小じんまりしてるところが良かったんですが、
ここ数年、客足が減っていたそうで寂しい限りです。
ここの特長といえばマンボウの大量飼育でしょう。
皆かなりの大きさの個体なので見応えが抜群です。
子供の時は「体の半分ないやん!」と
若干恐怖を感じながら見ていた記憶があります。
水槽内にはビニールが張ってあるのがわかります。
これはマンボウの体は繊細なので、
ガラスに激突しないようにする工夫だそうです。
少し見ずらいですが仕方ないところでしょうね。
さて、施設面を見ていきましょう。
まず全体的に昭和臭が漂っています(誉め言葉
まず特長的な入り口の建物。
大きな三角屋根のような風貌をしていますが、
近年の水族館にないような手作り感があると思います。
そして展示の魅せ方も昭和によくあった手法で、
大きな油絵で描いたような古代の想像図があったりと
どこか懐かしい感じのある雰囲気です。
全てを回るには2時間ほどあれば十分でしょうか。
イルカショーといった大規模イベントはないものの、
海女さんによる餌付けショーが定時にあったりします。
これはさすがに他の施設では見かけないものですよね。
志摩マリンランドは昭和40年代に開館しています。
近鉄が賢島へ直通する折の目玉の一つだったそうです。
私は中高生の時によく出かけていました。
というのも無料の優待券を手に入る機会がありまして、
近鉄を乗り鉄するという目的とともに楽しみでした。
最寄りの賢島駅に着けば徒歩3分の看板が目に入ります。
でも、実際はもっとかかります。5分以上は確実でしょう。
ただ、駅から近いことで利用しやすかったのは確かで、
中高生の時は旅行の仕方がよくわからなかったこともあり、
折り返しの合間に寄れる良いキッカケにはなったものでした。
今回、ウン十年ぶりに前々から行く計画を立てていたわけですが、
突然の休止発表はTwitterのトレンドも1位で大変驚きました。
「名残り惜しむ人が詰めかけて混みそう!」
と、嫌な予感がよぎったのですが、
実際のところ発表直後だったせいか普通の混みようで、
車のナンバーを見るに地元の人が多かった印象でした。
遠方の人は旅の計画を考えてから来る人が多いと思うので
おそらく来週ぐらいから増え始めるのかもしれませんね。
新幹線100系アーバン色
それはそうと、行き帰りは特急しまかぜを利用できました。
さすがは人気列車というだけはある車内設備でした。
食事ができるカフェは海側に座席が向いているので
海が見える池の浦-賢島での利用がいいでしょうね。
この区間は始発終着の頃合いなので空いてますし。
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