1.古い文献、地図
2.現地調査(現地の古老の話を含む)
3.先人の話(すでに歩かれた人のレポなど)
この3点がポイントと思うところで
これまでも調べ方を紹介してきました。
今回は便利になってきた図書館の利用と
廃道ナイトに行っての感想を書いていきます。
まずは図書館利用について。
基本的に自治体の図書館は閲覧する分には誰でもウエルカムです。
調べたい「街道」が通っている沿道の自治体ならば
町史など地元の資料があるので詳しく調べることが出来ます。
しかし、現地まで行って調べるのは大変ですよね。
その場合は気になる事柄を問い合わせてみるのも一つの手で
大抵は何かしら懇切丁寧な返事が返ってくるものです。
場合によっては該当箇所のコピーを送ってもらえることもあります。
このことは図書館に限らずとも資料館や博物館も当てはまるので
行き詰った時は是非とも活用していきましょう。
普段は大阪市の図書館を利用しているのですが
近年はオンラインで蔵書検索、予約が出来る所が増えてきました。
たとえば、「道路本」を借りようとする時、結構な数が検索で引っかかります。
その中から借りたい本を探して予約の手続きを取っていきます。
すると数日のうちに「用意が出来ました」と連絡がきます。
ここまでくると、まるで宅配レンタルDVDが如くです。
家まで配達してくれるかは図書館によって違いますが
新本以外は図書館で事足りることが多いかもしれません。
ちなみに読みたいの本が近くになかった場合は
他の図書館から取り寄せてくれることがあります。
他館との資料の相互貸借に関する内規
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000256967.html
全国の図書館ネットワークって凄いですよね。
他にもこういうのを調べたいというのを言えば
該当の本を探してくれるサービスなんてのもあります。
これがレファレンスサービスというものです。
レファレンス協同データベース
http://crd.ndl.go.jp/reference/
このページのように図書館で尋ねたことが
記録としてデーターべ―スに積み重なっていくので
眺めてると同じ疑問で尋ねてる人がいて面白いものです。
さて、廃道ナイトが大阪であったので見てきました。
ナイトというのは集会みたいなものです。
今回初めて参加しましたが内容が実に濃い!
メインの方はヨッキれん氏。有名な「山さ行がねば」の人です。
http://yamaiga.com/
現地での実地レポをプレゼンしていく流れですが、
下調べ→現地調査→帰ってからも調べるという形なので
内容がしっかりしていて奥深い。だからこそ面白い。
廃道と街道歩きは似ている部分が多いので
終了時には随分とスキルアップしてる自分がいました。
昼と夜と合わせて約6時間。
企業のプレゼンのような堅苦しさは全然なくって
手作り感満載のプレゼンだったので楽しく最後まで見れました。
またこういう機会があれば見に行こうと思います。
途中でWindowsアップデートが始まるハプニングも
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