宿と合流します。
疋田宿には宿場の真ん中に水路があるのですが
これは琵琶湖と日本海を結ぶ運河を作ろうとした時の名残り。
今通ってきた深坂古道の下に運河を通すというのだから
結構凄い計画だったようで驚きですよね。
西近江路と一緒になり
敦賀方向へ進んでいきます。
ずっと山深い里から歩いてきたので
敦賀の町並みは大都会な感覚がしました。
敦賀名物はヨーロッパ軒が有名ですよね。
ソースカツ丼が一般的によく頼まれると思いますが
おススメはパリ丼。めっちゃジューシーで見事な逸品です。
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