本来は山歩き用途のようですが散歩にも使えるもので
事前にルートを作成していればナビもしてくれます。
こういうナビ系のアプリはいくつかありますが、
ヤマレコアプリの良い点をあげてみます。
・AppleWatchに対応している
・地理院地図でルートを作成できる
・作成したルートには高低差が表示されている
・コースから外れたら警告してくれる
・写真撮影やメモ機能が優秀
これら5つがポイントでしょう。
まず一番はAppleWatchに対応している点です。
予定していたルートを歩いていく場合、
分岐点を確認するにはスマホを見ることがあると思います。
平坦な広い道の場合では難なく確認することが出来ますが、
これが藪漕ぎの最中だとか狭い登山道では大変危険です。
その点、スマホと同じような表示が
AppleWatch上で確認できるというのは安心そのもので、
狭い画面とはいえ両手フリーは有難いものです。
もし、万が一予定していたルートから外れた場合は、
アラームや画面表示で教えてくれるのも安心な点でしょう。
今回この逸脱アラームは特に優秀だなと感じました。
例えば、神社で参拝のために少し寄り道した程度では、
なぜかアラームが作動することがなかったのですが、
スピードを出して普通に歩いている時にコースを外れると、
きちんとアラームが作動して教えてくれました。
どういうアルゴリズムなのかはわかりませんが、
本当に教えて欲しい場面で鳴るのは嬉しいことですよね。
一方、使いづらい点をあげるとすれば、
AppleWatchのワークアウト機能と併用する場合において
省電力機能から画面を再び表示させて地図を見たい場面では
ワークアウト機能が優先的に表示されてしまうことから
地図を見るには該当ボタンを押す手間が必要な点でしょうか。
でも、これは私が使ってるAppleWatchの問題かもしれません。
安いからとバージョン3にしたのが大いに悔やまれるところで、
バリバリ使っていくなら上位機種をオススメします。
ヤマレコアプリ自体の優秀さをあげるとするならば
ヤマレコサイトとの連携がスムーズという点でしょう。
これは同じ名前なんだし当然といえば当然なのですが、
今までは記録を登録する際はデジカメ画像の取り込みなど
スマホ一つで作業するにはなかなか大変なものでした。
写真を撮りたい、メモしたい場面があったとします。
画面上のカメラマークを押せばカメラが即座に起動して、
写真を取ると画面が切り替わりメモすることが出来ます。
そして歩き終了後にそれらをサイトにアップが可能。
写真やメモした場所はルート上にマーキングされるので
どこで撮影したかの情報の確認も一目瞭然です。
私はこれまで写真は別途デジカメで撮影していました。
理由はスマホよりも画質が良く画角に自由が効くからでしたが、
それを差し置いてでもヤマレコアプリ一本で完結したほうが、
いろんな面で効率がいいのかなと思うようになりました。
これは撮った写真をどのように使うかで違ってきますが、
大抵の使い方においてはスマホで十分ではないでしょうか。
さいごに、気を付けたほうがいい点が一つ。
ヤマレコアプリに限りずともアプリが落ちることがある点です。
今回3時間程度歩いた例においては
・ヤマレコ
・スーパー地形(古地図表示&ログ録りバックアップ用)
・Fieldaccess(ログ録りバックアップ用)
この4アプリを切り替えつつ使用していましたが、
アプリは落ちることはなく正常に動作していました。
ちなみにiPhoneはXを使用しています。
アプリが落ちる理由としてメモリ不足がありますが、
おそらく重いアプリを立ち上げなければ問題ないことが多いので、
登山中は登山に集中!がいいのかもしれませんね。
もし重いアプリを立ち上げる必要があった場合は、
使用後はアプリが落ちてないか確認する必要はありそうです。
途中でログが切れていたとしたら繋げるのに大変ですし。
今回は以上です。
それにしても便利になりました。
欲をいえば古い地図類も見れたら最高なんですけどねぇ。
とりあえずFieldAccessはこれでお役御免になりそうです。
ヤマレコでのルート作成やアプリへ取り込み方法については
別で記事にしていますのでそちらをご参照ください。
『街道歩きのススメ』2020年版ルート作成術。
https://borabora.seesaa.net/article/476565956.html
今回の検証での歩いた記録はこちら
厄除け参りの水間街道・貝塚→水間寺
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2923896.html