入口に「スタンプラリー開催中」の文字ありました。
指定の何か所か巡ってスタンプ集めると景品があるよ!
スタンプラリーはそういう趣旨のものが多いもので、
鉄道会社では夏休みなどによく開催されていますね。
今回のは河内地区の4つの資料館をめぐるものでした。
有料施設は2か所、無料施設は2か所の歴史関係の施設。
距離もそれほど離れてないということで楽な部類です。
鴻池新田会所は広々としているので快適に見学できる
スタンプラリーを実際にやる層はどんな人でしょう?
これは主催者の力の入れようによって随分違うものですが、
おそらく現地で初めて開催を知ることが多いのではと思います。
前述の鉄道会社系だと駅ポスターで告知されているので、
事前に知れて計画を立ててから挑むことが可能でしょう。
今回のようなものとなると大きな告知は余りないもので、
当日に初めて知ってから回る順番を立てる必要があります。
そう考えると4か所というのは回りやすさから妥当で
もし、これが10か所以上だとやる前からお腹一杯です。
「旅は何か目的があるとさらに楽しめる」
その助けの一つがスタンプラリーなんだと思います。
さて、今回のスタンプラリーの内容は
個人的には興味があるもので非常に楽しめました。
淀川資料館では淀川の開削、治水について勉強できましたし、
鍵屋資料館は旧東海道の枚方宿における重要な場所でありました。
門真歴史資料館は門真周辺の歴史と輸送を学べましたし、
鴻池新田会所では旧大和川流域の新田について学べました。
でも、何かが物足りない・・・。
子連れで行きましたが早く帰ろうと言われる始末で・・・。
スタンプラリーはイベントですから、
コア層以外のライト層へのアピールの場でもあるはずです。
趣旨については主催者によっては考えが違うものですが、
「これはコア層向けだ」と言われればそれまでの話です。
当日は子供向けに○○を作ろう的なイベントがありました
折角のイベントだからライト層もこの機会に楽しんでもらいたい、
またリピートして来てもらえたらいいなという趣旨ならば、
展示内容に一工夫あったほうが良いのではと思ったりします。
例えば、子供向けに遊び場や縁日などの特設があれば、
親子連れで楽しめる良いキッカケなったりしますし、
訪れることで歴史に興味を持ってもらえるかもしれません。
ただ、これをするにはスタッフはいろいろ大変でしょうね。
コア層の中には静かに楽しみたい人も中にはいますが、
いずれにせよ折角の機会が「つまらない」とならないよう、
コア層にもライト層にも楽しめる仕掛けがあると最高ですね。
これは資料館に限らず観光スポットにも言えることだと思います。
ちなみに、スタンプラリーの景品は、
枚方のゆるキャラ?の缶バッチと塗り絵と歴史の冊子でした。
これには子供も大喜びだったので結果的には良イベントだったかな?
特に塗り絵はコスト的にかからないですし最強ですねー。
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