2020年10月02日

今まで乗った夜行列車を利用した旅

前にTwitterでそういうハッシュタグがあったので
過去に乗った列車を思い出してみました。

かつては数多くの夜行列車が走っていたわけですが
夜行バスの台頭、航空機の大衆化、車交通の利便性向上などで
現在はごく限られた列車のみの運行になっています。

夜行列車は気軽に安く旅ができることが利点でした。
夜に出発して朝には目的地に着くという便利さがあるほか、
周遊券など割引切符をうまく使えば宿代わりに使うことが可能で、
何日間も格安の旅を楽しむことができました。

これを夜行バスで同じことをやろうとすると
途中下車不可だったり、車内では自由に移動出来なかったり、
自由席がなく全席指定で事前に予約が必要な点からも
なかなか同じような旅をすることは難しいでしょう。


夜行列車「ながさき」の様子。旅情が半端ない。 Youtubeより

しかしながら夜行バスは数多くの行き先があるのが利点です。
夜行列車だと終点に着いても乗り継ぎが必要なことが多いですが、
バスは都心部へ直行してくれたり、登山口まで送ってくれたり、
利便的な意味では夜行列車より優れた点が多いのは確かです。
夜行バスが支持されている理由はこの便利さからで、
もちろん価格的に安いというのもあると思います。

対して、夜行列車は寝台料金がことのほか高いものでした。
もう少し安ければ今でも需要があったのではと素人ながら思いますが
車両の老朽化や人件費の面で安く出来ない理由があったのでしょう。

さて、今まで乗った夜行列車を順にあげていきます。
寝台と注意書きがない場合は座席車利用です。

急行 利尻
特急 オホーツク
特急 おおぞら
快速 ミッドナイト
急行 はまなす
急行 津軽
急行 八甲田
急行 きたぐに(寝台・座席共)
快速 ムーンライト
普通 新宿−上諏訪
普通 東京−大垣
急行 ちくま
特急 日本海(寝台)
普通 新大阪−新宮
急行 だいせん
とさ号(JR四国バス)夜行列車代替バス
いよ号(JR四国バス)夜行列車代替バス
特急 あかつき
特急 なは
特急 ドリームにちりん
急行 にちなん
特急 ドリームつばめ
急行 かいもん
快速 ムーンライト九州


懐かしい名前が続きますが
「ムーンライトながら」は乗った記憶がありません。
これらの中で北海道内完結の列車や九州内完結の列車と、
東北や北陸の列車はワイド周遊券で宿の代わりに重宝しました。
このお話はまた後ほど書いてみようと思います。

悲惨だった列車といえば、
熊本から大阪(京都)への臨時ムーンライト九州です。
18切符シーズンにも関わらず自由席は1両のみ。
15時から熊本駅で並ばないと座れないという列車でした。

私はなんとか座ることが出来たのですが
車内は阿鼻叫喚でご老人も通路に立つ始末。
大垣夜行の東京駅でのグリーン車争奪戦も悲惨なものでしたが
夜のやすらぎを求め皆早くから努力していた光景を見るに
当時はまだまだ昭和が残っていたんだなと思います。


個人で夜行列車を復活させたスーツ君の動画。大したものです。Youtubeより。




  

     
posted by にゃおすけ at 11:23 | Comment(2) | 懐かしい記憶 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
夜行列車かなり乗ってはったんですね。利尻・オホーツクは言うに及ばず、八甲田・津軽なんて関西人からすると”一度は乗っておきたい”レベルでしたね。
北海道ワイド周遊券があれば乗りっぱなしで数週間遊べた時代でした。
一方現代の夜行バスは、安いのは有難いですがアジが感じられませんね。
Posted by キョウダイ at 2020年10月08日 11:41
キョウダイさんコメントありがとうございます。

あの当時のワイド周遊券は神でしたね。
また同じような切符を出してくれたとしても
夜行列車がない以上は同じ価値とは言えないでしょうね。

夜行バスにアジを感じない・・・同感です。
まさに移動だけ。旅情がないのは寂しいところです。
Posted by にゃおすけ at 2020年10月08日 13:15
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