2014年06月04日

伊賀街道その1・津→平松宿

三重県の津より伊賀へ向かいます。

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↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

伊勢街道と伊賀街道が交わる”津”
宿場町であり津城の城下町でもあります。

伊賀街道は古くから伊勢と伊賀を結ぶ道でしたが
江戸時代に藤堂高虎公が治めるようになってからは
津と伊賀上野とを結ぶ街道として再整備されたようです。

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津城は津藩の本城に対して伊賀上野城は支城。
西国大名から守る意味合いが強かったようで
伊賀街道は城と城を結ぶ重要な街道でした。

豊臣家が滅びる前は攻められにくくするため
難所の長野峠をあえて大改修せずそのままだったのは
重要な街道ならではのエピソードです。

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津城の伊賀口御門跡よりスタートします。

昔はこの辺りも堀で巡らされていたそうですが
現在は見てのとおり何もありません。

津市内の街道風情は交通量少な目でとても静か。
古い家もところどころに残っていて気持ちの良い町並みです。

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大きく街道上にかぶさる大木。
これには驚きました。

ヤドリギも大量についていて
樹齢も結構なものなのでしょうね。

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1つ目の宿場町は片田・前田宿。
ここは2つの町で1つの宿場を形成していたようです。

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宿場の外れの田んぼを見ると
いい感じに稲が育ってきています。

少し前までは水田だったと思うのですが
歩いてると季節の移り変わりを感じれていいですね。

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五百野の集落。
ここは伊勢への道の分岐でした。

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川に架かる橋の名前は”茶屋橋”
茶屋が集まっていた間の宿だったのでしょうか。

立派な道標に常夜灯に、
かつての賑わいを感じることができました。

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五百野を過ぎると徐々に勾配が増えていきます。
難所の長野峠の手前にある宿場町が"長野宿”です。

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町の中にある長野宿の案内図。
図には昔の道筋がしっかりと記されています。

家々の区画に目をやってみると
奥行きがある昔ながらの敷地が連なっています。

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住んでる人は変わってしまっていても
どこかに昔のものが残ってたりするんで
古い町はじっくりと探索しがいがあります。

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平木の集落です。
かつては大きな常夜灯がある町でした。

川に目をやると豪快に流れる水の音。
立派な滝が横たわるようにありました。
この滝は絵図にもあり名所でもあったようです。

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そういえば、
伊賀街道には"平”と付く地名が多い気がします。
平木、平松、平田。などなど。

何か意味があるかと思うのですが
なんとも面白いですね。

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峠の入口にあった”犬塚地蔵”さん。

このお地蔵さんのエピソードは
ある日、犬と共に歩いていたところ、
犬が吠えて吠えて動かなくなったそうです。

あまりにも五月蠅く、どうやっても動かなかったので
飼い主は「もう、いい!」とばかりに首をはねてしまいました。

その飛んでいった方角で何やら物音がするので
よく見ると大蛇にかぶりついた犬の頭があったのです。

大蛇は虎視眈々と飼い主を狙っていたようで
犬は死して飼い主を守ったという凄い逸話です。

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長野峠は伊賀と伊勢の国境にあたります。

伊賀越えという言葉をよく耳にしますが
一般的にはこの峠を指すことが多いのだそうです。

家康が本能寺の変のおりに逃げ帰った道も
この峠が有力ですが資料によってまちまちですね。

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非常に風の通りが良い峠です。
まさに天然のクーラー。

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伊賀側へくだっていきます。
こちら側の道は雨水でえぐられ大変なことになっていました。

歩けないことはないのですが
逆方向から来る人にとっては道は少しわかりにくいかも。
木に貼られてる赤いリボンが役立ちました。

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伊賀側の最初の集落が平松宿。
今回のゴールとしバスで伊賀上野に向かいました。

    
posted by にゃおすけ at 19:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢への街道 | 更新情報をチェックする
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